犬デバイス
俺は自宅に帰り、いつものシャワーを浴びてる時に手が震える。GL依存症かな? そういや、犬はどうなったんだろう? まあ、いいか。
俺は自分の部屋に行くと、ゆうこの様子がおかしい。『ゆうこ?』
『お帰りなさいませ、スカイ様』
『ちょっと待て! その頭……』
ゆうこの頭が犬っぽくなっていた。四つん這いに近寄ってくる。『どうでしょう? このデバイス』
『取り敢えず、四足歩行はやめろ! 気持ち悪い。メールで言ってた犬ってこれの事か!?』犬耳は可愛いが顔はシェパードみたいで怖い。
『お気に召しませんか?』
『召さない召さない、耳だけ残して元に戻せ。あと尻尾は着けろ』ゆうこは首を傾げてる。
『分かりました。カケ造様のご指示でしたが、またドックに入ります。今日はもうGLに繋いではいけませんよ?』俺はドキッとした。自主トレする気満々だった。
『GLには繋がない。早くドックへ行け。今日は帰って来なくて良いぞ』
『了解しました。お母様はもうすぐ帰ってきます。それではまた明日』ゆうこはドックへ行った。
俺はGLにログインして、ウォーパークにインする。さて、出来るだけレベルの高いテーブルに……。「スカイ!? 何やってるの! あれほどログインしちゃダメだって言ったでしょ?」オズ部長だ。
『ヤベッ、見つかった。オズ部長、これは違うんだ。今ログアウトするところだよ』どう誤魔化そう?
「やっぱりベンチに下がってもらおうかしら」
『だから、今帰るところだって』
「インしたばかりじゃない! あなたの為を思って言ってるのよ? ちゃんとした努力をすれば必ず開花する。帰りなさい」
『は〜い』マジでやめておこう。
俺はログアウトする。3日間もウォーパークができないなんて! 早くジュニアオリンピックに出たい。
待てよ? GLじゃないVRサバゲーでトレーニング…………ダメだ。仕様が違いすぎる。仕方ない、言われた通りに脳を休めよう。
明日からゴールデンウィークだ。




