表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/161

オズと愉快な仲間達ファイアー


 俺は部室に戻る。

『スカイ、遅いわよ』

『ちょっとメールが入っちゃって』

 俺は佐久間先輩にコーラを渡し、カミユ先輩に緑茶を渡す。そして、オズ部長にコンポタとお釣りの200円を渡す。

『ゴチになりま〜す』佐久間先輩がコーラのキャップを開け、ごくごく飲む。

『ありがたく飲みなさいよ?』

 俺とカミユ先輩もタブを開けて飲む。オズ部長はコンポタの缶を振ってる。ミックスジュースが甘酸っぱい。

 オズ部長はコンポタを一口飲み、『スカイ、今から最終調整をするわよ』

『ハイリミットのテーブルで戦う?』

『違うわ。基礎の確認よ』

『今更〜?』オズ部長は何を言い出してるんだ?

『応用力を鍛え直すのよ。基礎は基礎、ちゃんと基礎を学べば、さらに強くなるわ』

『分かった〜』そういえば、チュートリアルはやったけど、麻酔銃の説明とかなかったな。基礎を学べば、さらに強くなる……面白そうだ。

 俺達4人はウォーパークにログインする。

「皆、集まって。私がテーブルを作っておいたわ。ロックを外すには【L、R、B、A】と入力して」個人用ボイスチャットが来た。

『りょ〜か〜い』

 俺は言われた通りのアルファベットを入力する。パッと一軒家のステージに移る。ロックされたテーブルに着けるユーザーはロックを解除できる人のみ。俺達4人だけのテーブル。

「スカイ、時間は30分間。基礎的なテクニックを教えるわ」

『分かった』

 ウォーパークは前後左右斜めに移動しながら射撃すると命中率が落ちる。銃口を敵アバターの頭部やや上に向けて撃つと当たりやすい。平らな場所では銃口を正面水平にリセットするやり方やスタート前の銃の選び方などを学ぶ。

 最後の5分は模擬戦をする。俺と佐久間先輩、オズ部長とカミユ先輩に別れて。

 俺はカミユ先輩の狙撃をかわしながら、突撃してきたオズ部長のアバターをヘッドショットした。俺は腹に被弾する。相撃ちだが反応速度では俺のが速い。

 結果は4対5で負け。俺個人の戦績は3キル1ダイ。佐久間先輩は4回もキルされた。

「皆、撤収よ」

 俺達はログアウトする。

『ふう……疲れた』カミユ先輩は飲みかけのお茶を飲む。俺もつられてミックスジュースを飲む。

『明日から3日間はウォーパークにログイン出来ないけど、GLにも入っちゃダメだからね。特にスカイ』

『分かってる。脳を休めないとね』

『佐久間とカミユ君は今夜0時まで自主トレ。ちゃんと休憩を挟んで』

『分かりました』

『じゃあ、4日後から休み返上でジュニアオリンピックで優勝よ!』オズ部長は片手の甲を出す。

『エイエイオーとかやるの? アハハ』

『そうよ』他の2人も手の甲を重ねる。

 俺も手の甲を重ねる。『オズと愉快な仲間達、ファイアー!』

『ファイアー!』…………なにこれ、アハハ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