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【夢想世界】  作者:
第壱章
13/16

夢の中・四『新たな世界に踏み出そう』







 ――――夜。


 ガゼルに魔法の扱いを大方教えた。

 直感に”才能の塊”と告げれた通り、ガゼルはあの後も魔法の扱いが上達していった。

 まさか身体全体に風の魔法を纏えるようになるとはな。

 飛んでくる矢ぐらいなら吹き飛ばせる風の力だった。

 素晴らしい才能だ。

 魔法を吸収していく様に軽く焦燥感。


 オレも魔法の練習でもするか。


 そう思いながら、ラーグとハクキに見張りを頼んで寝た。

























 ――――草原。


 目を覚ますと草原で寝転がっている。

 太陽と雲がない空を見ながら納得した。

 どうやら、オレが寝る前に少しでも【夢想世界】に行きたいと思えば来てしまうらしい。


 起き上がって、丁度良いと考える。

 魔法の練習をしたかったからな。


 【紅蓮拳】発動。

 瞬時に右手から焔が咲き誇る。

 やはり、名前を付けたことで発動速度が段違いだ。

 拡散し、身体の中に湧き上がった熱い魔力……イーグスの魔力を口から吐く。

 【夢想世界】では定期的にイーグスの魔力を吐き出さないと、身体が爆発しそうになる。

 どういう原理かは分からないが、イーグスの魔力を吐き出してるお陰でオレは此処で生きられるんだろう。


 この前、シュラに聞いたが『そんなことやってねぇよ』とのこと。


 【夢想世界】の住民であるシュラと、オリアス命名【夢想世界】の客人であるオレとじゃ勝手が違うようだ。


 ともあれ、今日は魔法の練習でもするか。

 折角、魔力が無尽蔵に使えるんだからな。

 これを利用しない手は無い。



「――――やぁジーク」


 立ち上がったオレの前に突如として現れるオリアス。

 おかしいな、オレはずっと前を見てたんだがな。

 一瞬で前に現れたぞ、ホント怖い。


「……なんだ」


 用件を聞くと、オリアスはこの世の者とは思えないほど整った顔で言ってくる。


「挨拶だよ、ジーク。この前はアヴァロンが気まぐれで斬ったみたいだからね。俺は挨拶ができなくて悲しかったよ」


 金髪の異常者(アヴァロン)はオレを気まぐれで殺しただ? ったく、頭おかしいぜ。

 再認識だ。ただの。

 アイツ、頭おかしいもんな。


「オレは悲しくなかったぞ」

「悲しいことを言ってくれる。シュラとは仲良く話してるのに、俺とは仲良く話してくれないのか?」


 きっもちわりぃ。

 女性ならまだしも、なぜ男に言われなきゃならん。


「キメェ」


 おっと、心の声が。

 だが目前の男は一切気にした素振りを見せない。


「酷いな。まぁいいよ、【夢想世界】の住民と仲良くなるのはジークにとって糧になるからね」

 

 相変わらず上から目線だな。

 どっかのオレを見てる様だ。


「……で?」


 再度、用件を聞く。

 わざわざオレの前に現れたんだ。

 何かしら話があるだろう。


「ふむ、俺との会話は長く続かないみたいだ。なら、単刀直入に言おう――――ガゼルを連れてきて欲しい」


 …………ほう。

 なるほどな。

 ガゼルに目をつけたか。


「何故だ?」

「おいおい、くだらない質問をするなよジーク。君だってわかってるだろ、ガゼルの才能を」


 ガゼルの才能か。

 ふむ、たしかにオレよりも魔法の才能があるようだ。

 直感が告げてくるのだから間違いないだろう。

 だが。


「ガゼルは此処に来れるのか?」


 リューネは来れなかった。

 あの時、リューネは身体の中にある魔力を操作出来なかったから、だからかもしれないが。

 そう、易々と来れる場所なのかここは。


 銀の髪を靡かせ、オリアスは屈んでオレと目線を合わせてくる。またそれか。はいはい、相変わらず吸い込まれそうな目ですね。男と見つめあっても楽しくないんです。わかってこの思い。



「わからない。でもきっと、糧になる(・・・・)


 ……糧になる糧になるってうぜぇな。

 まぁいい、今度ガゼルに寝てるイーグスを触れてみるように誘導するか。


「ありがとう、ジーク。君ならそう考えてくれると思ったよ」


 声を出てないのに、オレが承諾したことを理解した様だ。

 なんだこいつ、気持ち悪い。

 なんで心読めんねん。


「目を合わせれば心は読めるよ。曲がりなりにも、俺は神様だったからね」


 へぇ、神様ねぇ。

 んじゃ神様さん、早くこの世界の真相を暴いてよ。

 え、神様ならできるよね?

 もしかしてできないの?


