日本帝国軍の装備
・・・帝国陸軍
・72式戦車
全長:9.45m
全幅:3.26m
重量:40トン
速力:60km/h
主砲:70式45口径120mm滑空砲
副武装:72式車載7.62mm機関銃
12.7mm重機関銃
開発:扶桑重工業
ソ連が新開発しているとされている新型戦車に対抗する形で扶桑重工業によって製造された第2.5世代主力戦車である。約3000両あまりが製造され、日本以外にインド・イラン・インドネシアなどのアジアの国々を中心に輸出が行われ、現在でも多くの国で現役で運用されている。
第2世代戦車は105mmライフル砲を主砲として装備していたが、ソ連はより強力な125mm滑空砲を搭載下線者(T-72)を開発しており、それに対抗するために大和製鋼所によって製造された70式45口径120mm滑空砲を主砲として装備している。西側陣営の戦車で120mm滑空砲を搭載した初めての戦車であり、自動装填装置や複合装甲といった当時としては最新の技術が多く導入されている。
その分、調達コストは第2世代の60式に比べて2倍ほどになっており60式すべてを更新することはできなかった。それでも、先進的な技術を多く投入したおかげで半世紀近く経った現在においても一線級で活躍できる戦車として運用されている。
すでに、帝国陸軍では多くが現役を退いているが、それでも多数がモスボールという形で保管されている。
・90式戦車
全長:9.60m
全幅:3.44m
重量:54トン
速度:70km/h
主砲:87式46口径120mm滑空砲
副武装:74式車載7.62mm機関銃
12.7mm重機関銃
開発:四葉重工業
第2世代主力戦車として長らく帝国陸軍で活躍した60式戦車の後継として1500両あまりが製造された第3世代型主力戦車。
陸軍としてははじめてC4Iシステムに対応しており、高度な射撃指揮装置を装備したことにより72式よりも優れた射撃能力を持つ。装甲も新型の複合装甲を採用し、正面防御力は当時としては世界最高水準と評価された。
72式と同じく、イランやインドなど複数の国に対しても輸出が行われいずれの国でも主力戦車として活躍している。特にイランは独自の改良を施した90式戦車を登場させており、後に国産戦車のベースにもなっている。
・10式戦車
全長:9.50m
全幅:3.28m
重量:48トン
速度:70km/h
主砲:07式50口径120mm滑空砲
副武装:72式車載7.62mm機関銃
12.7mm重機関銃
開発:四葉重工業
72式戦車の更新を目的に製造された第3.5世代主力戦車。現在までに800両ほどが配備されており、更に200両ほどの製造が予定されている。
重量48トンと90式よりも軽量でありながらも、新型複合装甲により正面防御力は90式以上と評価されている。
主砲は新型の50口径120mm滑空砲を搭載し、砲塔は西側陣営では初めてとなる無人砲塔化されたことで、外観は他の戦車に比べてかなりスッキリしたものになり、またある程度のステルス性を考慮したものになった。
旧式化した72式のすべてと90式の一部を置き換えている。タイやベトナムなどにも輸出を行っている。
・20式戦車
全長:9.84m
全幅:3.60m
重量:62トン
主武装:18式46口径140mm滑空砲
副武装:72式車載7.26mm機関銃
12.7mm重機関銃
開発:四葉重工業
第4世代主力戦車として2020年から配備が始まり、300両ほどが配備される予定。
これまでの主力戦車は全国配備を基本としていたが20式はソ連及び北中国の新型戦車に対抗する目的で開発されたため、配備先は第1・2・3機甲師団に限定されている。
主武装は、大和製鋼所によって開発された18式46口径140mm滑空砲である。これは、既存の120mm滑空砲よりも大型化された新型砲であり砲火力は既存の120mm滑空砲の2倍以上とされている。
基本的なベースは10式に準じているが、砲が大型化されたことに伴い砲塔は元の有人砲塔に変わっている。
ソ連の樺太・北海道上陸に対抗するために開発された戦車であり、転移時は60両ほどが第1機甲師団と第2機甲師団に配備されていた。しかし、転移によってソ連が消失したことから調達計画に大きな見直しが行われる予定。
・12式偵察戦闘車
全長:8.42m
全幅:2.98m
重量:27トン
速度:100km/h
主武装:11式52口径105mmライフル砲
副武装:12.7mm重機関銃
74式7.26mm機関銃
歩兵部隊に対する火力支援及び装甲車両破壊を想定して開発された「装輪戦車」
