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8:廊下は走るなって怒られるのに部活の時はめちゃくちゃ廊下走らされた。

登場人物


矢葉井高校3年


男性陣


平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)


荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)


三間煌葉(17)


女性陣


瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)






〜〜〜〜〜〜〜〜〜あらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


パリピ怖い


小春「梨華から電話だ!もしもし!?」


梨華「やっほー!鍵あったよー!私たちバスに向かうから早く来てねー!ばーいちゃーん!!」


小春「あ、ちょっと梨華!?」


瑠夏「西河様から?」


小春「様?そう!鍵見つけたって!!」




西河さん達が鍵を見つけてくれたみたいだ。


僕達は屋上へ辿り着き、今シャドーボクシングをしてきるゾンビ担任教師と向かい合っている。




真琴「良かった、それならもうここには用事はないが今にも襲いかかってきそうだな。」


小春「下で時間稼いでくれてる2人も心配だし早くなんとかしないと!」


瑠夏「、、、」


真琴「瑠夏?どうかした?」


瑠夏「あのシャドウハゲボクサー、僕が戦う!!」


小春「瑠夏!?無理だよ!だって瑠夏この前雷にビックリしてお漏らししたんでしょ!?」


真琴「そうだ!4日前煌葉に白髪勝手に抜かれて本気で泣いてたじゃないか!!」


小春「去年までサンタさん信じてたじゃん!!」


真琴「一昨日だって、、、」


瑠夏「やめて!ごめんて!お願い!!心のダメージはなかなか治らないから!!」




まさか仲間からの攻撃は予想外過ぎて膝から崩れ落ち涙が溢れ落ちた。




真琴「ごめんごめん、泣くなよ!笑」


瑠夏「笑ってんなよバカ!ぐすっ」


小春「どうして急にやる気になったの?」


瑠夏「なんてゆうか、力が溢れてる感覚?ってゆうのかなんてゆうか、、、」


真琴「それ大丈夫?よくあるやつじゃないの?テスト前日のどこから来てるのかわからないあの自信みたいに」


瑠夏「それとは違う気がするんだ、戦わしてくれない?試してみたいんだ。」


真琴「、、、そうだね、時間も無いし逃げれば襲ってきそうだ。頼めるかい?」


小春「大丈夫?無理しないでよ?すぐ泣くんだから。」


瑠夏「一言いらんのじゃ」




そして僕はシャドウハゲボクサー、これからは【シャゲサー】と呼ぼう。


シャゲサーと向かい合った。




瑠夏「さぁ、僕が相手だシャゲサー!掛かってこい!」


シャゲサー「シュッ!シュッ!」




僕とシャゲサーが同時に走り出す。


試合開始だ。




1ラウンド15秒


瑠夏  KO




小春「瑠夏ぁ!!やっぱダメじゃーーん!!」


真琴「やっぱ倒れたか、無理矢理止めれば良かった。」




僕は見事にノックアウトした。だが膝を振るわせながら立ち上がる。




瑠夏「まだ、、やれる!」


小春「もうにげて瑠夏!!」


真琴「、、、」




僕はシャゲサーに殴り掛かる。何度も何度もかわされては殴り飛ばされた。意識も飛びかけた。




真琴「ダメだ!俺も手を貸すぞ瑠夏!」


小春「瑠夏!!」




僕は昔からヒーローに憧れていた。悪者をやっつける姿よりは仲間を守る為に何度も立ち上がる姿が好印象だった。


昔僕が中学1年の頃他校の年上2人ににカツアゲされた事があった。その時助けてくれた人がいる。その人はとてつもなく弱かった。相手が2人だったのもあるがとても格好は良いものでは無かった。


それでもボロボロになりながら何度も立ち殴りかかっていった。そのしつこさに相手は呆れて消えていった。


だが僕にはその助けてくれた人のそのボロボロの背中がとても大きく見えてとてもカッコよかった。ヒーローに見えたんだ。


その人は何も言わずに去っていった。コミュ障の僕は声を掛けれずそれ以来その人とは会えていない。




瑠夏「まだやれる、、、僕も友達の為に立ち上がりたい、、、」


真琴「瑠夏!」


瑠夏「あぁぁぁぁぁ!!!」




がむしゃらに放ったパンチがシャゲサーの顔に当たった。


シャゲサーがすごい勢いで飛んでいき柵を超えて屋上から落ちていった。




小春「瑠夏、その力って、、、」


真琴「いつから体に違和感があった?」


瑠夏「はぁ、はぁ、そうだね、噛まれた後からかな?」


真琴「ゾンビウィルスが力に?」


瑠夏「ゾンビパワー?」


小春「瑠夏怪我は!?」


瑠夏「大丈夫、それより急いで下に行こう!」


真琴「あぁ、2人の元に急ごう!」




僕達は屋上を後に紳君たちの元へ向かった。


この力、僕もみんなの為に戦えそうだ。


早く紳くんたち天智たちと合流しなくちゃ。






➖To be continued.➖

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