39:悪そうな人ほど良い人
登場人物
矢葉井高校3年
男性陣
平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)
荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)
三間煌葉(17)
女性陣
瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)
他
高澤七斗(28) 漠間真加(28) 辺和人心(34)
松川永沙(23) 王華美巳(10)
高澤七斗side
俺たちは遊園地から漠間邸へ戻ってきた。
バカたちももちろん一緒に連れてきた。
美巳「なんでこんな人達も助けるの?」
七斗「どんなクズでも一応生きてはいるからな」
真加「やっぱり優しいな七斗は!!」
七斗「うるせーよ」
真加「あのリーダー格は置いてきた手紙読んだだろうか?」
七斗「さぁなぁ、いつ帰ってくるかもゾンビにくわれちまったかもわかりやしないからなぁ」
バカ共のいたホテルへ手紙を置いてきた
『仲間は全員やってやったぞ。残すはお前だけだこれるならここに来い。』
ここの場所を記した紙も添えてきた
まぁプライドの高いアホなら来るだろうな、アホだから
七斗「とりあえずお前たちはそこで正座」
バカーズ「はい、、、」
七斗「美巳、真加に中案内してもらったらどうだ?」
真加「いいなそれ!行くか美巳!」
美巳「うん!」
真加が美巳を連れて行ってくれた
七斗「なぁお前たち、お前たちが暴行した老人がいただろ?」
バカーズ「、、、」
七斗「その人はどうした?」
バカーズ「、、、」
七斗(喋らないか、仕方ない)
七斗「おいお前」
男「!」
バカ1人を殴り飛ばした
七斗「ハジから順にしばいていくからなぁ」
殴った奴が勢い良く飛んでく姿に皆んなドン引きしている
まぁ大罰が当たったと思え
女「あの、、、死んでしまったので、、、」
七斗「あぁ?」
女「でもやったのは他の人です!私じゃありません!」
七斗「お前らはやり過ぎだ、覚悟しておけ」
後ろからバイクに乗って1人の男がやってきた
句琉「あの手紙書いたのはお前か?」
七斗「お、リーダー様の登場か」
女「句龍!早くこいつやっちゃってよ!!」
七斗「一応聞いとくがじいさんをやったのはお前か?」
句琉「あぁ、あのうぜーじいさんか?それがどうしたよ?お前のじいさんだったか?」
七斗「いや、、、ある女の子の命の恩人だ」
句琉「だからなんだってんだ!!」
奴は銃を抜き俺に発砲した
だが素人が打ってるんだそう簡単に当たりはしない
七斗「どうした?素人」
句琉「やっぱ当たんねーもんだなぁ、まぁ接近戦の方が好きだからいいけどよ!」
ナイフを2本抜き俺に向かい走り出してくる
俺もロングナイフを構え迎撃する
句琉「おらおらおら!くたばっちまえよ!」
七斗「なんだそれは?ふざけてるのか?」
ナイフの使い方も素人そのものだ
こんなんでよく威張ってられるなぁ
七斗「ほらよ!」
句琉「ぐほぉ!」
腹に強めの蹴りを打ち込む
七斗「圧倒的力の差ってのを見せてやるよ」
句琉「調子乗んなよボケが!」
必死にナイフを振ってくるがそんなもん擦りもしない
かわしては殴りかわしては蹴りを繰り返す
句琉「はぁ、はぁ、クソが」
七斗「もうおしまいか?」
句琉「バカがよ、とっておきはちゃんと取ってあるってよ!」
奴は懐から注射器のような物を取り出し
それを自分へ打ち込んだ
七斗「お前今何を打った?」
句琉「ぐぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
奴の体はみるみる大きくなる
4メートル程にまでデカくなり
体格もかなりゴツくなりやがった、こりゃ倒すの大変そうだな
左腕が触手のようになりもう人間とは呼ばない姿になってしまった
七斗「、、、マジか」
男「なんだあれ、、、」
七斗「おいお前たち!死にたくなきゃ逃げろ!早く!」
句琉「おがぁぁぁぁ!!」
奴は俺に向かい突進してくる
それをかわしカウンターで斬り込むが奴の筋肉が硬くて深く斬り込めない
七斗「クソっそれはずりぃーだろうがよっと!!」
奴の顔に1発殴ってみせたが効いてる様子はない
句琉「おぁぁぁぁぁ!」
七斗「自我も失いやがってバカが、こうなれば仕方ない仕留めさせてもらうぞ!」
銃を構え奴の額目掛けて撃ち込む
だが奴は腕で守り触手で俺を捕まえた
そのまま放り投げられた
七斗「くっ!」
七斗(ちょっとマズイかもしれないな、さてどうするかこの化け物)
真加「七斗!!」
さっきの銃声を聞きつけて真加が戻ってきた
真加「おぉ!?なんだこいつ!?」
七斗「真加!1番火力あってぶっ飛ばせる武器ないか!?」
真加「、、、良いのがあるぞ!持ち堪えていてくれ!」
七斗「おぉ、大至急頼むぞ!」
真加は走って武器をとりにいってくれた
さぁて持ち堪えれるかな?
