表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
インフォメーションウォーフェア  作者: Dr.Kei
PEACE結成編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

5/6

最悪な関係

「大阪? もうですか?」

加江田は驚いた声を上げた。

「そうだ。君たち、一旦部長室に来てくれ。作戦を伝える」

岩山はそう言うと、三人を部長室へ連れて行き、ソファに座らせた。

ほどなくして秘書の小川静香が現れ、カップに紅茶を注いだ。

「まず明日、君たちは大阪南港にある大阪国際フェリーターミナルへ向かう。闇商人を装って、密輸船「暗黒丸」に入船してもらう。これが暗黒丸のマップだ」

岩山はそう言って、三人にマップを見せた。

「入船後は船内の物置部屋へ行き、証拠品を押収してほしい。途中で誰かが入ってきたら、公安警察だと名乗っても構わない」

すると、上山が驚いたように言った。

「いいんですか? 言っちゃっても?」

「ああ。どうせ逮捕する相手だ。秘密にしておく意味もないだろう。もし相手が襲いかかってきたら、殺さない程度に応戦してくれ。この船は横浜港へ向かう予定だが、到着時には大勢の警備隊が待機している。港に着いた瞬間、船員は全員逮捕、それがこの作戦だ。詳細は後で改めて確認する。

では、明日の夜8時に東京駅集合だ。いいな?」

岩山が三人に確認した。

「はい!」

三人は勢いよく答えた。

それを見て、岩山は満足そうにうなずき、部長室を後にした。

しかし、高木の胸中には不安が渦巻いていた。

ー大丈夫なのかな…初めてなのに、こんなハードな任務で…ー

そう思いながら、彼はオフィスへ戻った。

すると、加江田がたばこを吸い始めた。

「ふー…」

いかにも自分が偉い人間だと言わんばかりに、煙を吐き出した。

それを見た宇佐美は、すぐに注意した。

「加江田さん、ここは禁煙ですよ。今すぐ火を消してください」

しかし…

「いいだろ、別に…ちょっとくらい…」

そう言って、加江田は注意を聞かずにたばこを吸い続けた。

すると宇佐美は鬼のような形相になり、声を荒げた。

「それ、警察官が言う言葉じゃないですよ! 今すぐ火を消してください!!」

こうして二人の関係は、出会った瞬間から最悪のものになってしまったのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