「……断片的にしか読めないから、何を言ってるか正確に分からないけど。俺を馬鹿にしてる感じがするね。ははっ、ジークは面白い子だ」


 直感が告げる。

 ”やめろ”と。


 仕方なく心の中で馬鹿にするのをやめ、オリアスの横を通り過ぎる。

 

「オレは勝手にさせてもらう。ガゼルの件は興味があるからやるが、このオレを簡単に操作出来ると思うなよ」


 警告しておく。


 こいつらはオレを幾らでも殺せる。

 だがそれは【夢想世界】での話。

 現実世界じゃ何も関与できないんだ。

 ならこいつらはオレに頼むことしか出来ない。

 断るのはオレ次第だ。


 ガサリと後ろで立ち上がる音がした。


「――――俺の話に付き合ってくれたら、現実世界の常識を変える魔力の使い方(・・・・・・)を教えるよ」



 ……ぴくり、オレの足が止まった。


「興味有るかい?」


 ない訳がない。

 振り返り、得意げに見下ろしてくる銀の眼を睨む。


「良かった、話を聞いてくれるみたいだね。よし、この前みたいに歩きながら話そう。みんなに聞かれたら、恥ずがしがるかもしれないからね」


 悪戯好きの少年みたいな顔をして後ろを向いて歩き出すオリアス。

 仕方なく、ついていった。

 進む方向は、城とは逆だ。
















 数分、無言の時が流れた。

 話すなら話せという気持ちで、大きな背中を見る。


 そして、突拍子もなく話が始まる。


「知っての通り、アヴァロンは騎士の王だった。彼は幼少の頃より力が有り、力の使い道を人助けに定めた(・・・・・・・)。信念が力になる世界で、彼は最も強くて、輝きを持ってた。だからだろうね――――臣下に裏切られたのは」


 なんてことないように話すオリアスの後ろで眉を顰める。

 力を人助けに定めた、はわかる。

 信念が力になる世界は、どこの世界もそうだろう。

 しかし、最も強くて輝きを持ってたから裏切られただと。

 下らんな、妬みで裏切るとは。


「囚われた彼は屈さず、世界の行方を見た。端的に言えば、彼の力が振るわれなくなった世界は滅びる。彼の力があったから世界は均等だったんだ。裏切りによって世界は滅びて、一人残された彼は女神(・・)のお告げでこの【夢想世界】に来た」


 ……サッパリわからん。

 何を言ってるんだコイツは。


 しかしオレの疑問などどうでもいいとばかりに話は、次に行く。



「ヒュウガは近未来的な世界で生きてた。幼少の頃より孤独に生きた彼は、一人で生きていく力を模索していた。二十歳を過ぎた頃には一端の銃使いとなり【”異能(いのう)”】の力を振りかざしていた」


 ……きん未来か。

 ふむ、なんだそれは。

 まぁ、未来の世界か。

 そして異能ね。

 異能ならこの世界にもある(・・・・・・・・)

 だが現実世界の異能と、ヒュウガが使う異能はまた形が違うものだろう。


 ヒュウガは、”異形(いぎょう)”じゃないからな。



「たった一つの出逢いで彼は世界を滅ぼすことを決意し、三年で世界を滅ぼす。彼は再び孤独となり、自殺をすることを決める。しかし、彼以外居なくなった世界に、か弱き少女(・・・・・)が現れた。後はアヴァロンと一緒で、【夢想世界】に来た」


 ……整理していこう。

 ひとつの出会いがあって、ヒュウガは世界を滅ぼした。

 なんだ、極悪人か。

 自殺しようとしたところで、か弱き少女……アヴァロン曰く女神と出会う。

 そして【夢想世界】にやってきたと。


 はっ、訳分からん。



「次はアカさんの話をしたいんだけど、俺も彼女のことはよく知らない。知っていることは彼女が使う武器が【宝具】だということぐらいだね。今更だけど、アヴァロンの世界じゃ【”心具(しんぐ)”】、ヒュウガの世界じゃ【異能】。俺の世界じゃ【魔術】、それぞれの世界で”力の形”が違う」


 しんぐ? 寝具か。

 アヴァロンは寝具を使うんだな。

 ”違う”。

 あ、はい。

 とにかく、世界によって力の使い方が違うんだな。

 

「彼女が使う【宝具】は、きっと”全ての事象を変える”んだ。ただの推測だけどね。彼女は1000年以上も世界を歩いてたそうで、俺じゃ想像もできないことを経験してる。そして、彼女曰く『いつものように歩いてたら白き光(・・・)に呼ばれたから此処に居る』との事だ。正直言って、彼女が一番謎だよ」


