表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/53

朝食

まだキャメルは3歳です

ガチャ

遂にキャメルと公爵の時間が始まった

公爵は黙々と食べているだけだが、キャメルは少し不安だった

この人がお父様かぁ。もう少し愛想良くてもいいのにな

そんな絵本との違いにキャメルは驚いていた

だから、いつも絵本の主人公がその父にやっていることをやってみようと思った

席を立ち、反対側の公爵のところに行った。そして、、

「お父様大好き!!」

と言った。しかし、満足な反応は得られず、沈黙の時間が流れた。

キャメルがどうしたのかなと考えていると、ふるふると震えていた公爵が席を立ち、

「バシッッ!」とキャメルの頬を叩くと、

「お前の様な淑女の風上にも置けぬ奴を、私は娘だと認めたことはないっ!」

と一喝した

キャメルは訳が分からずに立ち尽くした。

しかし公爵は後ろを振り返らずに部屋を出て行った。

その瞬間、キャメルの中の何かが壊れた音がした

キャメルは悟ったのだ。絵本の父は誰かの夢物語。

本当はそんな幸せなことはない。と

だから、ある決意をした。せめてお父様と呼べるように

立派な淑女になろうと

そこからキャメルの修行が始まった





キャメル可哀想、、、、

次回、「修行」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