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修行

メイド目線です。

お嬢様は、あの事件から目に光が宿らなくなった

朝食の時間の時に、公爵が途中で部屋から出て行って

お嬢様は一人、後ろを向いて残っていた

私が駆け寄ったとき、お嬢様はあることを言った。その言葉は今でも心に残っている

「ねえ、お父様にお父様と言うなって言われちゃった。

淑女になったら、お父様と言っていいって

だから、私、なんでも出来るようにするわ。絶対」

そう自嘲気味に振り向いたお嬢様は笑いながら泣いていた

その日からお嬢様はご自分の部屋から出なくなった

公爵にそのことを言うと、「放っておけ」と言われた

いくら冷たくても、それはないと思うが、私はただの使用人。

口出しなどできない。

……………………………………………………………………………………………………………………………………

あの事件から1年が経った

お嬢様は、まさに淑女の鑑と言えるようになっていた

しかも、淑女教育は勿論、勉学は、普通8歳から通うアカデミーのものを全部

一週間で習得してしまった。因みにアカデミーは8歳から16歳のものである

この国では、18で成人なので残りの16からの残りの2年は自由時間となる

キャメルは、ずっとその2年間を過ごしているようなものだった

だから、お嬢様は今、基礎体力をつけて剣術をしている

これらが裏目に出ないかが、私は心配だった


今日は早めに寝ます

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