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31:鶴の恩返し?いいえ、おじの恩返し

登場人物


矢葉井高校3年


男性陣


平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)


荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)


三間煌葉(17)


女性陣


瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)


高澤七斗(28)


ーーーーーーーーあらすじーーーーーーーー

今日は天気いいなぁ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


天智side


鷹次は啓耶を、紳が瑠夏をおんぶして皆んなで地下から病院のホールへ戻ってきた。


煌葉「おぉ!?なんだこれ!?」

愛美「ん?」


そこにはゾンビ達が倒れていた、椅子に座りタバコを吸っている男がいる。

あいつもあのイケおじ野郎の仲間なのか?正直もう相手できる体力なんてないぞ。


愛美「おっさん?」

七斗「おっさんじゃねー、高澤七斗だバカ」

天智「知り合いか?」

紳「あぁ、別れて病院内を調べてた時に会ったんだ」

真琴「これ1人でやったんですか?」

七斗「、、、お前達があそこに入ってくのが見えたからな、そのちょっとしてからゾンビ共がここに集まってきたんだ」

愛美「私達が戻ってきた時の為に倒しておいてくれたの?」

真琴「おじの恩返し?」

七斗「やらなきゃよかった」

愛美「本当に助かった!もう誰も戦える力残っていなかったからな、ありがとう!」

七斗「、、、皆んなボロボロじゃねーか、お前たちどうやってきた?」

煌葉「バスだよ!」

七斗「バ、バス?まぁいいや、安全なとこまで運転してやるからそこ2人俺にかせ」


鷹次と紳は2人を一度椅子に座らすと高澤って人が2人を担いだ。


七斗「そのバスまで案内してくれ」

煌葉「ガッテン!」

愛美「本当にありがとう」

七斗「言っとくけどこれ貸しだからな?」

真琴「大人げない、、、」


病院を出て乗ってきたバスへ乗り込む。


梨華「いやぁー、我が家に帰ってきた気分よ!」

天智「わかるわぁ〜どっと疲れがやってきたぁ〜」

小春「皆んなできる限りで手当てするね!」

鷹次「お願いしまぁ〜す」


皆んな椅子に座り込んだら横になったりしてもう見るからに気力0状態だ。

小春はカバンから手当て道具をだして準備をしている。

高澤さんは運転席に座り込む。


七斗「手当が粗方終わったら動かすぞ〜」

小春「あ、はい!急いでやります!」

七斗「んや、ゆっくりでいい。周りにゾンビもいないし、俺は外でタバコ吸ってくるから」


高澤さんが外に出て小春は1人ずつ手当を始める。

外傷が1番多そうな瑠夏からだ。

1人でこの人数を手当していくんだ、時間掛かるだろうな、、、

ボーッと外を眺めていたらだんだんと瞼が重くなっていき知らぬ間に眠りについた。


〜高澤七斗side〜


タバコを3本程吸って手当が終わるのを待っている。

えらくボロボロだったな、何があったのかは聞いていない。相当疲れていそうだったから今聞くのもなんかなぁ、、、

バスの中へ戻ると残り1人のとこまで終わっていた。

手際いいなぁ。


七斗「随分慣れているな?」

小春「幼馴染の2人が昔からよく怪我していて、1人は喧嘩して怪我でもう1人はよく転んでよくぶつかってよく絡まれて怪我してました!」

七斗(1人とんでもなく鈍臭い奴がいるんだなぁ)

小春「よし!終わりました!」

七斗「おっけ、動いて良かったら声かけてくれ」

小春「はい!」


手当をしていた子が片付け始めた。

他を見てみると殆どは寝ている。

何人かは起きてはいるが多分すぐ寝るだろうな、、、


小春「動いて大丈夫です!」

七斗「ん、ほんじゃバス動くぞぉ〜」


バスのエンジンをかけ、病院を出た。

燃料がちょっと心許ないな、そこら辺のスタンドで燃料入れてかな。


スタンドを探しながら俺は目的地へ向かっている。

病院に患者か誰かが聴いていたのであろうラジオがあった。奇跡的にそいつが動いてくれてある情報が流れてきたんだ。

そこへ向かってみることにした。


スタンドがあったので燃料と近くにコンビニがあるから皆んなの飯でも取ってくる事にした。


七斗(皆んな寝ちまったか、そりゃそうだよな。)


外はもうすっかり夜だ。ゾンビだらけの世界でしかも夜に1人で燃料をいれるのか。フッ怖すぎてすね毛が逆立ってきたじゃねーか馬鹿野郎。


七斗(周りにゾンビの気配は無い、燃料をさっさといれちまおう)


