65:ダメ彼氏と付き合う世話焼き彼女って感じ
登場人物
矢葉井高校3年
男性陣
平良瑠夏(18) 荒島紳(18)
女性陣
瀬名小春(18)寺門愛美(18)
他
加留多一太(29)
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平良瑠夏side
一太さんの死が受け入れれず沢山の涙が溢れた
しばらくしてからやっと落ち着きを取り戻す事ができた
二陽「兄さんは、、、僕が連れ帰ってもいい、、、かな?」
愛美「そうだな、それが良いと思う」
紳「うん、、、一太さんをお願い」
二陽「、、、ありがとう」
僕達は一太さんに最後の言葉を伝えた
小春「一太さんのせいで目が晴れちゃったよ、たくさん笑わせてくれてありがとう!一太さんみたいに人を笑顔に出来る人に私もなるよ!」
紳「うるさいぐらい明るい人だったね?そしてつい甘えてしまう程お人好しでカッコいい兄貴分だったよ、ありがとう」
愛美「一太が作った『ハンバーグ風そうめん〜気持ち程度の背脂添えて〜』だったよな?絶妙な味でクセになりそうだったなぁ!色々な話をしてくれたり、私達を楽しませてくれたな、ありがとう」
瑠夏「、、、僕の事沢山守ってくれたね、戦い方教えてくれたり料理も教えてくれたよね、味は当たり外れ凄かったけどね?悩んだりして暗い顔してたら話聞いてくれて一緒になって悩んでくれたね?本当に、優しくて強くて、、もう、、、」
あぁー、ダメだ、また泣く、まともに喋れなくなる前にこれは伝えなきゃ
瑠夏「いぢだじゃん、、、あ"り"か"と"ぉ」
紳「また泣いて、、顔パンパンになるぞ?」
小春「瑠夏は泣き虫のままだね!」
愛美「一太も心配で安心出来ないんじゃないか?」
瑠夏「だっでぇ〜」
二陽「ふふっ、、、兄さんは、、、幸せ者だね、、」
僕達は一太さんに別れを告げた
二陽さんが一太さんを背中に乗せようとかがんだ
二陽「あっ、、、そうだこれ、、、兄さんから預かってたんだ、、、」
愛美「手紙?」
二陽「兄さんが、、、君たちにと、、、渡してくれって頼まれたんだ、、、」
小春「そうなんだ、ありがとうございます」
二陽「じゃあ、、、僕達は行くね、、、」
紳「二陽さんはこれからどうするの?」
二陽「僕は、、、真田千弥を追うよ、、、兄さんの仇を取らなきゃね、、、」
瑠夏「それなら僕達と」
二陽「、、、いや、、、僕は単独で、、、やらせてもらうよ、、、」
愛美「そっか、、またどこかで会いそうだな」
二陽「そう、、だね、、、その時は、、、敵じゃないよ、、、」
そうして二陽さんは一太さんを背中におんぶして歩いて行ってしまった
その姿が見えなくなるまで僕達はずっと一太さんの背中を見ていた
瑠夏「、、、帰ろう、皆んなが待っている」
紳「そうだな」
僕達は皆んなの元へ帰ることにした
美巳「おかえりぃ!!!」
小春「美巳ちゃんただいま!」
天智「おう!皆んな!遅かったなぁ?」
天智達先に帰ってきてたんだ
みんなの顔見るとあぁ、やっと帰ってきたって感じがするなぁ〜
七斗「、、、一太はどうした?」
瑠夏「、、、」
愛美「一太は、、」
七斗「待て、とりあえず疲れただろう?風呂入って飯食って落ち着いてから話し合おう」
真加「それもそうだ!まずは疲れを癒すところからだ!」
人心「マッサージもしちゃうわよぉ〜?」
瑠夏「オネェ気増してない?」
真琴「皆んなに会えない寂しさがオネェ力を底上げしてくれたんだってさ」
瑠夏「今後聞くことないワードなんだけどオネェ力底上げって」
七斗さん何かを察してくれたんだろうな
僕達はとりあえず風呂入ったり飯食ったりゆっくりとして疲れを癒しに入った
何故か紳がオネェマッサージの犠牲者にさせられていた
でも紳曰く「マッサージの腕はピカイチ、でも度々耳元で囁かれるイイ、、イイヨォ、、、オォ、、、って言葉が耐え難い」って言っていた
そして皆んなリビングに集まった
七斗「皆んないるな?よし、まずは俺達から話す」
