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目覚めたら、魔王に転職!? ~底辺スタートから世界統一はじめました~  作者: ふじなみ


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35/40

第35話 ―― ギルドの陰謀と、迫る影

体調崩したんで、ペース落として投稿します~。


魔王城の修復は順調に進んでいた。

外壁の仮補強は完了し、

内部の通路も少しずつ安全が確保され始めている。


セレナが送ってくれた魔物メンバーたちも、

それぞれの得意分野で力を発揮していた。


ルシフェリアは玉座の間に立ち、

仲間たちと次の計画を話し合っていた。


「次は、王の寝室の天井を本格的に補強しよう。

 ガルムさん、石材の運び込みをお願いできますか?」


ガルム(岩肌のゴーレム職人)は低く笑い、

「任せろ。この城、俺の手でまた立派にしてみせる」


シルヴィア(狼頭の戦士)は周囲を見回し、

「周辺の魔物は、俺が抑えておく。

 安心して作業しろ」


ルシフェリアはみんなに微笑み、

「ありがとう。みんながいてくれて、本当に心強いよ」


その時、セレナが魔法陣から現れた。

セレナの表情はいつもより硬かった。

「フェリ……悪い知らせよ。

 ギルドマスターのエルドリックが、

 昨日、商会に直接来てたわ。

 『フェリに会いたい』って。……不在だったから、

 そのまま帰ったけど、今日は、屋敷に向かう可能性が高い」


ルシフェリアは息を飲んだ。

「エルドリックさん……ついに、直接……」


セレナは静かに、

「ギルドの陰謀……というほど大袈裟じゃないかもしれないけど、

 エルドリックは、あなたを『危険視』してるわ。

 交易路の成功、剣の亡霊の行方不明、魔王城の修復……

 全部、ギルドの監視下に置こうとしてる。

 『調和』を掲げるなら、協力してもいいって言ってたけど、

 裏では、『支配の意志があるなら止める』って考えてる」ル


シフェリアは拳を握り、

「……会おう。直接、私の道を、ちゃんと伝えたい」


セレナは少し心配そうに、

「一人で行くのは危険よ。少なくとも、

 レオンかミリアスを連れて行きなさい」


ルシフェリアは頷き、

「わかった。レオンさんにお願いするわ」


その頃、ルミナス王国ギルド本館。

エルドリックは部下たちに指示を出していた。

「フェリに直接会う。商会にいないなら、屋敷に行く。

 ……目的は、『調和』の真意を確認することだ。

 もし、支配の意志があるなら、

 ギルドとして対処する」


部下の一人が不安げに、

「マスター……剣の亡霊は、まだ戻ってきません。

 帝国側は、特務隊を再編成して、奪還に向かっているそうです」


エルドリックは目を細め、

「剣の亡霊が、フェリの側にいる可能性が高い。

 帝国は、あいつを失うわけにはいかない。

 ……俺も、フェリを、失うわけにはいかない」


エルドリックはコートを羽織り、

屋敷に向かって歩き出した。


ルシフェリアはレオンを連れて、

屋敷の門で待っていた。

「レオン……ありがとう。一緒にいてくれて」


レオンは静かに、

「俺の剣は、お前の道を守る。 ……行こう」


門の向こうから、

エルドリックの姿が見えた。

エルドリックはルシフェリアを見て、静かに言った。

「フェリ……ようやく会えた。話がある」


ルシフェリアは深呼吸して、

「エルドリックさん……

 私も、話したいことがあります」


二人は、静かに向き合った。


――ギルドマスターが動き出し、

 ルシフェリアは、自分の道を証明する時を迎えていた。

 底辺魔王の成り上がりは、仲間たちと共に、

 大きな試練に立ち向かおうとしていた。


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