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PEACE ー警視庁公安部テロ対策本部ー  作者: Dr.Kei
トラック追跡編

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21/33

File No.21 パーティ

「そうか、どうやった?」

「二ノ葉がリーダーだと言いました。今後は二ノ葉を捜査し、捕まえる予定だそうです」

ハリーは意地悪そうに言った。

「ハハハハハ、公安もバカなことをやるもんだ」

ハリーは、バカにしたように言った。

「そうですね。あいつらはまんまと罠にハマってしまって、ハハハ。ほーんと、大バカ者ですねー」

クロムウェルはあざ笑うように言った。

「じゃあ、引き続き頑張れ」

「はい、自由と共にあらんことを」

ハリーはそう言って電話を切り、ホテルに戻った。

しばらくして、三人はホテルに到着した。

「よく頑張ったな! 加江田、宇佐美、高杉!!」

岩山は大喜びで言った。

「いやー、ありがとうございます」

加江田も嬉しそうに答えた。

「じゃあ今夜は鉄板焼だ!たくさん飲んで食べよう!!」

岩山は上機嫌で言った。

こうして、司令部の岩山と厳花、捜査活動班の三人は、ホテル内のレストラン「夜桜」で食事をし、酒を飲みながら楽しい時間を過ごした。

しかし、回藤は笑顔を浮かべてはいたものの、目は笑っていなかった。

しかし、彼は、心の底から楽しめてはいなかった。

「二軒目のバーに行くか」

岩山は酔った口調で言った。

「いえ、僕はいいです。もう部屋に戻ります」

回藤はそう答えた。

「ああ、そうか。別にいいぞ。じゃあお疲れ様」

岩山は少し残念そうに言った。

「じゃあ、僕も」

高杉もそう言って、部屋に戻った。

「お疲れ様」

それからバーでは、岩山が自分の武勇伝を語り始めた。

「俺はなー、学生の頃はなー、めちゃくちゃ苦労して…!」

「そうよ、私も…!!」

厳花も続けて武勇伝を語り出した。

加江田と宇佐美は、岩山と厳花の話が退屈で、無言のままだった。

やがて二人は酔い過ぎて気分が悪くなり、部屋へ戻っていった。

そして、加江田と宇佐美は二人きりになった。

宇佐美は顔を赤らめ、そっぽを向いた。

「だ、ダークナイト号で倉庫室に向かう時、見張りがいることを教えてくれてありがとう」

加江田は宇佐美に感謝を伝えた。

「いえ、こちらこそ。かえるさんのおかげで敵を倒せました。ありがとうございました」

宇佐美も礼を言った。

しばらく、沈黙が流れた。

「あ、あの…うさぎは、どうしてPEACEに入ったの?」

加江田は少し照れながら聞いた。

「正義感、そして日本の平和を願っているからです」

宇佐美はきっぱりと、格好よく答えた。

「そう言うかえるは、どうなんですか?どうしてPEACEに入ったんです?」

今度は宇佐美が尋ねた。

「俺には…暗い過去があるんだ」

その言葉に、宇佐美は不思議そうな表情を浮かべた。

「暗い過去?」

「そう。実は…俺の両親は、新宿暴動事件で殺害されたんだ」

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