七斗さん達は怪しい資料とSDカード、それと何があったかを話してくれた
紳「鷹次、良い人と出会えたんだな」
鷹次「おう、あの人は俺の中でいつまでもヒーローだ!」
人心「資料とSDカードはこれから詳しく見ていくわ」
永沙「少々お待ちよ!!」
小春「私も何か手伝いますよ!」
梨華「はいはーい!梨華もやるっすよ!」
人心「あら2人ともありがとう!お願いね!」
七斗「瑠夏達話してもらえるか?」
瑠夏「うん、わかった」
小春「瑠夏大丈夫?発表とか苦手でしょ?いつもカミカミで声と足が震えていて文字に一点集中して周り見えなくさせようとしてたでしょ?」
瑠夏「そ、そうなったら代わりに話してくれる?」
小春「うんわかった!頑張って瑠夏!瑠夏ならできる!」
瑠夏「う、うん!頑張るね!」
天智「ダメ彼氏と付き合う世話焼き彼女って感じだな」
小春「もぉ〜瑠夏はダメだけど彼氏じゃないよぉ!!」
瑠夏「ダメも否定してくれない?」
僕は屋敷で起こった事をすべて話した
もちろん一太さんの死も伝えた
やはり皆んな泣いた、最初は敵だったけど仲間になってくれて凄い心強かったし人望もある人だったからねそりゃ泣くよ、、、
真加「一太、、、もう会えないのか、、」
美巳「一太兄ちゃんにまた会いたいよ」
煌葉「あんな面白い人なかなかいないよね」
鷹次「うぉぉぉぉぉぉ!!!一太ぁぁぁぁぁぁ!!!」
七斗「、、、千弥」
七斗さんの目つきが変わった
怒りと悲しみが混じっている様な雰囲気がでていて正直怖くてビビる
昔の友に仲間を殺されたんだ、複雑だよね、、、
真加「七斗、皆んな怖がってるぞ」
七斗「!!、、、悪い色々考えていた、一太とスケボーでバスケやる約束してたのになあのバカ、、、」
瑠夏「どうやるのそれ?」
七斗「さぁな、あいつにしかわからんな?」
愛美「あ、そういえばこれ、弟の二陽から貰ったんだ!ウィルスを鎮める薬だって言ってたかな?一太と二陽が使って特異体質を制御してるみたいなんだ!」
七斗「これが、、、人心これも頼めるか?」
人心「任せて?あとでほっぺにチューしてね?」
七斗「だってよ紳」
紳「なぁなんで俺?マッサージも俺だったんだけど、、」
小春「瑠夏そういえば手紙も貰ってなかった?」
瑠夏「あ!そうだ!一太さんから手紙あるんだ!」
真琴「なんて書いてるの?」
瑠夏「えーっとね、、、」
一太〝皆んな!俺先向こう行ってるからゆっくりこいよ!あと卵は甘い方が好きです。それじゃあな!ありがとうな!仲間にしてくれて!!〟
手紙にはこう書かれていた
七斗「いつ死ぬか分からないからな、いつも持っていたんだろうな?いつその日がきてもいいように」
瑠夏「もぉなんだよ、卵の好みなんてどうだっていいよ!」
真加「ありがとうってそれはこっちのセリフだ」
僕はまた涙が出た
他も殆どの人が泣いた
七斗「今日はもう解散としよう、疲れただろうし気持ちを整理させたいだろう?」
人心「それが良いと思うよ」
僕達はそこから各々自由に過ごした
僕は泣き止むまで小春が背中をさすってくれた
話し合いが終わったあと七斗さんは外に出ていた
七斗「、、、」
真加「夜風にあたりにきたのか?」
七斗「ん?まぁ、、、そんなとこだ」
真加「いい夜風だなぁ、一太と3人で夜風にあたりながら晩酌した時何回かあったな」
七斗「あったな、、、何故かつまみがチョコレートしかなかったやつな」
真加「ビールにはこれ!チョコ!!!って言って全然分からない理論語っていたな!」
七斗「あぁ、、、また3人で呑めると思っていた、次はつまみサーティーワンにするってわけわからん事言っていたなぁ」
真加「七斗、もし真田千弥と会ったらどうするんだ?」
七斗「、、、おそらく殺し合いになるだろうなぁ」
真加「一太がボロボロにさせられたぐらいだ、かなり強いんだろうな」
七斗「そうだなぁ、、、一太良く皆んなを守ってくれたよ」
真加「ほんとだな、、、」
七斗「待ってろよ一太、そっち行った時はまた呑もう、、、ありがとうな」
➖To be continued.➖