各歩兵師団及び機動師団の「偵察戦闘大隊・連隊」に配備されている。現在までに600両ほどが配備された。
開発された経緯は、南北に長い島国である日本において既存の戦車部隊では舗装面を傷つけるなどの理由によって自走でもって移動することができず、敵に上陸された時にはすぐに反撃することができないという問題を抱えていた。また、戦車では歩兵の火力支援を行うには機動力の問題も指摘されたため、それらの問題を解決するために開発されたのが装輪戦車である12式である。
砲塔には52口径105mmライフル砲が搭載されている。戦車よりも小型かつタイヤで走行していることから砲撃時の動揺などの問題があったが、これらは新型の車体制御装置を搭載したことである程度解決されている。また陸軍は12式をベースにした装輪装甲車などを一斉に整備することで調達コストの削減などをはかっている。
登場時は「戦車を置き換える」という報道がなされたことがあったが、陸軍は「戦車のかわり」として導入したわけではなく、あくまで戦車よりも機動性のある歩兵支援火力として12式を配備したというのが事実である。
・13式歩兵戦闘車
全長:8.2m
全幅:3m
重量:27トン
主武装:10式90口径30mmチェーンガン
副武装:7.62mmチェーンガン
12式偵察戦闘車をベースに開発した装輪歩兵戦闘車。400両あまりが各地の機動師団・機動旅団に配備されている。開発は12式と同じく四葉重工業が担当している。
1世代前の89式歩兵戦闘車は90式戦車をベースに開発された装軌式の歩兵戦闘車であったが、13式は市街地などで円滑に運用できるために12式ベースの装輪式車両となった。
・17式装輪装甲車
全長:7.24m
全幅:2.60m
重量:24トン
主武装:92式25mm機関砲
12式偵察戦闘車をベースに開発された装輪装甲兵員輸送車。800両あまりの配備が予定されている。
国産二代目の装輪装甲車であった94式よりも武装面が強化されている。94式は40mm自動擲弾銃を搭載していいたが17式は帝国重工業が開発した25mm機関砲を搭載した。さらに補助兵装として対戦車ミサイルや、煙幕発生装置など多種多様なオプションを設置できるなど、装備の自由度が非常に高いのが特徴である。
・92式自走203mm榴弾砲
全長:11.2m
全幅:3.2m
重量:27トン
主武装:36口径203mm榴弾砲
93式自走155mm榴弾砲と共通設計で製造された自走榴弾砲でセットで機動砲兵部隊に200門ほどが配備されている。開発は四葉重工業で、90式戦車などの車体をベースに設計され、砲部分は大和製鋼によって製造されている。帝国陸軍の野砲としては最大口径のものであり、大規模野戦が想定される樺太や北海道の部隊に集中配備されている。
自動装填装置・高度な射撃指揮装置が搭載されており精密砲撃が可能となっている。
・AH-64EJ
「アパッチガーディアン」と呼ばれる攻撃ヘリコプターの日本仕様。140機が配備されている。
扶桑重工業によってライセンス生産された。日本仕様の特徴は洋上での任務を想定して防錆加工がしっかりと施されていることと、国産対艦ミサイルの運用が可能になっていること。およびレーダーなどの電子部品が国産品になっている。
アメリカからは「サムライアパッチ」あるいは「アパッチニンジャ」と呼ばれる事が多い。
・96式汎用ヘリコプター
扶桑重工業によって開発された帝国陸軍の主力汎用ヘリコプター。
旧式化したUH-1を置き換えたものだが、UH-1をベースにして開発されたため外観はUH-1から特に大きく変わっていない。それでも、エンジンを双発化したり、ローターの羽根の枚数が増えるなど速度・航続距離はUH-1に比べて大幅に向上されている。
・・・帝国海軍
・大和型戦艦
基準排水量:6万2000トン
全長:246m
全幅:34m
機関:帝国重工 T1核融合炉×2
電動機×4
速力:30ノット以上
武装:17式45口径46cm3連装電磁加速砲×4
18式60口径127mm電磁加速砲×4
12式垂直発射装置×200(SM-6 13式SAM 16式SSMなど)
4連装短魚雷発射管×2
SeaRAM×4
高性能25mm機関砲×4
同型艦:1.大和(就役中) 2.武蔵(艤装中)
帝国海軍が80年ぶりに新規建造した戦艦。
第二次世界大戦において航空機の有効性が高く評価された一方で、それまで海軍の主力といわれた戦艦は空からの攻撃に防戦一方となり、なおかつ維持費が高すぎるという問題から多くの国で第一線から離れたが、帝国海軍では引き続き戦艦は重要な戦力だと考えられ現代に至るまで維持されてきた。
