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知られてしまった秘密

「スカイ君、本当は15歳じゃないでしょ? ダメじゃない、チートを使っちゃ」

 俺は必死に誤魔化す『俺は15歳だよ。言いがかりはやめてくれない?』

 どこから漏れた……!? クラッキングか!?

「次の試合でわざと負けてくれないかな? 秘密にしておくから。君にはまだチャンスがあるでしょ? 私達は17歳なの。解るよね?」

『今年が最後だから負けろって? そこまでして勝ちたい? 雑魚だな、アハハ。答えはNOだ!』

「知らないわよ!?」

 謎の女アバターは姿を消した。……しまった! ハンドルネームを控えておけば良かった。しかし、なんだあの野郎……。

「スカイ、また誰かと話してたの? チームミルク戦が始まるわよ」

 パッと画面が切り替わる。また同じステージだ。わざと負けろだ〜? ふざけた事を抜かしやがって! 後悔させてやる!

「3、2、1、スタート!」

 すかさずカミユ先輩が動く。西に移動して麻酔銃で狙撃する。

「2体をスタンさせた。左右から追い込んで」

 俺は左から、オズ部長は真ん中を通って敵陣に突っ込む。俺は角で出会い頭に撃ち合う。……スナイパーライフルで脚を撃たれた、痛い……。しかし、敵をヘッドショットだ。戦績が3対0になった。オズ部長がスタンした2体を殺ったか。【3分後にダイ】と画面に出てカウントダウンが始まる。

 すぐに3対1になった。殺られたのはカミユ先輩。敵3体はリスタート待ちのはず、狙撃戦で胴体に被弾したか。

 このまま行くと、俺もダイになる。あれ……? ゾーンに入ってない! 集中力が切れてきた。余計な事を言われたせいか。

 俺は思い切って西に移動する。敵が復活する角から1つブロック塀を挟んだ所で待ち構える。……待てよ? 近くだと手榴弾の餌食になる? オズ部長は下がる。俺は手榴弾を2つ投げて下がる。

 カランカラン……。俺の足下に敵が投げた手榴弾が転がる。ドーン! 殺られた……。しかし、戦績は5対2だ。俺の手榴弾が効いた。

 オズ部長は突撃を続けるのかと思ったけど、待ち伏せしてる。敵は狙撃戦に持ち込みたいはず。しかし、こっちが得点数が勝ってる以上、向こうは突撃するしかない。

 残り15秒……。敵は手榴弾を投げながら突撃してくる。俺は瞬時に爆風を避けながら、ヘッドショットする。

「タイムオーバー」

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