32:目を背けて背中で受け止めし魂の叫び声!
登場人物
矢葉井高校3年
男性陣
平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)
荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)
三間煌葉(17)
女性陣
瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)
他
男
高澤七斗(28)
ーーーーーーーーあらすじーーーーーーーー
雨の音聞きながら寝るの別に嫌いじゃないんだからね。
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瑠夏side
高澤さんが運転してくれてるバスにゆられながらコンビニのつけ麺食べてます。瑠夏です。
2時間ほど前に目が覚めて高澤さんと話したりボーッとしたり食べたり飲んだりですよ。
麺を啜った時顔に飛んでくる汁が傷にしみますがだんだん慣れてきて逆に癖になってます。
瑠夏「高澤さん、何か飲みます?」
七斗「おー、じゃあコーヒー取って〜」
瑠夏「微糖ですか?ブラックですか?三ツ矢サイダーですか?」
七斗「三ツ矢サイダーをコーヒーだと思ってるの?ブラックで」
瑠夏「はい、緑茶」
七斗「話聞いてた?」
外が少し明るくなってきた。
僕ももう少し寝ようかな、高澤さんもきっと疲れてるよなぁ。
着いたら肩揉みしてあげよう、真琴が。
横になるとすぐ眠ってしまった。
瑠夏(ん、、、何か話し声が聞こえるな?)
七斗「怪我してる子達がいるんだ、中に入れてもらえないか?」
男「噛まれたやつがいないか一応確認させてもらう」
七斗(瑠夏は噛み跡があるマズいどうするか)
男の人がバス乗ってきた、どうしよう噛まれた跡無くなってないかな?
うん、バッチリ付いてる♩
僕終了ご愁傷かな?
1人ずつ確認していってる。ちなみに皆んなまだ寝てる、余程疲れてたんだなぁ。
そんな事言ってる場合じゃないわ次僕やないかーーい!
男「んん?お前その傷なんだ?噛まれたような跡があるぞ?」
瑠夏「あの、、え、うへへ、、」
まずい!コミュ障だ僕!!忘れてた!!誤魔化す以前の問題がここに!!!
小春「あ、あの!!私噛み癖があってつい、、、」
いつの間にか小春が起きていた。そして男の人に満面の照れ顔でフォローしてくれました。
男「、、、あっ(誤察し)」
瑠夏「ふふっ困ったちゃんめ☆ツンツン☆」
小春(後で2時間土下座させよう)
男がバスから降りて高澤さんに話しかけた。
男「問題なさそうだ、入っていいぞ」
七斗(上手く誤魔化せたか良かった)
高澤さんがバスに乗り込んだ。
七斗「おー、上手く誤魔化したなって何してんだ?」
僕は小春様に踏まれていた。まぁ、、、悪くない!!
バカみたいにデカいゲートが開かれて中に入っていく、
なんだろうここ?誰かの敷地な訳は無いよな?
高澤さんに聞きに行く事にした。
瑠夏「高澤さん、ここは?」
七斗「『漠間 真加』って知ってるか?」
瑠夏「ばくま まか?」
七斗「すげー金持ちでテレビにもちょこちょこでてたんだぞ」
瑠夏「へぇー、金持ちねぇ〜?え?ここってじゃあ」
七斗「あぁ、そいつん家の敷地内だぞここ」
敷地内って普通バス走んなくない?
しかも全然家見えてないし。真琴の家で大はしゃぎだったのに、なんか真琴の家が小さく見えるなぁ、、、
小春「瑠夏、、、とんでもないねここ?」
瑠夏「うん、今その漠間さん?って人の敷地内をバスで走ってるんだって意味がわからないね」
小春「何か見えてきたよ!」
そこにはコテージっぽいのがあちらこちらと建っている。
何棟ぐらい建ってるのかな?なんかいっぱいあるよ?
人もちらほらいるのが見える。
七斗「テレビでいってたけど自分の敷地内に何かを建てるのが面白くてハマって建てたみたいだぞ」
瑠夏「理解が追いついてないのは僕だけですか?」
七斗「大丈夫だ、俺も追いつかなくて考える事を置き去りにしてきたから」
瑠夏「良かったです僕正常で」
少し奥に進んで行くと何が見えたと思う?
ディ◯ニーランドのホテルみたいな建物よ。
ルンバ何機ぐらい置いてるんだろう会ったら聞いてみよ!