しかし、いくら近代化改装を行っていても就役から70年以上経つ戦艦を維持し続けるのは難しく、更に周辺情勢も緊迫化していたことから新規に戦艦を建造することを決意。それによって建造されたのが大和型である。
現代では珍しく、進水するまで一切の情報が公開されず秘密裏に建造が行われたことから野党やメディアを中心に建造を決めた当時の政権に対して激しい批判がおこり、周辺のソ連や北中国からは軍縮条約が提案されるなどという周辺の軍事情勢を大幅に変える存在だった。
ただ、その真価を発揮する前に異世界転移に巻き込まれることになる。
異世界においては「砲艦外交」の目玉として期待されており、艤装中の2番艦に関しても建造が継続されている。
・蒼龍型航空母艦
基準排水量:7万トン
全長:334m
最大幅:74m
機関:帝国重工 AH2加圧水型軽水炉×2 蒸気タービン×4
速力:30ノット
武装:84式艦対空ミサイル8連装発射機×2
高性能25mm機関砲×4
SeaRAM×3
カタパルト:72式蒸気射出機
搭載機:91式艦上戦闘機(FJ-6)17式艦上戦闘機(FJ-8)など約80機
同型艦:1.蒼龍 2.飛龍 3.雲龍 4.瑞龍
5.白龍 6.凰龍 7.祥龍 8.迅龍
帝国海軍における2代目原子力空母。1974年から1999年にかけて8隻が建造された。
原子力空母としてはアメリカのヨークタウン級に続いて量産されており、長い期間に渡って建造されていることから数度にわけた設計変更が行われている。8番艦の迅龍は新型空母建造のためのテストケースとして建造されたことから他の7隻に比べて設計が大幅に変更されているが、基本的な設計は1番艦から8番艦まであまり変わってはおらず、外観は同時期に建造されたヨークタウン級によく似ている。
第1~第8空母戦闘群に1隻ずつが配備されており、基本的に常時3・4隻程度が稼働状態にあり太平洋や日本海などでの警戒警備。あるいは他国への軍事演習などに参加していた。
1番艦が就役してから半世紀ほど経っていることから後継艦である翔鶴型に順次置き換えられる予定。
・翔鶴型航空母艦
基準排水量:7万4000トン
全長:340m
全幅:74m
機関:帝国重工 A1E核融合炉×2
帝国電機 TS電動機×4
速力:30ノット
武装:12式垂直発射機×16(13式SAM)
高性能25mm機関砲×4
SeaRAM×3
搭載機:91式艦上戦闘機 17式艦上戦闘機 E-2E早期警戒機など
同型艦:1.翔鶴 2.瑞鶴 3.雲鶴(建造中) 4.鳳翔(建造中)
帝国海軍初の核融合推進空母。2015年から配備が始まっており8隻までが建造予定(2隻就役中)
世界においても初の核融合推進空母であり、既存の原子力空母よりも機関出力などが向上している。また、カタパルトは従来の蒸気カタパルトではなく新型の電磁カタパルトを4基設置した。外観はステルス性を考慮したものになっており、実際に非常に優れたステルス性を持つ。
・飛鷹型航空母艦
基準排水量:2万4000トン
全長:248m
全幅:38m
機関方式:COGAG
主機:帝国重工 TE3000ガスタービン×4
速力:30ノット
武装:84式対空誘導弾 8連装発射機×1
高性能25mm機関砲×2
SeaRAM×2
搭載機:F-35BJ、01式哨戒ヘリコプター、MH-53KJなど
同型艦:01.飛鷹 02.隼鷹 03.瑞鷹 04.雲鷹
大型空母を補完する軽空母として2002年から2008年にかけて4隻が建造された。
既存のヘリ空母を置き換え、更に現在運用しているハリアーや今後導入するF-35Bを搭載するために従来のヘリ空母よりも大幅に大型化されている。艦首にスキージャンプ勾配が設置されており、これによってSTOVL機限定であるが艦載機を効率よく運用可能となった。
搭載数は最大で戦闘機14機。ヘリコプター16機であるが、基本的に戦闘機8機。ヘリコプター6機が通常時に搭載されている。配備先は大型空母が配備されていない第5・第6・第7艦隊に配備され、残り1隻は第4艦隊に配備されている。
武装は最低限の対空兵装のみが限定されているため、単独で行動することはなく本型を主体とした空母戦闘群として運用されている。
・長門型重巡洋艦
基準排水量:1万8000トン
全長:200m
全幅:21m
機関方式:COGAG
機関:帝国重工 TE3000ガスタービン×4
速力:30ノット
武装:46口径203mm単装砲×3
80式垂直発射装置×64(84式SAM、トマホーク、アスロック)
88式対艦誘導弾 4連装発射筒×2
4連装短魚雷発射管×2
