68:ちょっとデートに付き合ってよ?
登場人物
矢葉井高校3年
男性陣
平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)
荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)
三間煌葉(17)
女性陣
瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)
他
高澤七斗(28) 漠間真加(28) 辺和人心(34)
松川永沙(23) 王華美巳(10)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
平良瑠夏side
決勝戦を始めようかと思ったが休憩がてら様子を見にきてた人心からドクターストップがかかった
人心「君たちわかってるぅー?怪我してんのよー?傷口開いてそれ手当するのだれー???」
瑠夏達「「ごめんなさい」」
人心「軽い運動程度なら良いって言ったのにまさかこんな白熱してると思わなかったよ、まぁでも楽しそうでなによりねん!」
永沙「皆んなお昼だよー!!BBQやろー!!!」
鷹次「うぉぉぉぉぉぉぉ!!炭事食べてやるぞぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
人心「こっちの仕事が増えるからやめてもらってもいいかな?」
僕達は別荘のアホみたいに広い庭でBBQを始めた
今だけはあの頃の日常に戻ってる感じがするよ
天智「あ!おい梨華!!それ俺が狙ってた肉!!!」
梨華「へっへーん!早い者勝ちだよ!悔しかったら名前書いとくんだね!!!」
天智「ぬぁぁぁぁぁにをぉぉぉぉぉぉ!?!?」
梨華「代わりにこのかぼちゃをあげよう!」
天智「ったく、仕方ねーなぁ、、、」
瑠夏「天智って梨華になんだかんだ甘いよね?」
小春「本当だよね、最終的には絶対天智許すし折れるもんね」
鷹次「おふっおふっうまぁぁぁぁぁい!!」
真琴「お前手で食べてるの?」
鷹次「BBQって言ったら手で取って手で食べて手で肉を焼くだろ?」
真琴「お前ん家のBBQってそんなハードなの?手熱くないの?」
鷹次「めっちゃ熱いし火傷してるぞ?」
真琴「、、、これがゴリマッチョになる秘訣なんだろうなぁ」
瑠夏「真琴絶対考えるの辞めたな今」
小春「辞めたねぇ、目の前にお肉用のトングあるんだけどね、、、」
こんな世界になって悪い事も沢山あった
けどそればかりじゃない、良い事って言ったらゾンビになった人達や困ってる人達には申し訳ないが
あの普通の日常を送っていたあの時だったら今日この日はこなかっただろうな
七斗さんや真加さんと知り合う事なんてなかっただろうしなぁ、、、
BBQは12時から15時まで行った
その後は各々自由に過ごした
瑠夏(啓耶の様子でも見に行くか)
啓耶は〝忠舎〟と言うイかれたドMサイコパス医院長にウイルスを打ち込まれてしまった
人心さんが今は眠らせてくれているが早く元に戻して啓耶とも一緒にBBQしたいな
僕は啓耶の元へやってきた
気持ち良さそうに寝ているよ、大きいトンボ捕まえた夢でも見てるんだろうなぁ
真加「お!瑠夏!来ていたのか!」
瑠夏「真加さん!」
真加「どんな夢を今見ているのだろうな?」
瑠夏「そうですね、、、楽しい夢見ててくれればいいんですけどね」
真加「そうだな、ブラウン管テレビ持って100回スクワットしたのちに1人リレー対決し最後はマーガリン全身早塗り勝負してる夢とかな!」
瑠夏「だとしたら今すぐ叩き起こした方がいいです、意味わからなさすぎますよね」
真加「なんでマーガリンを早く塗るんだろうな??」
瑠夏「いやマジでわからないですし言い出したの真加さんなんですけど、、、」
真加「瑠夏はゾンビになってしまったらどうしたい?」
瑠夏「ん〜、まぁ僕半分ゾンビみたいなもんなんですけどね?そうですね、、、自我を失い友達を傷つけてしまうぐらいなら僕は、、、」
真加「まぁそうだよな、〝その時は〟ってなるよな」
瑠夏「真加さんはどうします?もしゾンビになってしまう!ってなったら?」
