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風魔の小言
風魔の話です!
なぜか今にいたる。
運命とは偶然の上にできていてくだらない。
と思うのは風魔の思い入れであり持論であった。
しかし目の前の吸血影は違う。
具体的に「自分さえよければいい」という僻みに対し「実は自分さえもどうでもいい」と言うタイプで「自殺志願」より達の悪い、破滅すら愛する男である。
ならば同盟が相応しかろうと思うのは風魔小太郎の戦国を生き延びるすべである。そもそも戦国は侍の時代ではなく忍者が支配する時代だ。忍者が戦場を支配し、コントロールし、外国では『ツヴァイレイライ・リゲル」という「アサシン」がいるらしいが忍者は日本版アサシンと呼べるだろう。
ならば・・・我らは・・・戦国を操ればいいだけだ・・・
風魔はそう思い苦く笑った。
次回斎藤道真VS風魔小太郎の忍者バトル。