高性能25mm機関砲(CIWS)×2
81式哨戒ヘリコプター(SHJ-1)×2
同型艦:1.長門 2.陸奥 3.土佐 4.尾張
戦艦に変わる大型水上戦闘艦として1975年から1988年にかけて4隻が建造される。
当時は、ソ連海軍の増強によって東西冷戦が最も難しい局面になっていた時代でありソ連が多数の大型水上戦闘艦を建造しているという情報もあったことから、その対抗を目的に建造された。一般の巡洋艦よりも大型艦ということもあり「重巡洋艦」と区分されたが、後に本型よりもさらに大型の巡洋艦が建造されることになる(後の高千穂型)
艦名は戦艦に変わる存在ということで、戦艦と同じく令制国名がつけられた。当初は、VLSなどはなかったが2000年代に行われた近代化改修によって4隻すべてにVLSが設置された。このVLSは国産のもので米国製のものに比べて装甲が設けられているなど防御力を考慮した設計が行われている。
大和型が就役するまでは帝国海軍最大規模の艦砲を搭載する水上戦闘艦であった。
後継艦はイージスシステムを搭載した高千穂型ミサイル巡洋艦であり、本型は順次更新される予定。
・金剛型ミサイル巡洋艦
基準排水量:1万2000トン
全長:188m
全幅:21.6m
機関方式:COGAG
機関:TE3000ガスタービン×4
速力:30ノット
武装:52口径152mm単装砲×2
80式垂直発射装置×122(SM-2、SM-3、トマホーク、アスロック)
88式対艦誘導弾 4連装発射筒×2
4連装短魚雷発射管×2
高性能25mm機関砲×2
81式哨戒ヘリコプター(SHJ-1)×2
同型艦:01.金剛 02.比叡 03.霧島 04.榛名 05.妙高 06.那智
07.足柄 08.羽黒 09.高雄 10.愛宕 11.摩耶 12.鳥海
13.古鷹 14.衣笠 15.青葉 16.蔵王
イージス巡洋艦。1980年に1番艦が就役し1994年までに16隻が就役した。
現実と異なりイージス・システムはアメリカ・日本・イギリスの3国合同で開発されたシステムであり、ソ連海軍の飽和攻撃に対抗する目的で開発され、後に統合戦闘システムとなる。
現実と同じく高価なシステムなので導入している国は開発国である3国以外には財政力のある国に限られている。
就役から40年ほど経っているが、システムに関しては最新型のイージス艦と同等のものにアップデートされており現在でも十分に飽和攻撃に対応できる。
・赤城型ミサイル巡洋艦
基準排水量:1万4000トン
全長:192m
全幅:21.8m
機関方式:COGLAG
機関:帝国重工 TE3000ガスタービン×4
電動機×2
速力:30ノット
武装:52口径152mm単装砲×2
80式垂直発射装置×124(SM-2、SM-3、トマホーク、94式SUMなど)
88式対艦誘導弾 4連装発射筒×2
4連装短魚雷発射管×2
高性能25mm機関砲×2
01式哨戒ヘリコプター(SHJ-2)×2
同型艦:01.赤城 02.天城 03.葛城 04.伊吹 05.栗駒 06.白馬
07.雲取 08.穂高 09.蔵王 10.鈴谷 11.羅臼 12.磐梯
13.那須 14.谷川
イージス巡洋艦。金剛型の発展改良型として、2003年から2011年の間に14隻が建造された。
機関方式をCOGLAG方式にしたことで従来のオールガスタービン方式と違って巡航時は電気推進を用いることで燃費を大幅に改善し、運用コストの低下を行っている。また、ステルス性を考慮した設計がなされており、無骨な「軍艦らしい」外観をしていた金剛型に比べるとスマートな外観となっている。それでも、艦橋は司令部能力を考慮した結果、他国の艦艇に比べると大型化した。
・富士型ミサイル巡洋艦
基準排水量:1万8000トン
全長:200m
全幅:22m
機関:統合電気推進
速力:30ノット
武装:60口径155mm電磁加速砲×2
10式垂直発射装置×140(SM-6、SM-3、15式対艦誘導弾、11式巡航誘導弾など)
4連装短魚雷発射管×2
SeaRAM×2
高性能25mm機関砲×2
19式哨戒ヘリコプター(SHJ-3)×2
同型艦:01.富士 02.高千穂 03.阿蘇 04.玉山(建造中)
現在調達が進められているイージス巡洋艦で8隻が建造される予定。
基準排水量1万8000トンに達する大型艦であり、基準排水量は長門型重巡洋艦とほぼ同じである。これまで金剛型などが担っていた艦隊における防空指揮艦の役割を担うことを目的に建造され、レーダーは新型のAN/SPY-7多機能レーダーを搭載している。各空母戦闘群に1隻ずつ配備されることが計画されている。
