表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
109/161

しばらく休みなさい


――どこだ、ここは……? 俺はGL筐体に座っていた。自分のアパートだ。激しい頭痛で意識を失っていたか。ウェアラブル端末で時計を確認すると16時だった。それにしても、スーパーモードって何だ!? 脳にかなりの負担をかける。初期のウォーパークを思い出すな。

 腹が減った、猪肉ステーキでも食うか。

『ゆうこっ…………』ダメだ、ゆうこは壊してしまった。

 俺は冷蔵庫から猪肉を1枚取り出してフライパンで焼く。火が通るまでの間、冷蔵庫の中に脳に良さそうな物があるか漁る。近山農園のキャベツ、レタス、サツマイモ。よし、サツマイモをレンジで温めよう。近山農園のサツマイモは糖度が高いから脳には良いな。

 レンジでサツマイモを温めていると肉が焼けた。味付けは塩コショウのみ。

 俺は食パンもテーブルに並べ、適当に食べる。ミノルは元気かな?

 何気なくウェアラブル端末を見るとメールが数件入っていた。ジャックにゴンゾウにメルにオズに……佐久間先輩!?

 オズのメールは【スーパーモードを発動させたの? ターボランチャーが配信開始したから、しばらくは大丈夫よ。少し休みなさい】と書かれていた。

 次にジャックと通話を試みる。すぐに出た。「スカイ、無事か?」

『痛い思いして大変だったんだぞ。いざって時にジャックは電話に出てくれないし』

「悪い悪い。謹慎してたんだ。だから、警察専用ウェアラブル端末が使えなかった」

『なんかやらかした?』

「圏外の衛星映像を見てたら、いきなり署長命令で休暇にされた」

『ゴンゾウのオッサンも?』

「ああ。圏外に何があるっていうんだろう」

『空中都市、ソラリスかもな』

「ソラリスだと!?」

『知ってるのか?』

「ソラリス計画は破棄されたと聞いたことがある」

『どうやら、ソラリスは実在する。虫の被害から逃れることができるようだ』

「虫といえば、ウォーパークⅩから始まったようだな」

『そうだ。今さっきスーパーモードってのを発動して気を失ってた』

「私と白木さんもウォーパークⅩで戦ってるよ」

『戦績は?』

「私は5キル0ダイ。白木さんは20キル以上6ダイだよ」ゴンゾウのオッサンは射撃の名手と聞いたが負けすぎだ。

『2人は衛生兵に徹してくれ。それと、デイビットを見捨ててしまった』

「聞いたよ。人類の危機だ、デイビットは自分の力不足を理解する時がいつか来るだろう。白木さんには狙撃手をやらせたいんだが、スナイパーライフルでは虫を一撃で倒せない。何か良い物はないかな? ターボガンってヤツは命中精度が悪い」

『ターボランチャーって武器があるけど。精度は分からんが、威力はかなりのものだ』

「そうか。今から警察署に来てくれないか? 私達を直接指導してくれ」

『分かった、すぐに行くよ。備品室だな?』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