47:最高なヒーロー
登場人物
矢葉井高校3年
男性陣
平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)
荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)
三間煌葉(17)
女性陣
瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)
他
高澤七斗(28) 漠間真加(28) 辺和人心(34)
松川永沙(23) 王華美巳(10) 加留多一太(29)
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平良瑠夏side
タコゾンビを倒したあと天智達が車で迎えにきてくれた
僕達は怪我と疲れでその場に座り込んでいる
色々ありすぎて頭が追いつかないなぁ、、、
愛美「紳大丈夫か!?すぐ手当してやるからな!」
紳「すまない、、、」
七斗「真加生きてるか?」
真加「そう簡単に死ぬわけないだろ!って言いたいが死にそうなぐらい疲れたし怪我の痛みで体も心もボロボロだな」
瑠夏「紳、真加さんごめんなさい、2人とも僕を庇ったから、、、」
真加「謝ることない!瑠夏が無事で良かったぞ!」
紳「その通りだ」
瑠夏「、、、ごめん、もっと皆んな守れるように頑張るから、、、足引っ張らないように、、、」
僕は自分の情け無さで涙が出てきてしまった
天智「瑠夏、、、」
七斗「まずはここを出よう、火がひどくなってきた」
一太「運転変わるぞ!皆んな乗ってくれ!」
天智「こっちの車は俺が運転するよ」
愛美「紳肩を貸すから行こう」
紳「ありがとう」
鷹次「ほら瑠夏、泣いてる暇はないぞ!急ごう!」
瑠夏「うん、、、」
七斗「真加おんぶするから捕まれ」
真加「お姫様抱っこじゃなくて?」
七斗「言ってる場合か、ほら行くぞ」
僕達は車に乗り込み2台で漠間邸を出た
ここから1時間程の海沿いに真加さんの別荘があるみたいでそこへ一先ず行く事にした
真加「辺和には今向かってる別荘の事を伝えてあるんだ、もしかしたらいるかもしれない!」
七斗「連絡が取れないからな、行ってみないと分からないな」
しばらく車を走らせ別荘へ着いた
やっぱり別荘もかなり立派だ
小春「瑠夏!!」
瑠夏「!!」
別荘から小春達が出てきた、軽いヤケドがある人もいるが皆んな生きていて本当に良かった
人心「姉御!紳君もひどい怪我してるじゃなーい!永ちゃん準備!!」
永沙「はいよーう!」
小春「皆んなもボロボロじゃん!中入って!手当てしてあげる!!」
僕達は別荘の中へ入り各々手当てしてもらい一息ついている
一太「皆んな改めて言わせて欲しい、本当に申し訳なかった!」
七斗「お前が悪い訳じゃないだろ?まぁお前の蹴りは痛かったけど」
一太「う、、ごめんなさい、、」
七斗「冗談だよ、皆んなこいつは加留多一太だ。訳あって一緒にいる」
一太「よろしくお願いします!」
愛美「訳って?」
七斗「そうだな、真加達の手当て終わって全員集まったら話し合うか」
美巳「七斗兄ちゃん達飲み物持ってきたよ!」
梨華「おまたせ〜!」
七斗「おぉ、ありがとう」
天智「他にも生存者いたろう?その人達は?」
真琴「皆んな火事が起こってからバラバラに散らばって行ってどこへ行ったかわからないな」
鷹次「ムッ、、、このコーヒープロテインが入っているな!」
美巳「ふふーん!美巳特製だよ!」
鷹次「ナイスマッスルだ!」
七斗「よし、みんな疲れただろう?今日はゆっくり休もう」
愛美「それもそうだな、シャワー入りたいな」
小春「ここ大きいお風呂あったよ!女子達で入っちゃお!」
美巳「やったーー!!」
梨華「男子諸君!覗きしたら砂浜に沈めるからね!」
天智「海あるのに砂浜に沈めるんだ、怖い」
七斗「瑠夏、ちょっと付き合えよ」
瑠夏「え?はい、」
僕は七斗さんに呼ばれて外へ出た
別荘の裏のテラスから階段を降りて砂浜へ降りれる
七斗「真加や紳がお前を庇って傷ついた事がショックか?」
