63:一撃一発一拳一殺!!!
登場人物
矢葉井高校3年
男性陣
平良瑠夏(18) 荒島紳(18)
女性陣
瀬名小春(18)寺門愛美(18)
他
加留多一太(29)
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加留多一太side
オッスオラ一太!
今弟と激しい兄弟喧嘩中だぜ!
思えば最後に兄弟喧嘩したのはいつだったかな、、、
二陽「集中、、、切れてるよ、、」
一太「うぉぉぉぉ!?って俺頑丈だから別に避ける必要ないんだよなぁ」
二陽「、、、僕達の喧嘩は、、いつも、、、決着つかないんだよ、、、ね」
一太「俺は超硬化、お前は超回復だからな!」
二陽「そう、、、でもお互い弱点はある、、、」
一太「おう、俺は薬切れか力の酷使をすれば石みてーに硬くなっちまう」
二陽「僕は、、、回復を使い過ぎると、、、体が溶けてしまう、、、」
一太「なぁ二陽、何故俺を殺そうとしている?」
二陽「、、上からの命令、、、」
一太「俺を殺しても何もならないぞ?組織の情報なんてなんもしらねーしなぁ〜」
二陽「きっと、、、いずれ目障りになる、、、からでしょ、、、」
一太「ふーん、それで弟のお前をよこしたのか、、、俺も舐められたもんだなぁ?」
二陽「、、、」
一太「俺をやるのに弟1人?そんなんで俺をやれる訳ねーだろうが、なぁ?二陽?」
二陽「兄さん、、、僕はいつまでも弱い弟なんかじゃないよ、、、」
二陽はそう言うと銃を俺に向けた
一太「そんなの効かねーのわかっているだろう!!」
二陽「じゃあ、、、受けてみて、、、」
ドンッ!
一太「、、、!?」
二陽「兄さんを、、、相手するって分かっていて、、、何も対策してこないわけ、、、ないよ、、」
銃弾も通さないこの体の腹に穴が空き血が溢れ出ている!?
ど、ん?え?ちょーーーーいたいんですけどぉぉぉ!?
嘘だろおい!?
「俺も舐められたもんだな?」ってカッコつけてこれかよかっこわりぃ〜〜
心も体もいてーよーーーー
二陽「この弾ね、特別製で、、、兄さんの為だけに造られた物なんだ」
一太「なんてもん造ってんだよバカヤロウ、暇なのか」
二陽「因みにだけど、、、これも凄い、、、よ」
二陽はナイフで切り掛かってきた
何かヤバい気がして避けようとしたが腹の傷が突っ張り少し反応が遅れてしまった
一太「おいおい、このナイフも特注か?」
二陽「もちろん、、、そうだよ、、」
反応が遅れ胸を浅く切られてしまった
血を流すなんて久しぶり過ぎるぞ、、、
一太「本気で殺しにきてるじゃないか」
二陽「そうだよ、、、」
一太「全く、、、困った弟を持つ兄は苦労するぜ!!」
俺はスタートダッシュをきる
二陽がすかさず銃を構え撃ってきたが弾は俺の頬をかすめていった
そして二陽の懐に入り込む
一太「くらえ!お兄たん怒りのお仕置き鉄拳!!」
二陽「ぐぅ!!」
全体重を乗せ右拳をフルスイングで弟の顔面に打ち込んだ
二陽は後ろへと吹っ飛んでいった
一太「どうだぁ〜?痛いだろぉ〜?」
二陽「痛かったよ、、、もう治ったけどね、、、」
一太「お前がお目目覚ますまで殴り続けてやるよ!」
二陽「その前に兄さんは僕に殺されるよ、、、」
そこから激しい攻防戦になった
お互いの服が血まみれになっていく
だがダメージをくらっているのは俺だけだ
二陽に傷をおわせてもすぐ回復だ
それに比べて俺は特有の硬化が全く意味をなしていない
二陽「兄さん、、、ボロボロになってきた、、、ね、、」
一太「男はこれぐらいボロってるぐらいが丁度良いんだぞ!お兄たまの教えだ!覚えとけ!!」
二陽「そんな教え、、、いらない、、、」
一太「あとなぁ、まだまだ喧嘩の仕方がなってないな弟よ」
二陽がナイフで突いてきたとこをかわしその腕を掴む
そのまま頭突きをお見舞いだ!
そして横腹に一撃、金的一発、顔面に一拳、ほんでもって最後に大外刈りで後方から地面に叩きつけフィニッシュの一殺!!
