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12 ジャンボ ('ω')ノ、から考える日本でできた英語

はてさて年末、、

大型連休限定掲載のこの

小説ですが。^_^


今回はちょっと路線を変えて

英語になった日本語です。

('ω')


そんな英語はない??

実はそうとは限らない。


そんなことを日本語も拙い、

英語はその100倍は拙い

オッサンがとりとめとなく…


です。(;´∀`)


♪ジャーンボ、ジャーンボ

♪年末はジャンボ。('ω')



 とかCMで元気に歌ってる

 みたいだけど…(・v・;)


 ジャンボって何??



 日本人なら誰でも知ってる

 レベルの英単語。


 「大きい」って意味です。

 が…(・n・;)



 この英単語…(・c・;)


 英語の辞典に載ったのは

 平成になってから。。


 正確な年は不明瞭ですが

 1990年代だそうです。

 (/・ω・)/



 最近とは言わないがかなり

 新しい言葉のようです。


 だから英語圏の人たちで

 [jumbo]と聞いて大きいを

 連想する人は少数です。



 ということで、

 ('ω')


 今回は日本でしか通じない

 ヘンテコ英語を取り上げます。



 ちなみにそういうヘンテコな

 英語にはいくつかの種類が

 あると思います。(^^)

 まずは…('ω')


 sushi,tempura,ramen

 miso,shoyu,

 sumo,karate,kabuki、、、


 ただの日本語です。

 (;´∀`)


 日本発祥の文化だから…

 英語にはない単語だから…


 一応は英単語ってことに

 なってはいますがこんなの

 英語じゃありません。


 ハンバーガー、ソース、

 ラグビー、ミュージカル、、


 は日本語です。(^c^)

 けど日本語辞書に載って

 いるだけですから。


 それと同じことです。



 次は…(・v・;)


 日本でできた外来語、

 っぽい言葉です。


 例えばホッチキス、

 (・.・;)

 日本では文房具のことですが

 実はただのメーカー名です。


 コンセント、、

 日本では電源のことですが、

 海外ではほぼ使いません。


 米国ではoutlet、

 英国ではsocketが一般的です。


 他にもサラリーマンとか、

 ジーパンとはタッチパネルとか

 パソコンとかあります。


 こういう和製英語を海外で

 使うとバカにされるとかよく

 言われているは確かですが、、



 全く通じない、(・.・;)

 わけでもないんです。。


 日本でしか使われない単語、


 というのは多国籍語でもある

 英語においてはいわば…


 方言も同じですから。('ω')



 ある特定地方でのみ使われる

 単語はバカにするよりも、

 知識として知っておいた方が

 スマートな印象になる。(・v・)


 ってスマートって表現自体が

 和製英語ですけどね。(^^;)



 まぁアバウトな人間である

 私はそういう表現をよく使う

 傾向にある、、、


 ってこれは和製英語ですら

 ないことを付け加えて…



 というかですね、(;´・ω・)

 英語にも方言はあるんです。


 とはいえ米国内に限れば

 そこまでキツくはありません。


 だって米国は建国からの

 歴史が浅い。('ω')


 出身国や民族による訛りは

 あってもキツくはない。


 せいぜい東京弁と大阪弁の

 違いくらいもんでしょう。

 (;´∀`)


 もっとも米国の田舎町には

 一度も行ったことのない私が

 言っても根拠ゼロだけど…

 (;^ω^)



 一方で英語ってのは実は

 もんのすごい多国籍語です。

 ('ω')


 英国、米国、カナダの他にも

 豪州にニュージーランドに

 インドやフィリピンに

 アジア・アフリカ・中南米、

 オセアニアなどの小国…


 もう数え切れません。

 (;´∀`)



 そしてこうも範囲が広いと

 方言がものすごい。('ω')


 東京弁と津軽弁…

 あるいはそれ以上に違うと

 いう印象です。(ーvー)


 関西弁と東京弁を自由に操る

 バイリンガル(?)の私でさえ、

 ガチの津軽弁と会話した時は

 全く言葉が理解できなくて

 職務放棄しました。(実話)


 それくらい違いありますが…



 ではなぜ…(・.・;)


 私のような半端者を含めた

 多くの国の人が英語で普通に

 会話で来てるのか、、


 それは方言が少ないから。

 ('ω')

