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君を愛すと言ったから

作者: 南ゆう

君を愛すと言ったから

心があなたでいっぱいだ


君を愛すと言ったから 

アイスクリームが食べたいな


君を愛すと言ったから

どんな苦痛も耐えられる


君を愛すと言ったから

2人でずっと笑いたい


君を愛すと言ったから

流す涙は見たくない


君を愛すと言ったから

いつもあなたのそばにいる

どんな姿形でも



君が遠くに行ったこと

その日を境に闇の中


君を愛すと言ったのに

どちらが胡蝶の夢なのか


久方ぶりに夢を見た

君と過ごしたあの日々を


点滅信号は黄色 

静かに左右に揺れている

誰かがボタンを押すまでは

同じ速さの明滅は

なぜか

俺の景色を歪ませた


雲はどこまで高いのか

陽が西に沈むのはなぜ

なぜ俺は死んだんだろう

色が青に染まる頃

骨は土へと還るだろう


みんな家路に着く頃に

静かな炎は揺れている


君を愛すと言ったから

1つの気持ちは忘れない


俺はいつでもここにいる

君に会いたくて会いたくて

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