ナイフと懐中電灯を持っていき周りを警戒しながら燃料を入れる。


七斗「よし、満タンだな。次はコンビニだ」


リュックを1つ借りてきた。その中にバチクソ詰め込もう。


七斗(ん?なんか声がするな、、、)

ゾンビ「あ"ー『ファッションモーーーーンスタァァァァァァァァァ!!!』」

七斗「スッ、、、」


入口前でなんか言ってたゾンビの首を跳ねる。

中は不気味なぐらい静かだ、食べれそうな物が沢山置いてあるからもてるだけもっていってやろう。


それからあの病院で変な薬打たれたら飲まされたりしたせいでゾンビの言ってる事がわかるようになってしまったみたいだ。

会話が出来るのかは試していないからわからない。


七斗(これとあれとそれと、この辺のも持っていくか。)


リュックパンパンとカゴ1つに山盛りに食べれそうな物と飲み物を詰め込みまくった。


七斗「おぉっと忘れちゃいけない、タバコタバコっと」


タバコに火をつけてバスへ戻って行った。

中に入ると皆んなまだ爆睡中だ。

静かに物を下ろしバスやスタンドの待合室やコンビニのバックヤードなどにあった膝掛けや毛布などを皆んなに掛けてまたバスを走らせた。



七斗(ラジオで言っていた場所までまだ掛かりそうだな)

瑠夏「っててて」

七斗「ん?1人起きたな?」

瑠夏「あれ?ここバス?僕院長と、、、あれ?」

七斗「おはよう、今夜中だけどな」

瑠夏「おぉ!?運転してるの煌葉じゃない!?」

七斗「皆んな起きちまうぞー」

瑠夏「、、、皆んな寝てる。しかもボロボロじゃん、ん?待てよ、僕もボロボロやん、え、あちこち痛いやん!」

七斗(うるせーのが起きたなぁ、、、)

瑠夏「おじさん、何があったの?僕記憶が飛んでて、、、」

七斗「ねぇ28ってやっぱおじさんなの?30前はオジ確なの?それとも顔老けてるの俺?」

瑠夏(じ、地雷踏んだのかな、、、?)


ゾンビもいなさそうなパーキングエリアを見つけてそこで少し休むがてらこの平良瑠夏って子と外へ行き俺の知っている事を教えてやった。


瑠夏「そっか、じゃあ高澤さんは僕達が地下で何があったのかまでは知らないんですね」

七斗「あぁ、仲間が起きたら自分はどうしていたのか聞いてみればいい」

瑠夏「そういえば今どこに向かってるんですか?」

七斗「ん?病院のラジオでな、生存者への呼び掛けみたいなのが流れてな?そこに他の生存者もいているらしいんだ」

瑠夏「どこにあるんです?」

七斗「もうあと2時間ちょっとぐらい車走らせれば着くと思うんだが、乞ッ知駄市こっちだしってとこだ」

瑠夏「ほぇ〜?(どこだそれ?)」

七斗「お前含めて怪我人ばっかだから早くちゃんとした手当受けれるとこ連れてってやりてーんだけどよ」

瑠夏「優しい大好きっ」

七斗「キモい」

瑠夏「ヒドい」


タバコを吸いながら他愛も無い会話をしているとゾンビが2体歩いてきた。


七斗(こいつら、、、襲ってくる気配はないな?)

瑠夏「あの、信じてもらえないかもしれないけど僕ゾンビと話せるんです」

七斗「え?お前もあいつらの言葉わかるの?」

瑠夏「んぇ?高澤さんも?」

ゾンビ1号「だあー『おーっす、なにしてんの?』」

瑠夏&七斗「あ、どうも」

ゾンビ2号「うぁー『急に話しかけるから驚いちゃってるじゃないか全く』」

七斗(会話できた、、、なんでなん?)

ゾンビ1号「あ"あ"『あーごめんごめん!ところでこの辺で人見なかった?』」

ゾンビ2号「ぼー『なんか無性に人に会いたいとゆうかなんだろこの感じ?』」

瑠夏(自覚ないタイプのゾンビだ!!!)

ゾンビ2号「ぽひゅー、『なんかこのバスの中怪しくない?』」

ゾンビ1号「ふぁーー『確かに、中拝見といきましょか』」

七斗「ふん!」


一瞬で2体を仕留めた。


瑠夏「高澤さんもゾンビに噛まれたんですか?」

七斗「え、噛まれてないぞ?」

瑠夏「え?」

七斗「え?」


俺と瑠夏という子はこんな変な体になった経緯をお互いに話てまたバスに乗り目的地に向け走り出した。



➖To be continued.➖


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