レーダー以外には統合電気推進を採用し、更に主砲をレールガンにするなど多くの新技術が注ぎ込まれている。
同時期には新型大型空母「翔鶴型航空母艦」や80年ぶりに建造された「大和型戦艦」などが建造されているが、これだけの大型艦を矢継ぎ早に投入したのは、周辺国(ソ連・北中国)の海軍拡張に対抗する目的が強い。一方で多額の国防費計上はその周辺国を刺激するとして野党を中心に強い反発をうんだ。
日本を含めた地球諸国は、異世界へ転移することになったが異世界転移後も不安定な周辺情勢は変わっていないことから海軍及び政府は本型を計画通り8隻建造する予定である。
・秋月型ミサイル駆逐艦
基準排水量:7,200トン
全長:170m
全幅:21.6m
機関方式:COGAG
機関:帝国重工 TE3000ガスタービン×4(8万馬力)
速力:30ノット
武装:60口径127mm単装速射砲×2
80式垂直発射装置×94(SM-2、SM-3、トマホーク、アスロックなど)
88式対艦誘導弾 4連装発射筒×2
高性能25mm機関砲×2
81式哨戒ヘリコプター×1
同型艦:01.秋月 02.照月 03.涼月 04.若月 05.新月 06.初月など
1988年から2002年にかけて24隻建造されたイージス駆逐艦。
イージス巡洋艦を補完し、空母機動艦隊における艦隊防空を担う主軸艦の一つ。これまでのミサイル駆逐艦は基準排水量4000トンほどであったが、イージスシステム搭載のために大幅に大型化され基準排水量7400トン。満載排水量9000トンあまりの大型駆逐艦となった。
艦隊防空はもとより、イージス・システムを搭載したことにより対水上戦・対潜・対地の幅広い任務に対応できる汎用戦闘艦となり、機動艦隊の護衛はもとより単独での任務も行える非常に使い勝手のいい水上戦闘艦。
建造コストはミサイル巡洋艦に比べれば安価ではあるが、それでも汎用駆逐艦などに比べれば高価であるため各駆逐隊には2隻のイージス駆逐艦と2・3隻の汎用駆逐艦によって構成されている。
2010年代から前期建造艦を中心に近代化改修が施されているが、順次新型の「神風型」に置き換えられていく予定となっている。
・島風型ミサイル駆逐艦
基準排水量:7,500トン
全長:172m
全幅:21.8m
機関:COGLAG
主機:帝国重工 TE3000ガスタービン×4
電動機×2
武装:60口径127mm単装速射砲×2
80式垂直発射装置×96(SM-2、SM-3、トマホーク、94式対潜誘導弾)
88式対艦誘導弾 4連装発射筒×2
4連装短魚雷発射管×2
高性能25mm機関砲×2
01式哨戒ヘリコプター×2
同型艦:01.島風 02.雪風 03.磯風 04.初風 05.浦風 06.海風など
秋月型の発展改良型として2007年から2014年にかけて建造されたイージス駆逐艦。同型艦は18隻。
電気推進の導入などを行った結果、秋月型よりも更に大型化し満載排水量は1万トンに達した。そのため一部の媒体などでは「巡洋艦」の扱いを受けている。
ステルス性を考慮した設計が行われており、艦橋も秋月型に比べるとコンパクトなものになっているが駆逐戦隊および駆逐隊の旗艦として運用するために指揮艦能力が増強されているため、米海軍のイージス艦に比べるとやはり大型化している。
本型の整備によってすべての駆逐隊にイージス艦が配備されることとなった。
・神風型ミサイル駆逐艦
基準排水量:8,000トン
全長:173m
全幅:21.6m
機関:統合電気推進
武装:60口径127mm単装速射砲×2
10式垂直発射装置×96(SM-6、SM-3、11式巡航誘導弾、94式対潜誘導弾)
15式対艦誘導弾 4連装発射筒×2
4連装短魚雷発射管×2
高性能25mm機関砲×1
SeaRAM×1
19式哨戒ヘリコプター×1
同型艦:01.神風 02.春風 03.秋風 04.羽風
秋月型を置き換えるために建造されている第3世代のイージス駆逐艦。
現在、複数の造船所によって建造が行われており1番艦などの4隻は転移後の2月に同時に進水している。
島風型との変更点は、機関方式が統合電気推進になったことである。将来的にはレールガンの搭載が検討されているが建造中の4隻に関してはひとまず、従来通りの60口径127mm単装速射砲が搭載されている。
5番艦以後はレールガンの搭載が計画されており、さらなる火力向上などが見込まれている。
・吹雪型駆逐艦
基準排水量:4,000トン
全長:152m
全幅:18m
機関方式:COGAG
主機:帝国重工 TE2000ガスタービン×4