一太「これぞ俺の連続連携技!『鬼いちゃん流亞亥乃武血』だ!!」
二陽「ゲハッ、、、ぼ、僕じゃなきゃ、、、死んでるよ、、、」
一太「ふふん、他所で使っていいぞこの技!」
二陽「、、、ふふっ、、、僕じゃできないよ、、、」
?「なかなか苦戦してるねぇ弟君?」
一太「あぁん?お前確か、、、【サラダアブラ】って言ったっけか?」
二陽「真田千弥だよ、、、」
千弥「手を貸そうか?」
二陽「いらない、、、僕が、、、やる、、!」
千弥「そう?兄弟愛が邪魔して殺さないんじゃないのー?」
一太「おーおー、兄弟喧嘩の邪魔すんじゃねーよ!」
千弥「兄弟喧嘩ねぇ、、、」
ドンッ!ドンッ!
2発の銃声が響いた、そして俺の胸と肩に銃弾の穴が空いていた
一太「ぐっ、、おぉ、、、てめぇ、、、」
二陽「おい、、、何してる、、、!!」
千弥「殺す気なかったろぉ?弟君さぁ?」
二陽「なに、、、?」
千弥「なんとか俺に死んだように見せかけさせて生かす気だったろう?そうすれば俺達が『加留多一太を始末』したという判断をし狙わなくなると」
一太「、、、」
千弥「そんな良い銃とナイフがあんだしさ、殺す気あるならもうとっくに殺す事できたでしょ?」
二陽「兄さんは、、、もう僕達と関係ない、、、だろ、、、ほっといたっていい、、、じゃないか、、」
千弥「そうはいかないだろー?始末しろって指示が降ってるんだからよ」
一太「俺を捨てといて、さらには俺を殺すか、、とことんクソったれな組織だな」
千弥「別に俺は兄の事嫌いじゃなかったけどねー?けどお前の中にある余計な正義感はいずれ俺達の邪魔になる、そう判断されたんだろうね?」
一太「俺は昔から正義のヒーローが憧れだからな、、、俺のやってる事は良い事だと最初は思っていたが途中からおかしいとは気づいていたんだ、ただ行くとこもやれる事も何もなかったからダラダラ組織にいたらこんなんになっちまったけど七斗達に会ってやっと変われる気がしたんだけどなぁ〜、、、」
千弥「変わる前に終わっちゃうね、生まれ変わったらなれると良いねヒーローってやつに」
カチャッ、、、
千弥「、、、何してるんだ愚弟」
二陽「お前の弟じゃない、加留多一太の弟だ、、、」
二陽が真田千弥の後頭部向かい銃をつきつけた
二陽「兄さんが悩んでいたのは知っていた、、、このままじゃダメなんじゃないかって、、、でも兄さんの言う通り僕達には『何もなかった』から、、、兄さんの事だから僕の事を考えて残っていたんだと思う、、、組織にいれば金は貰えるし食べ物も寝るとこも困らないから、、」
千弥「泣ける兄弟話だねぇ、まぁ俺には関係ないけどさ」
そう言うと真田は頭を下げそのまま二陽に背中でタックルをかました
飛ばされた二陽に向かい真田は銃を放ちやがった
まぁそんなもん読めるけどな、俺お兄ちゃんだから
俺は弟の前に飛び出し銃弾を受け二陽が被弾するのを回避した
二陽「兄さん!!!」
千弥「へぇ、、、銃弾もう5発受けてるのにまだ立てるんだねぇ?」
一太「お前とは気合いが違うんじゃボケ!!」
千弥「今楽にしてやるよ!」
一太「二陽、どこかに逃げてろ」
二陽「嫌だ、、、僕も戦う、、、」
一太「お前回復使いすぎただろ、左手の甲少し溶けちまってるぞ」
二陽「!?」
一太「それになぁ、お兄ちゃんってのは弟の前ではカッコつけてイキっていたいもんなんだよ、、、」
千弥「行くよお兄さんよぉ!!」
一太「お前のお兄たんになった覚えはねーーよぉぉぉぉ!!」
俺は真田千弥と激突した
あいつ二陽が飛ばされた時に落としたナイフをいつの間にか手に持っていた
俺もナイフで切り掛かるがどうやら奴の方が戦闘値は上らしく俺の体が切り刻まれていき奴は俺のナイフを弾きかわしやがる
それに見た事ない独特なナイフ捌きだった
現実とは非情だ、、、
一太「ゲホッ、、、」
二陽「にいさぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!」
千弥「おやすみ、加留多一太」
俺の胸にナイフが奥まで突き刺さっていた
それは心臓まで届きやがった、、、
➖To be continued.➖