七斗「これ自分の家なのか?」
小春「わぁー、、、」
瑠夏「ここまでくると引くわ」
男「おー?生存者かぁー?」
七斗「こんちわ、漠間真加さんっていらっしゃいます?」
男「あー、姉御は今生存者探しに行ってるからなー」
七斗「怪我してる子達がいるんです、ちゃんとした手当をしてあげたいんですが」
男「なんだってー?よしならこっちきなー!」
なんかマイペースな口調な人だなぁ、嫌いじゃないけど。
そうしてドデカい建物の横にある建物へ案内された。
七斗「、、、なんか書いてあるな」
瑠夏「旗みたいなのに何か書いてますね」
小春「【よってらしゃいみてらっしゃい!!どんな怪我も治しちゃるぜフゥーーーー☆】だって」
七斗「すんません、場所間違ってません?」
男「んやー?ここだぞー?」
七斗「多分ダメな医者かバカな医者しかいなさそうなんですが」
男「腕は確かだぞー!」
七斗「でもバカなの?」
男「あーバカだなー!はっはー!」
?「んーー!?呼んだかーーーい!?!?」
窓から派手な衣装をしてる男が現れた。
七斗「、、、おいなんだあれは?」
男「いしゃー。」
七斗「医者はあんなミラーボールの下で踊ってそうな服きないだろ」
?「おおーーん?怪我人の匂いがするぞー?」
瑠夏(変人なのか変態なのか、いや怪我人の匂いってなに?なんでわかるの?距離あるんだけど?)
小春「わぁー、、、」
男は2階の窓から飛んで降りてきた。
?「Huーーー!!」
男「元気かーーいせんせーーー?」
?「of course!みなぎってるZE☆」
瑠夏(あぁ近くに来て確信した!変人だ!!)
?「それよりそこに怪我人いるねん?見せなさーい!」
七斗「ほ、本当に大丈夫なのか?」
?「何か問題でーも?」
七斗「問題しかねーよバカ」
?「バカ?オウイェイ!!」
七斗「瑠夏誰かバット持ってなかったか?ちょっと持ってこい」
瑠夏「ちょダメだよ高澤さん!いくら変人でも今頼れるのはこの人ぐらいしか」
?「へ、ん、じ、ん?It's a perfect word!」
瑠夏「バット持ってきまーす」
男「まってまってー、まぁこの人に任せてみなー?」
七斗「、、、」
変人さんがバスに乗り1人1人見ていく。
変人「んー、この手当したのは君かーい?」
小春「は、はい!めちゃくちゃですみません!」
変人「うんうん、確かにところどころ包帯の巻きが甘かったりしてるが君がこの子達を助けようって頑張ってやったんだろ?この手当の仕方を見てそう感じたよ!」
小春「!?」
小春の目が少し潤んだ。本当は正しいのかちゃんと出来てるのか分からなくて不安だったけど皆んなの力になりたくて頑張ってくれたんだろう。昔から小春はそうゆう女の子なのだ。
七斗(こいつバカだが大丈夫そうだな、、、多分。)
七斗「この子達をお願いします」
高澤さんが頭を下げて変人さんにお願いしてくれている。
見ず知らずの昨日会ったばかりの僕たちの為に頭を下げてお願いしてくれる人なんてそうはいないだろう。
もう大好き。
カッコ良すぎるよ高澤七斗さん。
変人「きっとみんな極限の疲労で眠っちゃってる感じなのーね?大きい怪我ってゆうのはなさそうだけど一度病院で見てみましょう!さぁ!助手カモーン!!」
女助手「んな格好で出歩いてんじゃねーぞボケェェェェェ!!!」
変人「グハァ!!」
助手であろう女性から鋭い飛び膝蹴りが飛んできた。そして変人は飛んだ。
変人「ぐふ、、、良い打撃だ、、、お願いします病院内に運ぶの手伝ってください」
女助手「ったくほらお兄さんも手伝って!あとそこの子!君も!!」
七斗小春「は、はーい、、」
瑠夏「ぼ、僕もて、て、手伝いま、、、」
女助手「君も怪我してるよね?ほら病院行った行った!」
瑠夏「はひ、、」
変人さん、助手さん、高澤さん、小春で天智達を中に運んで行った。
病院といってもそこまで大きい訳ではないが全然申し分ない。
変人「君!」
小春「はい!!」
変人「僕たちの手伝いしてくれるかい?」
小春「私で良いんですか?」
変人「君に手当の仕方とか色々と教えてあげるよ!」
小春「!!お願いします!」
女助手「人手もいなくて困ってたんだ、あーしも教えるぜ!」
小春「はい!」
小春が嬉しそうにしている。人のために頑張れる本当いい子だよ。
そして僕は何故かベットに縛り付けられている。
瑠夏「あのー、これは?」
変人「ん?他の子達は寝てるから大人しいけど君起きてるだろ?」
瑠夏「はぁ、、」
変人「暴れたら困るからね!染みたりなんか取れたりしてさ!」
瑠夏「なんか取れるって?」
変人「よしやるよ!」
小春「はい!」
女助手「おっしゃ!!」
瑠夏「取れるって何!?ねぇ!?なに!?高澤さん!!」
七斗「、、、お願いしまーす」
瑠夏「七斗ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
僕の叫び声を背中で受け止めて高澤さんは病院を後にした。
➖To be continued.➖