瑠夏「ショックと言うか自分が情け無くて、守ってもらってばかりだし実際あんな強い人の前に立つと震えてしまうんだ。七斗さん達みたいに立ち向かって行きたいけど内心は怖くて仕方ない」
七斗「、、、」
瑠夏「だけど僕も皆んなを守りたいんだ、一緒に戦って一緒にこの先もいたい。七斗さん、僕はどうやったら強くなれる?」
七斗「俺は瑠夏が弱いとは思わないぞ?臆病でも誰かの為にいつも震える足を前に出してるじゃないか、それに皆んなを守りたいって瑠夏が思うように皆んなも守りたいって思ってるんじゃないか?」
真加「そうだぞ瑠夏、私もお前達を守りたいんだ!」
瑠夏「真加さん!?」
七斗「怪我は大丈夫なのか?」
真加「大丈夫ではないがまぁ大丈夫だ!!」
瑠夏「どっちなんですかそれ?」
真加「はっはっは!!」
七斗「瑠夏、そんな暗い顔すんなよ?皆んなお前を心配しているぞ」
瑠夏「、、、僕も七斗さんみたいなヒーローになれる?」
七斗「俺はヒーローにはなれないぞ?」
瑠夏「でも僕達からしたら七斗さんは最高なヒーローですよ!」
七斗「だとしたら瑠夏お前は俺以上に最高なヒーローになれる必ずな」
真加「私もそう思うぞ!」
瑠夏「、、、」
天智「おーーい瑠夏ぁ!七斗達もぉ!一太がご飯作ってくれたぞぉー!!」
真加「おぉ!わかった!!」
七斗「ほら、仲間が呼んでるぞ?いつものバカ元気見せつけてやれ!」
瑠夏「うん、、、ありがとう話聞いてくれて!また何か困ったら相談させてほしい!」
七斗「あぁいいぞ、先に戻っててくれ」
瑠夏「わかったぁー!!」
僕は皆んなの元へ戻った
七斗さんと真加さんはもう少し風に当たってから戻るみたいだ
別荘の中へ入ると一太さんが流しそうめんを作っていた
流れる台も1時間で作ったらしい
良く皆んなクタクタの状態なのに流しそうめんチョイスしたよなぁ、こうゆうぶっ飛んでるの大好き
小春「瑠夏大変だったでしょ?」
瑠夏「疲れたよぉ、けど小春達が無事で良かった」
小春「連絡取れなくてごめんね?スマホ充電切らしちゃって」
人心「しかも全員な⭐︎」
瑠夏「うん皆んなモバイルバッテリーもちあるこっか?」
煌葉「流しそうめんきますよぉ!」
一太「うらぁ!いくぞぉ!!」
なんだかんだで流しそうめんを楽しんだ
途中で七斗さんと真加さんが帰ってきた
1番楽しそうだったのは美巳と一太さんだったな
鷹次「ふぅ、食ったなぁ!」
梨華「もーしばらくそうめんはいいですなぁ」
後は各自自由に過ごした
もう寝た人や何かゲームをしたりして過ごしている
僕はバルコニーの椅子に座って一息ついている
瑠夏(しかし別荘もデカいなぁ、この人数いても全く窮屈しないしなんならまだまだ余裕あるもんな)
小春「瑠夏!私も座って良い?」
瑠夏「いいぜハニー、こっちおいで?」
小春「キモいから口と鼻入れ替えるね?」
瑠夏「エッコワイッ」
小春「ねぇ瑠夏どんな事があったか聞かせてよ!」
瑠夏「うん、いいよ。小春達とわかれてからはねぇ」
僕は警察署の事等どんなことがあったか話した
小春は僕の話に相槌打ちながら聞いていた
小春「瑠夏は昔から弱虫なのに無茶するよねぇ?」
瑠夏「小春は昔からストレートに言うねぇ?」
小春「でも小さい時私が迷子になった時走り回って見つけてくれたよね?中学の頃は変な先輩に絡まれたのを助けてくれたり高校でもあったよね!」
瑠夏「あーあったねぇ懐かしいなぁ」
小春「私には瑠夏がヒーローに見えるよ!」
瑠夏「ヒーローなんてそんなかっこいいのじゃないよ僕は、それに半分ゾンビだしね僕?ははっ」
小春「じゃあ『ゾンビーロー』だね!」
瑠夏「、、、それかっこいい?」
小春「んー、私はカッコいいと思うけどなぁ?」
瑠夏「ゾンビーローかぁ、悪くないなぁ!」
小春「あまり無茶ばかりしないでね?」
瑠夏「そうだね、でとその度に小春が治してくれるでしょ?」
小春「ふふーん、小春様にお任せあれよ♩」
その後も小春と昔話などをして過ごした
2人で話すの久々な気がするな
気持ちが軽くなった気がするよ
大変だった1日ももう終わるなぁ〜
➖To be continued.➖




