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登場人物


矢葉井高校3年


男性陣


平良瑠夏(18) 荒島紳(18)


女性陣


瀬名小春(18)寺門愛美(18)


加留多一太(29)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


平良瑠夏side



僕達は目的地の屋敷へ辿り着いた

どんな富豪が住んでたんだろう、全部掃除するのに1ヶ月ぐらい掛かるんじゃないこれ?



一太「いつ見てもデケーなぁ、、、ん?」


愛美「どうした?」


一太「、、、誰か中にいるかもしれないな」


紳「どうしてわかる?」


一太「あの車だけヤケに綺麗じゃないか?」



一太さんは門の近くに停めてあった車を指差した



瑠夏「あー確かに、その奥の車は放置車ですって言わんばかりの汚れついてるもんねぇ」


紳「向こうの車も砂埃みたいなのが着いて動いた感じはしないな」


一太「恐らくだけどこの屋敷に入って行ったんだろうな、皆んな気を抜くなよ?油断すれば死ぬと思うんだ」


瑠夏「う、うん!」



僕達は屋敷の中へ入った

中は放置されて埃っぽかった

はぁ、、、毎度思うよ、どっから探そうかなぁ



愛美「今回も広範囲捜索だな!」


小春「二手に分かれる?」


紳「効率いいのはそっちだろうけど、、、」


一太「、、、いや、皆んなで固まって行動しよう」


瑠夏「僕もその方が良いと思う」


小春「瑠夏は人数減ると心細くて寂しいからでしょ?」


瑠夏「はい図星です」


一太「俺もだ!」


紳「あんたもかい」


一太「まぁあと全員を守りきれなくなってしまうからな、なるべくは俺から離れないでいてかれると助かるぞ!」


紳「最初敵だったとは本当思えないよな」


一太「今は世界1頑丈で頼れるお兄たまよ!!」


瑠夏「おにぃぃぃぃたまぁぁぁぁぁ!!!」


小春「1階から探してみる?」


愛美「そうだな!」


紳「時間掛かるな」


一太&瑠夏「無視よくない、絶対」



俺達はとりあえずすぐ近くにあった部屋へ入ろうとドアノブに手を掛けた



紳「ん?鍵掛かっているな?」


愛美「なるほどな、入れない部屋もあるわけか」


一太「奥義!そんなの関係ないぜドロップキィィィィックゥゥゥゥゥ!!!」



一太さんがドロップキックで強引に鍵の掛かった部屋をブチ破った

こんなのゲーム内や映画アニメ等では御法度行為だよな

鍵開かない→鍵を探す→敵を倒す→鍵ゲット→扉開ける→重要な手掛かりor武器GETだぜ!!

と言う流れだがな、現実はこんなもんなんね

開かぬなら、ブチ破ってしまえ、シュピドゥバ!



愛美「椅子2つにソファー、テーブルが1つ、客間か?」


小春「わぁ、、テレビとか撮る時に使ってる本気のカメラもあるよ!」


紳(本気のカメラ?)


瑠夏「違う国の偉い人同士が話す時こんな感じのとこで話したりしてるのテレビで見た事あるわぁ」


一太「仕方ねぇ、やるしかないな」


瑠夏「うん、そうだね」


小春「??」



僕と一太さんはテーブルを間に椅子に座った



瑠夏「紳!カメラマンやってね!」


紳「カ、カメラマン??」


瑠夏「じゃあ始めます!ゴホッこんにちは、ゾンビンTVの平良です。今回はこちらの方にインタビューをしていきたいと思います!ゾンビバスターズのエースで『最強の盾』と言われております加留多一太さんです!」


一太「えーっ加留多一太です、今さっきもね、ゾンビを2体程倒してきました」


瑠夏「おぉ!流石ですねぇ!」


紳(こ、こんな感じで撮ってればいいのか?)


愛美(何か始まったなぁ、、、)


瑠夏「いつ頃からゾンビバスターズで活躍なさっているのですか?」


一太「数ヶ月前ですかね?」


愛美(そうだよな、ゾンビ発生しだしてから1年も経ってないんだもんな)


瑠夏「ゾンビバスターズになる前は何をなさっていたんですか?」


一太「、、、SPみたいな事してました」


愛美(まぁ間違ったはいないか、悪い奴らのSPだったもんな)


瑠夏「好きなソースはなんですか?」


愛美(何その質問?)


一太「ヴァンジョーヌソースです」


愛美(知らなくない?一般的には聞かなくないそのソース名?)