速力:32ノット
武装:52口径127mm単装速射砲×1
80式垂直発射装置×24(84式対空誘導弾、アスロック)
ハープーン/88式対艦誘導弾 4連装発射筒×2
4連装短魚雷発射管×2
高性能25mm機関砲×2
81式哨戒ヘリコプター×1
同型艦:01.吹雪 02.白雪 03.初雪 04.深雪 05.春雪など
汎用駆逐艦は帝国海軍独自の看種であり対水上・対地・対空と幅広い任務に対応できる汎用水上戦闘艦。
吹雪型は新世代の汎用駆逐艦として製造され帝国海軍で始めてVLSなどが搭載された水上戦闘艦として26隻あまりが建造された。現在は殆どが現役から離れていて、東南アジア諸国や南米諸国に売却されており帝国海軍では7隻のみが現役にとどまっている。この4隻に関しても近いうちに退役予定。
・村雨型駆逐艦
基準排水量:4,700トン
全長:154m
全幅:18m
機関方式:COGAG
主機:帝国重工 TE3000ガスタービン×4
速力:30ノット
武装:60口径127mm単装速射砲×1
80式垂直発射装置×32(84式対空誘導弾、アスロック)
88式対艦誘導弾 4連装発射筒×2
4連装短魚雷発射管×2
高性能25mm機関砲×2
81式哨戒ヘリコプター×1
同型艦:01.村雨 02.春雨 03.霧雨 04.夕立 05.五月雨 06.白露など
吹雪型の発展改良型である第2世代の汎用駆逐艦で1992年から1999年まで18隻が建造された。
吹雪型は限られた中でできる限りの兵装を搭載したことからややトップヘビーという問題があった。村雨型はそれらの問題を解決するために大型化し、満載排水量は6000トンを超える。吹雪型と共に現代まで続く汎用駆逐艦の基礎部分を築いた駆逐艦である。
外観はステルス性を考慮したため、吹雪型に比べるとスリムなものになっている。レーダーは当初、国産開発の多機能レーダーの搭載などが検討されたが予算の問題などで断念されているが、それでも新型の対空レーダーが搭載されており、情報処理システムも吹雪型のものよりも大幅に強化されている。
2014年から全艦に対して大規模な近代化改修が行われており、綾波型で搭載された多機能レーダーの搭載などが行われ対空能力などが大幅に向上している。
・綾波型駆逐艦
基準排水量:5,000トン
全長:156m
全幅:18m
機関方式:COGLAG
主機:帝国重工 TE3000ガスタービン×4
電動機×2
速力:30ノット
武装:60口径127mm単装速射砲×1
80/10式垂直発射装置×32(84/12式対空誘導弾 94式対潜誘導弾)
88式対艦誘導弾 4連装発射筒×2
4連装短魚雷発射管×2
高性能25mm機関砲×2
SeaRAM×1
01式哨戒ヘリコプター×1
同型艦:01.綾波 02.磯波 03.敷波 04.高波 05.長波 06.大波など
村雨型の発展改良型として2009年から2022年にかけて22隻が建造された。
機関方式を電気推進とのハイブリッドであるCOGLAG方式となり、運用コストの低下を図っている。またシステムの自動化も進む吹雪型・村雨型よりも乗員数が減っているなど省人化も行っている。
ステルス性も更に向上しており、またレーダーは国産の新型多機能レーダー「OPY-2」を装備しており、限定的ながら僚艦防空能力も付与されており、イージス艦が弾道ミサイル迎撃などに注力できるようになった。
・最上型護衛艦
基準排水量:3,200トン
全長:136m
全幅:16m
機関:CODAG
主機:帝国重工 TE3000ガスタービン×2
四葉重工 MM1600ディーゼル×2
速力:28ノット
武装:60口径100mm単装速射砲×1
80式垂直発射装置×24(84式対空誘導弾、94式対潜誘導弾)
88式対艦誘導弾 4連装発射筒×2
4連装短魚雷発射管×2
高性能25mm機関砲×2
81式哨戒ヘリコプター×1
同型艦:01.最上 02.熊野 03.三隈 04.石狩 05.夕張 06.久慈など
1996年から2003年にかけて24隻が建造された護衛艦(フリゲート艦)。
各鎮守府所属の「護衛艦隊」に配備されており、主に領海警備あるいは主力艦隊と同行するなど幅広い任務で運用される多目的戦闘艦である。そのため、基本装備は汎用駆逐艦とほぼ変わらないが、汎用駆逐艦と違って常に主力艦隊に同行するわけではないため、機関方式はオールガスタービン推進ではなくガスタービンエンジンとディーゼルエンジンのハイブリッドであるCODAG方式を採用し運用コストを抑えている。
また主砲も100mm速射砲を採用しており、砲火力よりも速射性を重視している。
