明かされる真実
休憩を挟みながら2時間くらいプレーした。ウォーパーク2もなかなか面白い。
俺と佐久間先輩は交代して宍戸と森を鍛える。すると、オズ部長が部室に入ってきた。
『スカイ、2人の強化は進んでる?』
『バッチリだよ! 事情聴取はどうだったの?』
『…………スカイの同級生に殿岡ヨウヘイって居るよね』
『ヨウヘイがどうかした?』
『手動運転で遊んでたら私を跳ねたみたい。警察に自首してきたわ』
『何かの冗談だよね?』
『ドライブレコーダーの記録を意図的に削除してたらしいわ。良心の呵責ってヤツね』
『…………ヨウヘイを殺してくる』俺は部室を出ようとする。
『待って! 危険運転致傷は80年の減命よ。いくら金持ちでも長くはない。スカイまで手を汚しちゃダメ』オズ部長は俺の手首を掴む。
『クッ!』ヨウヘイの奴、何やってんだよ!?
俺はウェアラブル端末でヨウヘイに電話を掛ける。…………出ない! メルとツヨシに続いてヨウヘイもか!? 大震災で生き延びた親友が次々と足を引っ張る。ミノルは何もしないといいけど。
『今日は帰るよ。オズ部長、後はよろしく』
『頭冷やしてね。被害に遭ってるのは私なんだから』
『分かってるよ、じゃあね』
俺は自宅に着くと、ミノルが居た。何か胸騒ぎがする。
『スカイ君…………』
『ミノル、なんだ?』
『友達だから言うけど……あの日、スカイ君は死ななきゃいけなかったの』
『あの日って大震災の日か?』
『これは親の話を盗み聞きしたんだけど、運動公園に集められた人達は生きてちゃダメなんだって』
『だからって、弱味につけ込んだり、邪魔したり、殺人未遂までしていい事にはならない』
『そうだよね、いくら人口を制御したいからって……世の中おかしいよね』