 謎過ぎる奴らの中で一番謎か。

 たしかに謎の美女だ。

 いつも何かを考えているような顔で”何も考えてない”……、直感が告げてきた。何も考えてないと。

 いや、そんなことは……”ある”……んですね。はい、わかりました。


 いつも以上に働く直感を不思議に思いながらも話を聞く。



「さて、君が好感を抱くシュラの話をしよう。彼は【夢想世界】で誰よりも先にイーグスと出逢った。その時に何を話していたかは知らない。けれど、きっとこの【夢想世界】を揺るがず何かを話したんだ(・・・・・・・・)。」


 まぁ、シュラはこの世界で唯一マトモだからな。

 そりゃ好感を抱くさ。

 で、そのシュラはこの世界でイーグスと誰よりも先に話したと。

 

「何かってなんだ」


 この世界を揺るがす何かを話した。

 なぜそう思ったのか聞く。


「さてね」


 なんだそりゃ。

 

「確信などない。けれど【夢想世界】の住民で、シュラの”役割”は不明瞭なんだ。俺達英雄四人はイーグスを強くする為に【夢想世界】へ呼ばれた。だがシュラは何も力を持たず、役に立たない存在だ」


 ……下に見てんな。

 役に立たない存在か、シュラが『クソ異常者』と呼ぶのもわかる話だ。

 言って当然だ。

 こんなに見下されてんだから。


「で、なんだ」


「……少し、言葉が過ぎたようだ。俺達四人がイーグスと会った時、イーグスの隣には気絶したシュラ、そして涙を流しながら『ぼくもみんなのように英雄になりたい』と叫ぶイーグス。シュラがイーグスに何かを話したとしか思えない。なのに、シュラはその時のことを一つも覚えてない。俺達に怯え『殺さないでください』と懇願するひ弱な少年は、妹に呼ばれたから【夢想世界】にやってきたと言う」


 

 ……なるほど。

 そうか、こいつらはシュラが怪しいと思ってるのか。

 瞬時に、オレの考えを心でも読んだかのように否定するオリアス。



「最初の内はね、怪しんでたよ。でもアカさんが『何も持たない子だ』と言うんだ。誰よりも人を見る目を持ってる彼女が言うんだ、俺達三人はアカさんの人生経験を信じた」


 シュラを怪しんでたが、アカの言葉で怪しむのはやめたか。謎美女だ。少し好感度が上がった。

 しかし何も持たない子って酷い。


 どうしてかシュラは、話しやすい(・・・・・)がな。



「っと、どうやらジークと仲良く話すシュラに嫉妬してるみたいだ」


 だからキモイって。


「さてと、次で最後だ」


 オリアスの番か。

 コイツはどうやってこの世界に来たのか、今から話すんだろう。


 仕方なく、聞いてやる。















「俺は願いの塊にお願いをされ、此処に居る」



 あ、コイツ自分のこと話さねぇやつだ。

 居るんだよな、他人のことはガンガン話すのに自分のことを話さないやつって。

 信用出来ねぇ。


「冗談だよ」


 なんの冗談だよ、おもしろくねぇよ。


「俺はとある世界で産まれたしがない美少年だった」


 過信しすぎだ。

 まぁ、そうだろうなとは思うが。


「現実世界でも同じように魔物が居て、生きづらい世界で……ムカついて神になって」


 どんな理由で神になってんだ。

 急にオレをツッコミにするな。


「願いの塊に『助けて欲しい』と言われ、仕方なく【夢想世界】に来てやってイーグスと出逢った」


 偉そうなやつだ。


「コレでジークは皆がどんな経緯で【夢想世界】に来たか知れたね」


 振り返ってくる。

 これで話は終わりか。

 謎が増えただけだが、まぁいい。

 いつかは知るはずだ。

 こいつらが、この世界に来た理由を。

 そして、オレが此処に呼ばれた訳も(・・・・・・)


「……ジークは聡い。自分が呼ばれた(・・・・)と確信してる。そうだね、ジークは呼ばれた」

「今はそんなことどうでもいい。それよりも、さっさと話せ――――現実世界の常識を変える魔力の使い方とやらを」


 

 焦らすなよ、そう笑うオリアスは右手を掲げる。

 

 ――――悟る。オリアスの右手に魔力が集まっていると。


 【魔力視】で見てなくても、知覚できる。

 この感覚は初めて【夢想世界】に来て、眠りから覚める前に経験した。オリアスに斬られた時に。


 あの時、オレの身体は動かなくなった。

 魔力すら操作できず、オリアスの動きを見ていることしか出来なかった。だが、今は違う。


 【魔力視】発動。


 視覚で得られる情報が置き換わる。

 周囲には銀の点々、オリアスの魔力が漂っている。

 相変わらず変な魔力の色だ。


「先ず、俺が何をしているか判るか?」


 周囲に漂っている銀の点々が、オリアスの右手に集まっている。


 【魔力視】解除。

 オリアスの掲げられた右手には、一振の剣。


 覚えがある。

 オレは、あの剣に斬られた。


 整理する。

 何も無かった空間から、剣が現れた。

 銀色の剣だ。

 持ち手もなく、真っ直ぐと伸びた装飾もない剣。

 

 なぜ、あの空間に剣は現れたんだ?


