表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天からの追放者  作者: カズ吉
1/1

第1話 堕ちた天使

冷たい…

今はそれしかわからない

俺がだれで、ここがどこなのか

何も分からない

いつからこうなったかもわからない

「………」

「……………」

声が聞こえる

誰かそこに居るの?

「しゃ、喋ったぞ」

「生きてるみたいだな…」

右手は動かせた

それを認識すると同時に俺は気を失った


次に目を覚ましたのは小屋の中だった

昨日のことははっきり覚えている

だめだ

名前は思い出せない

「あ、起きた。おかーさーんあの人起きたよー」

子供の声だ

「あらそう」

女の声もする

「あの…大丈夫ですか?」

「あ…は、はい」

「よかった。でも不思議ですよねー」

「なにが?」

「あなたですよ。急に空から人が降ってくるんですもの」

空から降ってきた?

「俺が…ですか?」

「はい。でもよかったですね。藁の上に落ちて」

確かに…

そこに落ちてなかったら俺は…

「あの…外に出たいんですが」

「大丈夫ですよ。立てます?」

「はい」

俺はゆっくり立ち上がりドアを開け外に出た


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