59:前方確認ヨーシ、ススムヨー。
登場人物
矢葉井高校3年
男性陣
椎名天智(18)山家鷹次(18)
女性陣
西河梨華(17)
他
高澤七斗(28) 漠間真加(28)
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高澤七斗side
俺達はここで怪しい実験をしていた証拠を掴んだ
だがワクチンに関する物は見つからなかった
鷹次「なぁ、、あの奥に行ってみないか?」
天智「なんかすげー雰囲気あるよなぁ、気にはなるな」
真加「何かあるかもしれないし行ってみるか!」
七斗「、、、どうした鷹次?浮かない顔しているぞ」
鷹次「あぁ、、胸騒ぎがするんだ」
梨華「恋?」
天智「誰に恋すんだよここで」
鷹次「これが、、、恋!?こんなの胸筋鍛えた時しかしなくて、、、」
真加「鷹次、、、それが恋だ!!」
七斗「適当な事教えるな、行ってみよう」
奥へ歩いて行くと大きな穴に下れ続く螺旋階段があった
天智「こんなんゲームでしか見た事ないな、、」
鷹次「エレベーターがほしいぞ、マッスルにはキツいぜ」
七斗「下へ行ってみよう」
俺達は階段を降りて行った
梨華「まーだつかないのかにゃ〜」
鷹次「はぁ!!」
天智「ど、どうした鷹次!?」
鷹次「俺、、気づいちまったんだがよ、、、」
天智「お、、おう、、」
鷹次「俺ら今これ下ってるって事はだぞ?もしかして下に行って用が済んだ時、、、この階段をまた上がって戻るって事じゃないか?」
梨華「!!!?!!」
真加「??!!?!」
天智「!?!?!?」
七斗「、、、今更?」
真加「な、七斗!引き返そう!多分まだ半分もきていないだろ?今なら間に合う!!」
七斗「下にワクチンに関する情報があったらどうするんだ?」
真加「うぐぐ、、」
梨華「わかった!最初誰か歩いて上って疲れたら次の人に変わってもらって上ってまた疲れたら次の人って変わり変わり上っていけばいいんじゃない!?」
鷹次「おぉ!なるほどな!!」
七斗「何がなるほどなんだ?今の理解できたのか?さっぱりわからんかったぞ」
真加「ならこんなのはどうだ?いっそのこと私達がエレベーターを作っちゃうのだ!」
鷹次&梨華「いいねぇ〜!!」
七斗「天智、ツッコミ頼んだぞ?俺は周りを警戒しとくから」
天智「ちょちょ七斗!俺じゃ無理だ!こいつらたまに殺人級のボケしてくるから!さばききれない!!」
七斗「大丈夫、お前はもう強いよ!」
天智「こうゆうのは鍛えられてないから!戦闘術だから教わったの!」
七斗「前方安全確認ヨーシ、ススムヨー。」
鷹次「エレベーターだとちょっとあれだからエスカレーターならどう?上がりながらさ下はなんかちょっとヤバかったねぇ?みたいな話ゆっくりしながら上がって行ってさ!」
梨華「エレベーターだと一瞬で終わっちゃうもんね!」
真加「なるほどな、思い出に浸かりながら行くのもまた乙なもんかもな!」
天智「最下層に一体何があると思ってるの?多分だけど浸かりたくないもんだと思うよあるのは?わからんけどね?」
天智がいてくれて良かった、、、
なんだかんだで一番下まで下りた
そこには異様な空気を感じさせる大きなゲートがあった
真加「最近分かった事があるんだ」
七斗「なんだ?」
真加「こうゆうヤバそうな所は本当にヤバい!!」
七斗「語彙力チョイバカになってるぞ」
オォォォォォォォ、、、
その中から苦しそうな雄叫びが聞こえてくる
鷹次「山藤さん、、、?」
七斗「!!」
天智「山藤?誰だ鷹次?」
鷹次「あ、あぁ、、昔の知り合いで、、、」
七斗「確かめに行くか鷹次?」
鷹次「、、、おう!」
両横にあるボタンを押しゲートを開けた
中は明かりがなく暗かったが人らしき影が動くのと鎖の音が聞こえた
手持ちのライトで『それ』に明かりをあててみると大男が鎖で繋がれていた
鷹次「山藤さん!山藤さんだよな!!?」
山藤「タ、、カ、ジ」
七斗「待て鷹次!様子がおかしい!!」
山藤「タカ、、ジ、、、ニゲロ、、、グゥゥアァァァァ!!!」
右腕に繋がれた鎖が切れてしまった
もう片方の腕の鎖も強引に引きちぎる