 答えなど、一つしかないだろう。



「――――魔力で作ったのか?」


 そうだ。

 魔力で剣を作ったのだ。

 

「満点の回答だ。今からジークにはこの、


  【オリアスの(つるぎ)】を魔法で創ってもらう」



 かくして、オレはその魔法を知ることとなった。



 ――――かつて、世界を滅ぼした【魔術】を。
















 さて、と前置きをしてオリアスは憎たらしい笑みで口を開く。



「ジークには現実世界での常識を一旦、忘れて欲しい」

「急に言われてできるか」


 勝手にオレの口から正論が出る。

 オリアスは笑みを深め、腹が立つことを宣う。


「イーグスはできたよ? と言っても、イーグスは魔法の才能がないから【魔術】じゃなくて、アヴァロンの【心具】を覚えて貰ったけどね」


 ……しんぐ。


 直感が告げる。


 ”心の道具だ”。


 心の道具……、それで【心具】か。なるほど。

 思い返す、以前イーグスと戦った時のことを。


 ――――蒼き剣、か。


 アレが【心具】なのか。

 たしかに何もないところから出現していたな。


「……何をすればいい」


 聞く。

 

「ふむ、覚悟は決まったね。では早速、俺の世界での常識【魔術】を教えるよ」




 





 語られたのは【魔術】の在り方。


 嘗て、世界には剣も槍も効かぬ物が存在がした。


 人々はその物達を観察し、一つの真理に至った。

 その物達は悪魔の力を借り、人々を害しているのだと。

 悪魔の力を扱う物、総じてそれを魔物と呼ぶ。


 ならば我々も同じことをしようと。

 悪魔の力を借りる術を身に付ける。

 それが【魔術】だ。


 が、オリアス曰く『悪魔なんか居ない。人が作った幻想で、形無きもの。人々は異端なる力を悪魔の仕業にして、【魔術】を覚えていった』とのこと。


 


 【魔術】の使い方は、簡単に言ってしまえば”外の魔力”を使うようだ。

 たしかに空気中に魔力はある。


 

 馬鹿か、と思う。


 現実世界での魔法の使い方を整理しよう。

 身体の中に有る魔力を空気中の魔力と合わせ(・・・)、形にする。

 それが、魔法だ。


 【魔術】と似ているのは名前だけ。

 こちらは悪魔の力を借りる術ではなく。

 身体の中にある魔力を扱う方法で、魔法だ。



「不可能だ」

「不可能なんてその歳で言うのはどうかと思う。俺はジークの未来の為に言うけど、人生そんなに捨てたモンじゃないよ。願えばどうとでもなるのが人生さ」


「四肢がなく、周りには誰もおらず後数秒の命の男がいたとする。そいつは死の間際に空を飛びたいと言った、さてその願いは叶うのか?」

「無理だろうね。だけど願うことで何かが変わるかもしれない。希望を持つのは、きっと未来の自分の糧になる」


 はっ、あたおか理論が。

 この男は最後に糧になるで締める綺麗事野郎だ。


「外の魔力を視界におさめることは出来るが、身体の魔力を使わずに操作するとはどんな感覚だ」

「自分の魂と、外の魔力を一体化するんだ」


 クソが!

 訳分からんこと言うな!!


「ふざけるな、そんなこと出来る訳が無いだろうか」


 そう言葉を放ったと同時に、直感が告げてきた。




 ”魂で視ろ”。



「……ざけんな」


 力なく叫ぶ。

 何を言ってるんだ、直感も。

 だが、できない道理はないんだろう。

 直感が告げるのはいつだって、真実だ。


 目前のオリアスが芝居がかったように手を広げた。


「答えは見えたようだね。後は踏み込むだけだ、力を手にするのはジークの自由。だけど、この力はきっと君の役に立つ。さぁ――――『新たな世界に踏み出そう』」


 瞬間、オリアスは姿を消した。


 一人で力を手にしろということか。

 天才であるオレは、一つ一つ理解してきた。

 しかし今回の【魔術】については理解出来そうにない。




 ――――ムカつくな(・・・・・)



 初めて、この言葉を心で思った。

 確認するように呟く。


「……あぁ、”ムカつく”な。天才魔法使いジーク」


 なぜ、オレの前に不可能が有るんだ。

 なんだってできるはずだろうが、オレなら。

 広がる草原を睨み、【思考加速】を発動した。

 イーグスはできただ?

 あのなんも考えてなさそうな男出来て、


 オレにやれない道理はない。




 時の流れが早くなった世界で試行を重ねていく。















評価……お願い……しま………。

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