70:おっと、間違った
登場人物
矢葉井高校3年
男性陣
平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)
荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)
三間煌葉(17)
女性陣
瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)
他
高澤七斗(28) 漠間真加(28) 辺和人心(34)
松川永沙(23) 王華美巳(10)
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平良瑠夏side
僕は小春とデパートを出た
さっきアクセサリー店で選んだ物、実は小春へのプレゼントなのだ
正直こういうのあげた事ないから喜んで貰えるか不安だしあげるタイミングマジでわからん
一応小春の誕生日には毎年何かかしらあげてはいるんだけど小春はいつも
「プレゼント?ん〜じゃごりこ!」
と答えるからじゃごりこ10個ぐらいプレゼントしてる、全部サラダ味でね
小春「あ!瑠夏!ここ寄っていこうよ!!」
瑠夏「ふぁぁいぃぃぃ!?」
小春「何その返事??」
瑠夏「ご、ご、ごめん、、ちょっと考え事しててさ、、、」
小春「ふーん、変な瑠夏だね!」
そう言って小春はニッ!っと笑う
可笑しいな、今までこんな事無かったのに、、、
小春の笑顔が心にギュンっ!!と刺さった
アクセサリーか?あのアクセサリーがそうさせているのか??
小春が寄っていこう!と言ったのはゲームセンターだ
懐かしいな、、、ゲームセンターは僕と小春と天智でよく行ってた
あの頃の天智はイケイケヤンキーレベル94辺りだったから「俺の縄張りだ!」とか言って他所の学生に絡んでて良く喧嘩してたなぁ、、、
あのゲーセン天智のでは無いのにね
僕達はゲームセンターへ入る
中には何体かゾンビがいるなぁ
瑠夏「ちょっとあの辺のゾンビ外に追いやってくるね」
小春「え?どうやって??」
瑠夏「ふっふっふ、任せなしゃい!!」
僕はゾンビ達の元へ寄ってく
瑠夏「あ、は、あの、、、」
ゲーゾン「ぶるる、、『なんだぁ?』」
瑠夏「向こうにあるビルの中にあ、あ、新しく、、、ゲームセンターが、、、出来たみたいで、、今なら全機無料だって、、、」
ゲーゾン「まっ??『ま、まじか!?おいみんな聞いたか!?行くぞ!!!』」
ゲーゾンズ「「あぁ〜『おぉーー!!!!』」」
ゲーゾン「ぺこりぃ〜、、『教えてくれてありがとう!』」
そうしてゲームセンター内のゾンビ達はノソノソ出て行った、コミュ障が過ぎて泣きそうになった
小春「皆んないなくなったねぇ〜?」
瑠夏「ゲーセン勢は新しいゲーセンが出れば行ってしまうものなのさ!わからんけど、、」
小春「あ!瑠夏これやろ!」
瑠夏「あ、マ◯オカート!久々だなぁやるの!」
小春「負けた方がピンプリ(1人でプリクラ)ね!」
瑠夏「そんなの罰ゲームにもならないね!僕はいつだって1人だからね!!!」
自分で言ってあれなんだけど心にヒビが入った音がした
しかもいざ勝負したら圧倒的に負けた
こんなに差がでる?って思うぐらい負けた
僕はプリクラ機へと入っていった、、、
ウィーーーン
小春「瑠夏凄い顔してるよこれ!!」
瑠夏「1人で笑顔で撮れる勇気僕にはなかったよ、、、」
小春「仕方ないから私が一緒に入ってあげる!ほらもう一回撮るよ!」
そう言って小春は僕の背中を押してプリクラ機へと半端強引にまた入った
中学生の頃1度3人で撮った事あるけど僕は慣れて無さすぎて証明写真撮ってんのかって思うぐらい悲惨なものだった
小春「見てこの写真の瑠夏!目が半開き!!」
瑠夏「やめて、お願い誰にも見せないでねそれ??」
小春「どーしよっかなー??あ!この瑠夏良い顔してるよ!」
瑠夏「なかなか良い写真だねこれ」
小春「落書き何描こっかな〜?」
その後は他のゲームで遊んだり自動販売機で売ってるアイスを2人で食べたりして遊んだ
懐かしい気持ちとこれがデートか、、ムフッと言う気持ちとなかなか新鮮だったしなんかこう、、、良い日だなぁ
一通り遊んだ僕達はゲームセンターを出る
小春「次あそこ!服見に行こう!!」
瑠夏「服か、僕ファッション0センスなんだよなぁ」
小春「私がコーディネートしてしんぜよう!だとその前に真加さんに連絡してみよう、待たせちゃってたら悪いし、、、」
、、、ピッ
真加「よう小春!瑠夏とは良い感じか??」
小春「ま、真加さん!瑠夏とはそんなんじゃ無いですよ!今日はただ付き合ってもらってるだけで、、」
真加「ほーん?ただ付き合ってもらってるだけねぇ〜?」
小春「むぅ、、」
真加「はっはっは!すまんすまん!ちょっと意地悪してしまったな!どうしたんだ?」
小春「真加さん待たせてしまってたら申し訳ないなって思いまして、もう車ですか?」
真加「心配ないぞ!実は私もあちこち見ていたな?ゾンビを避けながらだから時間掛かってしまって!私の事は気にしなくて大丈夫だぞ!!」
小春「それじゃあ私達はもうちょっとお店見てから戻ります!」
真加「わかった!じゃあ後でな!」
小春「はい!!」
瑠夏「真加さん大丈夫だった?」
小春「うん!服屋さん行く時間ありそうだよ!行こう!」
僕達は服屋へ入った
小春がこっちとこっちどっちが似合うかな?と言い僕に見せてくれる
こんな展開漫画でしか見たことなかった、、、
正直どっちもメチャクチャ似合うんだよなぁ、でも僕は知っているぞ?〝どっちも似合うよ〟は不正解なのだ!