真加「そうだな、まず自我が無くなる前に言いたい事がある人達に伝え忘れない様に全部を伝えるな!その後ゾンビになってどっかでホラーナイトショーでもやって有名ゾンビにでもなろうかな!!」
瑠夏(本当になりそうなんだよなこの人、、、)
真加「ゾンビになったらどんな感じになるんだろうなぁもう何も考えれずただボケーっとするのかな」
瑠夏「いやわりかし楽しそうにしてるゾンビ結構いましたよ?」
真加「そうか!瑠夏と七斗はゾンビと話せるのだったな!」
瑠夏「はい、皆んな脳みそまで腐ってしまってるせいか会うゾンビのバカ率がかなり高いですね」
真加「そうなのか?瑠夏と知能が同じぐらいってことか??」
瑠夏「なんで今僕をディスったんです!?」
真加「よし!じゃあ私は戻るとするよ!」
瑠夏「ちょっと待って、ディスった件終わってない」
真加「はっはっは!また後でな!!」
そう言って真加さんは僕をディスりっぱなしにしどこかへ行ってしまった
啓耶聞こえてるかな?君が寝てる間に色々なことが起きたよ
色々あり過ぎて一気に聞いたら頭がショートするぐらいあるよ
覚悟しててね?絶対に聞かせてあげるからもう少し待ってて、、、
僕は啓耶が寝ている部屋を後にした
次に人心さんのいる変人研究室へ向かった
そーっと中を覗いてみる
人心さんと七斗さんはパソコンと向かい合い永沙さんと小春は七斗さん達が持ち帰った資料を見ている
小春「ん?瑠夏!どうしたの?」
瑠夏「いやぁ、なんかジッとしてられなくてチョロチョロしてるんだよね」
七斗「瑠夏、丁度いいちょっとこっち来てくれ」
僕は七斗さんへ呼ばれ人心さん達の前に来た
七斗「俺達が何故〝完全にゾンビ化〟していないのか少しだけわかった」
瑠夏「どうしてゾンビにならないんです?」
七斗「俺達の体にある〝細胞〟にゾンビウイルスを弱らす染色体が存在していた」
瑠夏「染色体、、、でもなんでそれが俺の体にもあるってわかるんです?」
人心「瑠夏君が寝てる間に血を貰ったよ☆」
瑠夏「怖いんですけどこの人、しかもなんで僕は起きないんだ、、、」
永沙「強めの眠剤ぶっ込んだいたからね!!」
瑠夏「怖いんですけど!?安心して寝れないんですけど!?」
七斗「瑠夏、、、俺もやられたから」
瑠夏「七斗さんも!?普通に採血するねって言えば良くないです!?」
人心「ん〜、だってぇ、ねぇ?」
永沙「あの「起きるなよー?絶対起きるなよー??」ってゆうハラハラドキドキ感がたまらんかったとですね!!」
瑠夏「何言ってるんだこの人は?」
七斗「気持ちは分かるぞ瑠夏、俺も同じ反応したけど諦めた方がいい。この2人は頭がぶっ飛んでるって」
瑠夏「いつか朝起きたら体サイボーグとかにされてそう」
人心「話戻すね?」
瑠夏「、、、はい」
人心「君達の細胞は弱らすだけで殺すわけではない、要するに〝進行を遅らせてる〟だけなのね」
瑠夏「それってつまり、、、」
七斗「あぁ、俺らもいつかは〝あいつら〟みたいになるって事だ」
瑠夏「そんな、、、」
七斗「それを抑える、もしくは治す鍵がこの一太達が使ってた『制御薬』にあるかもしれない」
人心「啓耶君も長らくあの状態だからね、急がなくちゃいけないね」
瑠夏「、、、僕達の為にすみません」
人心「謝らなくていいのよ?こんな実験をするなんて医者兼研究者の私からしたら腹立たしい、、、それに瑠夏君達は私達を守ってくれた恩があるからね絶対なんとかするのよん」
瑠夏「ありがとうございます」
七斗「、、、瑠夏、まだ掛かるから皆んなとゆっくり休んでいろ」
瑠夏「はい」
永沙「小春も休んでおいで!しばらく手が空くから大丈夫だよ!また手伝って欲しい時お願いしにいくね!」
小春「わかりました!!」
僕と小春は研究室から出て皆んなのもとへ向かおうと思ったが小春が僕に「ちょっと私に付き合ってくれない?」
と言ってきたから僕は小春と外へ向かった
瑠夏「どこへ行くの?」
小春「ちょっとデートに付き合ってよ?」
瑠夏「、、、デート!?」
思えば小さい頃は良く小春と2人で遊んだりしていたが中学に入ってからは2人っきりってのは無かったな
無縁だと思っていた【デート】と言う単語に胸の鼓動が高鳴り出した
寝癖ちゃんと直しておけば良かった、、、
➖To be continued.➖