そういえば瑠夏は院長と戦った時とんでもない力が出ていたと小春が言っていたな
何かそうなるスイッチがあるのか
だが自我を失う可能性もあるのか
考えてる暇はないな、やるしかねぇーよな!
七斗「っとあぶねーなー!!」
句琉「おぁぁ!」
七斗「鉛玉をプレゼントだ!」
俺は奴の攻撃をかわしながら銃で応戦する
瑠夏は怒りでおそらくそうなったのだろう
わかっていて出来るようなもうかねこれ
美巳「七斗にいちゃん!」
七斗「美巳!向こうに逃げたろ!!!」
奴は美巳を見た瞬間触手を美巳の方へ伸ばした
俺は数秒遅れたが走り出した
触手と美巳の間になんとか入り込み守る事はできたが、、、
七斗「ぐぉ、、、」
美巳「!!」
俺の肩を触手が貫きやがった
痛みとなにより美巳を狙った事に怒りが込み上げてきた
七斗「美巳、下がってな」
美巳「うん、、、目が赤いよ?大丈夫?」
七斗「あぁ大丈夫だ」
体が熱い、意識がぶっ飛びそうだ
だが気分は悪くない
なんとか自我は保ててる、よしやるか
貫通した触手を掴み自分の元へ引き寄せる
力もバカみたいに上がってる
句琉「うぉぉぉ」
七斗「ほらよ!」
一気に引き寄せ化け物の顔面に1発いれてやった
七斗「このキモい触手離してやんねーからな」
触手を掴んだまま化け物との殴り合いになった
お互い片腕だけだ
根性勝負といこうか
真加「七斗!」
真加がロケットランチャーを持って走ってきた
どっから手に入れたんだあれ
七斗「おぉぉ!!」
触手から手を離し化け物を蹴り飛ばした
地面を転げて行った
七斗「真加!ぶっ放せ!!」
真加「よしきた!!!」
立ちあがろうとする化け物の足を撃ち抜き跪かせる
標準を合わせた真加が声を上げる
真加「とっとと散ってしまえ!!」
真加が撃ったロケランが句琉に直撃し見事に爆ぜていった
それを見届けて終わったと同時に体が一気に重くなり貫通された箇所の激痛が走った
俺はその場に倒れ込んだ
七斗「くそぉ、あちこち悲鳴あげてるぞ」
真加「七斗!大丈夫か?」
七斗「あぁ美巳は?」
真加「大丈夫だ、ほらおいで!」
美巳「七斗にいちゃん!!」
七斗「怪我してないか?」
美巳「うん大丈夫だよ!」
真加「医者のとこに行こう!」
七斗「あの変人んとこか、何されるかわかんねーんだよな」
真加「そんな事言ってる場合か!ほら肩かすからいくよ!」
俺は真加に支えられながら立ち上がった
七斗「そういやあのバカ達は?」
真加「私の仲間が中で見張ってるぞ!」
七斗「そうか、、、」
マイ男「おーいー!大丈夫かー?」
マイペース男がトゥクトゥクに乗って迎えにきてくれた
俺たちはそれに乗り変人医者の元へと向かった
美巳「初めて乗ったこの乗り物!」
マイ男「いーべー?最高なんだぞこれー!」
七斗「真加ありがとうな助かった」
真加「七斗はやっぱり良い人だな!私の目に狂いはなかった!!」
七斗「どこがだよまったく」
マイペース男の運転する車(?)に揺られながら
美巳にどう恩人の事を伝えようか
あのバカ達はどうしようか
そんな事を考えてるうちに気づいたら寝てしまった、、、
➖To be continued.➖