沿岸での運用がメインのため帝国海軍の軍艦としては初めて本格的なステルス設計が施された。艦橋・煙突・ヘリコプター格納庫などの上部構造部がすべて一体化しており登場時は「奇抜な軍艦」と一部で話題になった。
・長良型護衛艦
基準排水量:3,800トン
全長:138m
全幅:16m
機関:CODLAG
主機:帝国重工 TE3000ガスタービン×2
電動機×2
速力:28ノット
武装:60口径127mm単装速射砲×1
10式垂直発射装置×32(12式対空誘導弾、94式対潜誘導弾)
15式対艦誘導弾 4連装発射筒×2
4連装短魚雷発射管×2
高性能25mm機関砲×2
01式哨戒ヘリコプター×1
同型艦:長良 由良 大淀 仁淀 留萌など
最上型の改良型として2016年から配備が行われている護衛艦。20隻の建造が予定されている。
機関の電気推進化。新型多機能レーダーの搭載といった新技術を多く取り入れており満載排水量は6000トン近くとかなり大型化している。一方で、さらなる省人化には成功しており100人以下での運用が可能となった。
大きさと外観以外の装備は、汎用駆逐艦と同じものとなっており護衛艦隊においても高い対空・対水上・対潜能力及び航空機運用能力を提供している。
・択捉型海防艦
基準排水量:1,400トン
全長:87m
全幅:12m
機関:CODAD
主機:四葉重工 MM450ディーゼルエンジン×4
速力:24ノット
武装:70口径57mm単装速射砲×1
90口径30mm機関砲×1
88式対艦誘導弾 連装発射筒×2
4連装短魚雷発射管×2
RAM×1
同型艦:01.択捉 02.国後 03.色丹 04.石垣 05.佐渡 06.淡路など
護衛艦と共に地方配備の「護衛艦隊」の主軸を務める小型戦闘艦。
他国海軍でいうところの「コルベット」や「哨戒艦」にあたり、武装は護衛艦などに比べれば軽武装であるものの主砲と、対艦ミサイルそして対潜魚雷と近接防空兵装としてRAMを搭載している。また、後部には哨戒ヘリコプターが着艦できるヘリコプター甲板も設置されており限定的ながら航空機運用能力を持つ。
外観はステルス性を重視した上部構造部がすべて一体化した作りをしている。乗員数は40名ほど。
択捉型は1996年から2005年にかけて40隻あまりが建造され、小規模の海軍基地などに配備されている。基本的に護衛艦と共に「護衛隊」を構成しているが、海防艦2隻のみの小規模な護衛隊も南洋諸島を中心に幾つも存在するなど単独での運用も可能。
・91式艦上戦闘機
F-15戦闘機をベースに、四葉重工業によって開発された艦上戦闘機。愛称は「烈風」
帝国海軍の主力艦上戦闘機であり、500機あまりが配備されている。F-15をベースにしているが多くの部分が再設計されていることから外観が似ている以外はF-15と共通点は殆どない。艦上機として運用するためF-15よりも小型化しており、全長は17mほど。
エンジンは強力な国産のターボファンエンジンを二発搭載しており、高い格闘性能を持つ。これは、帝国海軍航空本部の要求に基づいたものであり、ミサイルが発達した現代においても十分なドッグファイトを行うことが可能となっている。
F-15をベースにしているだけに、兵器搭載能力は高く。大型の97式対艦誘導弾を最大で4発搭載することが可能となっている。
・17式艦上戦闘機
扶桑重工業によって開発された新型ステルス艦上戦闘機。愛称は「旋風」
2017年から配備が始まっており、現時点で70機ほどが配備されている。最終的に250機ほどが製造される予定であり、91式の半数ほどを更新する予定である。
F-15をベースにして開発された91式と異なり、完全に新規に設計された艦上機である。開発は扶桑重工業が行っているが四葉重工業や帝国重工業といった同業のライバルも開発に参加している。
91式と同様に、高い空戦能力をもった艦上機であり、模擬戦においては91式を圧倒していた。
高性能故に調達コストはかなりかかっており、転移によって導入数の削減なども検討されている。
・F-35BJ
アメリカを筆頭に日本を含めた多くの国が参加して開発されたステルス戦闘機の垂直離発着機型。
日本では、軽空母や強襲揚陸艦に搭載する固定翼機として140機あまりが導入されており、すべてが四葉重工業によって製造された。
日本独自仕様としては、大型の97式対艦誘導弾をウェポンベイに搭載できる点以外は他国仕様とさほど変わっていない。帝国海軍はこれまで双発機のみを導入していたが、F-35BJは帝国海軍として初めての単発機である。
・4式対潜哨戒機
