新兵器
――パトカーや救急車が来て、老人は運ばれた。男は逮捕される。俺は目撃者として交通課のお巡りに適当に事情を話しといた。こんなことをに構ってる暇はない、急がねば。
俺はGTRに乗り、警察署に行く。警察署の駐車場にはロータス・エキシージが停まっていた。ジャックのだ。GTRを隣にこっそり停める。
ジャックは警察署の入り口で待っていた。
『ジャック、待たせたな』
『遅いぞ、スカイ。事故でも起こしたのか?』
『事故に巻き込まれたような、違うような、アハハ』
『大丈夫か? ……ケガはしてないようだな』
『早く備品室に行こう』
俺達は警察署の地下に行く。備品室にはゴンゾウがソファーで横になっていた。
『よう、ゴンゾウのオッサン』
『スカイか。遅かったな』
『ちょっとしたトラブルに巻き込まれちゃってね』
『交渉権は使ったか?』
『あっ、忘れてた』
『次に取っておけ。それとスカイに聞きたいことがあるんだけど』
『なんだ?』
『合田ツヨシの会社、イーブンパディーはGLと深い繋がりはあるか?』
『さあ、聞いたこともない。それがどうしたんだ?』
『合田ツヨシがイーブンパディーの関係者に命を狙われてる件なんだが、どうも妙なんだよな〜』
『ツヨシは殺されてもいいから虫を追おうよ』
『冷たいな〜』
『俺をライバル視する奴は多くてね。ツヨシは好敵手ですらない雑魚だよ。イーブンパディーだってGLと取引してるんじゃないの?』
『白木さん、強盗事件の事は一旦、置いておきましょう。今は虫です』
『俺が虫の倒し方を教える。オッサンはウォーパークⅩのどこに居る?』
『船着き場だよ』
『迎えに行く』
俺とゴンゾウのオッサンはウォーパークⅩにログインする。ジャックはセンターモニターで観察している。
俺は一軒家からスタートだ。アームテンタクラーのブースターで飛ぼうとした時に「スカイ、さっきは助けてくれて、ありがとな」
『サトルか、戦闘中に指輪とは何を考えてるんだ? アハハ』
「僕なりに工夫してみたサプライズなんだが、まずかったかな?」
『総合力が下がるぞ。カニパンを守れよ。俺は今からスナイパーを育てる。じゃっ』
「待った! どうやったら、スーパーモードに入れる?」
『テンション、つまり士気の高まりだ。それでゾーンに入ってしまえば出来るよ。サトルのセンスなら大丈夫だ。頭痛に気を付けろよ』
「そうか、分かった、やってみるよ。ターボランチャーの派生でターボライフルも配信された。1丁持っていくといい。弾はターボガンと共通だ」