鷹次「なんで!山藤さんがぁぁ!!」
七斗「来い鷹次!逃げるぞ!」
真加「足止めぐらいにはなってくれよ!!」
鷹次を引っ張り階段に向かい走った
天智と梨華がゲートを閉める為またボタンを押す
真加は手榴弾を奴に向かい投げ放った
ゲートが閉まると同時に中で爆発音が聞こえた
天智「クッソォ!やっぱりこれ上がんなきゃダメかぁ!!」
梨華「休憩無しだね今回は!!」
鷹次「、、、」
七斗(鷹次が心配だがとにかく今はここを出よう)
下からゲートがぶっ飛ばされた音が聞こえた
きっと奴が追いかけて来てるんだろうな
真加「やっぱ素直に倒れちゃくれないよなぁ〜」
七斗「とにかく上まで全力で上がるぞ」
梨華「見て!もうあんなとこまで来てるよ!」
距離がどんどん縮められている
俺は走りながら奴に発砲するが怯む様子がない
梨華「もう少し上がったところに一部だけボロくなってた階段あったよね?」
天智「あぁあったな、それがどうしたんだ?」
梨華「これなんかどうかな?」
七斗「よくそんな物持ってたな」
梨華「コッソリ拾っときましたぁー!」
一部ボロくなってた階段まで着き梨華はそこにダイナマイトを置いた
梨華「階段壊れれば上って来れないでっしゃろー!」
真加「よーし急いで上がるぞ!!」
下からダイナマイトが爆発した音が聞こえた
覗いてみると階段は見事にその一部が崩れ落ちた
真加「2段階ジャンプぐらいしないとこれないだろうな!」
だが奴はひとっ飛びで飛び移りやがった
七斗「そりゃずるいだろう」
俺達は死に物狂いで上に上がり急いでエレベーターまで行った
天智「おぉぉぉぉ!!早くしまれぇぇぇ!!」
山藤「ぐぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
七斗「手榴弾、ダイナマイトとくればこれも忘れちゃダメだろ?」
俺は閃光手榴弾を投げつけた
辺りに強い光が放たれ奴は一時的に視力を低下させられ怯んだ
その内にエレベーターで上まであがった
鷹次「、、、」
七斗「ここから出よう」
真加「そうだな、まぁ資料もあったしよしとしよう!
すると体育館のど真ん中に立たされてたエレベーターを吹き飛ばして下から山藤鷹見が現れた
鷹次「皆んなにお願いがあるんだけど、、」
七斗「『山藤さんを止めてくれ』か?」
鷹次「うん、頼む、力を貸して欲しい」
天智「何言ってんだ鷹次?友達から頼まれたんだやってやる!!」
梨華「後で馴れ初め聞かせてよー!!」
天智「馴れ初めではないんじゃないかなー?」
真加「逃げるのも疲れたしな!」
七斗「よし、あの大男をなんとかさせるぞ!!」
しかしあのバカ力、当たれば相当なダメージをくらうだろうな
極力銃は使いたくないな
山藤が突っ込んでくる
それを鷹次が正面から抑え込もうと迎え打つ
鷹次「山藤さん!しっかりしてくれ!」
山藤「ウゥゥゥゥ!!」
鷹次と山藤が掴み合う
だが鷹次が押され気味だ
梨華「ジャーン!持ってて良かった麻酔銃!」
天智「良くそんなの持ってたな!」
梨華「備えあればワンダフルだよ!」
天智「憂いなしな、よっしゃ俺も行くぞ!」
真加「おぉぉぉぉぉぉ!!」
俺達も山藤に掴み掛かり動きを止める
天智「よっしゃ梨華!頼む!!」
梨華「小春に教えてもらったようにやれば大丈夫、落ち着いてしっかり照準を合わせて、、、ここだ!!」
梨華が麻酔銃を放つ直前
山藤が鷹次に頭突きをくらわす
鷹次の力が少し抜けたとこで天智が抑えていた左腕が強引に引かれた
天智が少しバランスを崩し動いたとこに梨華の麻酔銃が飛んでくる
プスッ
七斗「あっ」
真加「おぉ?」
鷹次「わぉ」
天智「、、、ん?」
梨華「あ、あらぁ〜、、、」
天智「り、梨華ぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」
梨華「ごめぇぇぇぇぇぇぇん!!!!」
天智に麻酔銃が当たりその場に倒れた
真加は倒れた天智の足を引っ張りその場から遠ざけた
鷹次と俺も振り払われ一時距離を取るカタチになった
さぁ4対1か、、、どうするかなぁ、、、
To be continued