瑠夏「どうやってその様な頑丈な体に?」


一太「薬です」


愛美(危ないなぁ、表現)


瑠夏「薬ですか、結構苦しかったりとかは?」


一太「すぐは全然、むしろ気持ちいいと言いますか、それから段々とイライラしてきたりしちゃいますね」


愛美(あー危ない!ダメな薬にしか聞こえない!一太が飲まされた薬もダメだけど!)


瑠夏「最後の質問です、この世界で今貴方が全うしたい事は!!」


一太「砂金集めです!!!!」


愛美「、、、何これ」



僕と一太さんは一仕事終えて満足した顔でハイタッチをした

他の3人は思考を停止させ拍手をしてくれた

だが我に帰った小春達に飛び蹴りされKOされた



愛美「この部屋は特に何もないな」


紳「出ようか」


小春「なんだったんだろうね、今の時間」


瑠夏&一太「ごめんなさい」



一度出てまたすぐ隣の部屋へ向かった

ここもまた鍵が掛かっていたが一太さんがタックルしてまたドアをぶっ飛ばしてくれた



瑠夏「ここは、、、トレーニング室かな?」


紳「鷹次が喜びそうだな」


一太「すげーな設備が」


小春「お金持ちって何考えてるかよくわからないね」


愛美「なってみたいもんだな大富豪に」


一太「こんなゾンビが出歩いてる世界じゃなんぼ金あっても意味ないけどな?」


愛美「まぁな、実際この世界なら生きてるからこそ大富豪なんじゃないか私達!(?)」


一太「なるほど!そうだよな!」


瑠夏(愛美ってたまにバカだよなぁ)



そしてまた戻り次の部屋を開けた



愛美「んー、食卓って感じだな」


瑠夏「なーんで長いテーブル置きたがるんだろうね?イスもバァー並べてさ?」


一太「ここでポツンと食べる飯は寂しいなぁ」


小春「来客とか大人数来た時ようじゃないの?」


紳「多分そうだと思うぞ」


愛美「まぁ折角だし少し腹拵えといかないか?」


瑠夏「賛成!!」



椅子に座り持ってきた食材で軽くご飯を済ませた

広すぎてやっぱりちょっと落ち着かないなぁ?


その奥の部屋へ行ってみたがそこはキッチンだった

調理器具は全部綺麗に収納ささっていた

そしてまた部屋を出て戻った



瑠夏「なぁーーんもなかったなぁ」


紳「1階もあと2部屋か、どこから行こうか?」


愛美「んー、、、」


?「まだ生きてたか、ガキ共」


瑠夏「おぉ?」


紳「、、、会いたかったぞ、田渕!!」


田渕「、、、加留多、お前も生きていたのか」


一太「この俺を殺すなんて不可能だぞぉ?」


田渕「だがお前薬がもうないんだろう?」


一太「、、、」


瑠夏「一太さん!最後に薬を投与したのは!?」


一太「9時間前だ」


愛美「残り3時間か!?何故もっと早く言わなかった!?」


一太「お前達は優しいからな、必死になって探してくれるだろう?その分油断が生まれやすい、未知に足を踏み入れるなら用心しなくちゃならねぇ、優先事項はお前達の命と何か手掛かりになりそうなもんだ!薬はその次で良いんだ」


瑠夏「良くないだろ!あと3時間でゾンビになっちまうんだよ!?」


一太「、、、」


田渕「その男は3時間以内に手掛かりを見つけてお前達を無事返した後1人命を断とうとしたんだろうな」


紳「、、、でも一太さんの頑丈さじゃ死ぬ事なんて」


田渕「死なないなら一生人目のつかないとこに閉じ篭ればいいだろう?手足を何かに繋ぐなりな」


小春「そんな、、、」



僕は一太さんに掴み掛かった



瑠夏「死なさないからな!1人カッコつけて勝手に死のうとするな!僕達を守ろうとしてくれるのはありがたいけどそんなに弱くないぞ!」


愛美「瑠夏の言う通りだ、私達を甘く見るなよ?」


紳「残り3時間か、俺達の重要事項は『全員で生きて帰る』だ!薬を優先的に行く!」


小春「一太さん、私たち絶対諦めないからね!」


一太「、、、ごめん俺が間違っていた、薬を手に入れるの手伝ってくれないか?」


瑠夏、紳、愛美、小春「おう!!!」



田渕がゆっくり階段を降りてきた



田渕「薬のある場所は知っている、教えて欲しけりゃ無理矢理口を割らせてみろ」



僕達は田渕緋志と向かい合う




➖To be continued.➖

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