神川重工業によって開発された対潜哨戒機。
4発のターバファンエンジンを搭載した中型機であり、対潜哨戒機以外に早期警戒機や電子戦機など様々な仕様が存在する。帝国海軍の主力対潜哨戒機であり、約120機あまりが配備されている。対潜哨戒機の数としては世界でもトップレベルの多さであり、日本が世界でも屈指の対潜警戒能力を持っていることを示す例としてしばしば名前が上げられるほど。
対潜哨戒機以外にも、攻撃機や、爆撃機としても運用可能であり。かつて海軍が運用していた「陸上攻撃機」が順当に進化した哨戒艦といえる。
オーストラリアなどにも輸出されており、輸出時は「PJ-3」の名前で売り出されている。
・・・帝国空軍
・83式戦闘攻撃機
F-16戦闘機をベースに扶桑重工業によって製造されたマルチロール機。
当初、F-16はF-15と同じく日米共同開発という形で開発される予定であった。しかし、帝国空軍が求める性能に達していないことから日本は途中で離脱。独自設計の戦闘機を開発することになる。それによって、開発されたのが83式である。外観こそベース機であるF-16に似ているが、F-16よりも一回り以上大型化されており、エンジンもF-16が単発機なのにたいして83式は双発エンジンを搭載している。
これによって、F-16よりも加速性能・兵器搭載能力が向上している。マルチロール機であり、帝国空軍が誇る大型対艦ミサイル「97式空対艦誘導弾」を最大で4発搭載することが可能であり、それ以外にも多彩な兵装を搭載することができる。帝国空軍では500機ほどが導入され、更にイラン・インドなど諸外国へも輸出された。
・3式戦闘機
四葉重工業によって開発された国産ステルス戦闘機。
世界ではF-22に続いて配備されたステルス戦闘機。開発においてアメリカと一部の部分を共同で開発しているなどしているため、外観においてはF-22にやや似ているが、F-22に比べて更に大型化している。
優れたステルス性と空戦性能をもった戦闘機であり、300機ほどが配備された。他国に輸出された83式と異なり3式は積極的な輸出は行われていない。
それまで防空任務についていたF-15C/Dの大半を更新し、主に樺太や日本海側とソ連や北中国と接する基地に配置されている。
その、すぐれたステルス性と搭載されている長射程の対空ミサイルである「05式対空誘導弾」による長距離アウトレンジ攻撃を最も得意としている。
・F-15FJ
四葉重工業によって製造されているマルチロール機。
長らく帝国空軍の主力戦闘機であったF-15シリーズの最新シリーズ。
F-15Eをベースに電子装備やアビオニクスの大幅変更に、新型エンジンの搭載などが行われており、日本以外にアメリカやイスラエルなどといったF-15C/Dを導入している国々で配備されている。
制空戦闘機としてはもちろん、F-15Eをベースにしていることからマルチロール機として運用することも可能で帝国空軍では83式に変わる単座マルチロール機としてF-35Aと共に導入を続けていく予定である。
・F-15E/GJ
F-15をベースに開発された戦闘爆撃機の日本仕様で、四葉重工業によって製造された。
日本仕様の特徴は「対地爆撃機」というよりも「対艦攻撃機」としての運用を重視しているところにある。
国産の長距離対艦ミサイルである97式を最大で8発搭載することが可能であるため、帝国空軍では83式と並ぶ対艦攻撃機として運用されている。もちろん、多数の爆弾を搭載した「対地爆撃機/攻撃機」としての任務を行うことも可能である。帝国空軍では150機ほどが配備され、北海道・樺太・九州の基地に集中運用している。
・F-35AJ
アメリカ・日本など多くの西側諸国が参加して開発されたステルス戦闘機。
3つのバージョンがあり、帝国空軍は最も一般的な「A型」を配備している。製造は四葉重工業が行い83式戦闘機及びF-15Cの一部を置き換えており、最終的に200機ほどを配備する計画。
97式などは搭載できないため、新たに新型対艦ミサイルである「18式」が開発されている。
・87式戦略爆撃機
神川重工業によって開発された超音速戦略爆撃機。
アメリカのB-1などと同じ時期に登場した超音速戦略爆撃機で可変翼を採用している。160機あまりが開発され二つある爆撃航空団に58式戦略爆撃機と共に配備されている。基本的な任務は巡航ミサイル・誘導/無誘導爆弾による爆撃などだが、島国・日本らしく対艦ミサイルキャリアーとして運用することも可能であり、状況によっては無数の対艦ミサイルの飽和攻撃を敵艦隊に行うことも可能。