この場合どっちの服も褒め尚且つ相手も褒める!
そして最後に片方の服をススメる!つまりこうだ!!
瑠夏「こっちの服はカレー屋に入っても気にせずいけるね!こっちはラーメン屋に行っても臆する事なくすすれるはず!僕的には小春はこっちのラーメンの方がしっくりきたかなぁ?」
小春「、、、うん???」
おっと、間違った
瑠夏「ご、ごめん、、、」
小春「ふふっ大丈夫だよ!小春が言いたい事何となくわかるしちゃんと考えてくれてるのも分かってるから!ありがとう!じゃあこっちにする!!」
なんて良い子なんだろう!!!
でも小春が選んだの僕が良いと思うって言った方と違う方選んだけどね!!!
小春「次は瑠夏ね!今似合いそうな服持ってくるから待ってて!!」
瑠夏「ふぁい」
しばらくすると小春がカートを押してやってきた
小春「まずはこれとこれとこれ!!着替えてきて!」
瑠夏「はぁい」
僕は何着か着替えて小春へ見てもらった
楽しそうな小春を見てなんだか僕もノリノリになってきた
小春「うーん、、、やっぱり最初の奴が1番瑠夏っぽい!!」
瑠夏「そ、そう??じゃあ、、えへへっ最初の奴にしよっかな!」
僕と小春は服を買った
お金はしっかりレジに置き車へと向かった
まだ真加さんは来てなさそうだな、、、
瑠夏「ねぇ小春はさ、ちゃんとレジにお金を置いたりってするよね?何か理由あるの?」
小春「、、、普通だった頃の日常を忘れない為、かな?」
瑠夏「日常を?」
小春「銃でゾンビを撃つ、、、生きてる人が友達を襲った時何も思わずに撃てる様ななっちゃうんじゃないかなって」
瑠夏(あのイケオジ、田渕が言ったこともしかして、、、)
小春「ねぇ瑠夏、もし私がね?非日常にのまれていっていたら目を覚させてほしいの!当たり前じゃないモノが当たり前に変わってしまう前に、、、」
そう話す小春の顔は少し暗かった
田渕が言った言葉が小春には響いたのだろう
小春の言いたい事もすごくわかる
確かに僕達は普通じゃない普通に慣れてしまっているのかもしれない、、、
瑠夏「小春、その時は絶対に僕がなんとかするし僕が変わった時は小春が止めて欲しい!だから、この先も変わらない僕達で生き続けよう、一緒に」
小春「うん、、、」
真加「お?今のは告白か??」
瑠夏「ぶるぅえぁっしゃぁ!?!?!?」
小春「ま、真加さん!?」
真加「すまないな!盗み聞きするつもりは無かったのだがなんか青春の香りがしてな!で?今のは告白か?」
瑠夏「え!や!ちがっ!!!」
小春「そうですよ!今のは違くてこう、、、ね!?瑠夏!?」
僕は全力で頭を上下に振った
真加「まぁムードないもんなここじゃあな!!」
瑠夏「真加さん!!!」
真加「ははっ!!いやぁなんか甘酸っぱさを感じたな!さぁー帰るか!七斗に話そっと!!」
瑠夏&小春「ダメェェェェ!!!!」
真加「はっはっは!!!!」
車内の僕と小春は恥ずかしくて目も合わせれないし会話がぎこちなかった
それを見て真加さんは笑っていた
➖To be continued.➖




