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突然の凶報
ある秋の朝、公安部のリーダーの40代の男性、岩山硬重郎部長、は、警視庁本部庁舎14階、公安部本部の部長室で、いつものように仕事をしていた。
彼はコーヒーをすすりながら、静かにキーボードを打った。
室内には、規則的なタイピングの音だけが響いていた。
すると、その静寂を、激しい足音が切り裂いた。
誰かが廊下を駆けてくた。
次の瞬間、部長室のドアが勢いよく開かれた。
「大変です! 岩山部長!!」
若い男性の捜査官の、高杉光人が、息を切らして叫んだ。
「どうした」
岩山は驚いたように聞き返した。
「テロ組織、リベルタスが、同時爆破テロを計画しているとの情報が入りました!!!」