 みんなが訛りをしないように

 凄く心がけてるから。



 ぶっちゃけ私の英語力は

 滝沢カ〇ンの日本語よりも

 遥かにたどたどしい。(^^;)


 パーマン4号の関西弁より

 不自然極まりないレベル、、


 感情表現できる単語数は、

 ヤバイ以外の表現を持たない

 Fラン大生より少ないかも…


 それでも何とか会話ができて

 いるのはそういうこと、、


 英語を母国語とする人より、

 それ以外の人との方が何かと

 通じやすいから。(ーvー)


 要するに他国でできた単語は

 邪険にせずに受け入れ、

 新しい標準語に昇華する。


 その上で独特表現をせず、

 誰にでも通じる言葉を選ぶ。


 それが多国籍語なんです。



 で、話がそれましたが…

 (・n・;)

 テーマに戻ります。


 ジャンボって何ぞやです。



 ご存じの方も多いでしょうが

 この単語の元々は、、


 スワヒリ語です。('ω')

 アフリカ東岸部の言語です。


 jumboは挨拶の言葉。

 日本語に訳せばさしずめ

 「やぁ、」「こんにちは。」と

 言ったところでしょう。



 ではこれがなぜ「大きい」を

 意味する単語になったか、、

 (・.・;)


 それは19世紀に遡ります。


 パリの動物園にアフリカから

 象が持ち込まれました。


 この象の名前がjumboです。

 ('ω')



 一説によるとこの象がパリに

 持ち込まれた際、関係者が

 アフリカ人の飼育員に、


 「この象の名前は??」

 と聞いたそうです。。


 けど仏語の通じない飼育員は

 とりあえず挨拶として、

 「jumbo」と返答したとやら、

 (;´∀`)


 まぁ不確実なことはオフレコ

 ということにしますが、、


 とにかく、('ω')



 ジャンボは人気者になります。

 (;´v`)


 のちにはサーカスに所属して

 世界各地を渡ります。


 そして遺体はニューヨークの

 自然史博物館に飾られ、

 長くアメリカの人に影響を

 与えたそうですが、、



 その影響は日本にも

 伝わって来たようです。

 ('ω')


 1960年頃から盛んになった

 日本の航空ビジネス。


 これを支えるべく1969年に

 従来の二倍以上の旅客量を

 誇る大型機が日本航空に

 採用されたんです。


 この巨大なジェット機。


 巨大な機体を象徴する愛称が

 募集されて決まったのが、

 巨大な象をイメージさせる…



 ジャンボです。('ω')


 こうしてボーイング747、

 ことジャンボジェット機が

 1970年に誕生したんです。



 ただしそれだけではただの

 機体名でしかありません。


 これが英単語として登録

 されるに至った理由は、、



 まずは尾崎将司です。


 1965年の選抜で優勝した

 高校野球界のスター。


 高卒でいきなり投手として

 プロ一軍デビュー。

 さらに外野手としても出場。


 大谷もビックリ二刀流の

 高卒ルーキーでした。


 …なのになぜか野球よりも

 ゴルフが好き。(・.・;)


 プロゴルファーに転向して

 1970年にデビューします。


 ジャンボジェットと同年に

 デビューした超大物。


 技術は未熟だが体は大きく

 飛ばすは飛ばす。('ω')


 それで新聞記者が彼のこと

 勝手に「ジャンボ」って

 あだ名で書いたそうです。


 本人もそれ気に入ったのか

 次第に公式名称のように

 定着していきました。。

 ('v')


 ついでに弟の尾崎健夫も

 同じような理由で、

 「ジェット」と呼ばれ、

 定着しています。('ω')


 飛ばすことが貴ばれる

 日本ゴルフ界は飛行機が

 お好きなようです。

 

 なお同時期に活躍した

 青木功は「コンコルド」と

 呼ばれてたそうです。


 けどこれ…あまり定着

 しませんでした。(^^;)



 そしてさらにジャンボを

 広めたのが同時期に

 活躍した鶴田友美です。


 アマチュアレスリングの

 全日本王者にして、

 ミュンヘン五輪の代表。


 鳴り物入りで1973年に

 プロレス界にデビュー

 したそうです。。



 そんな彼ですから。(^^)


 次世代のエースと呼ばれた

 鶴田には、師匠である

 ジャイアント馬場のような

 リングネームが必要です。


 そこでつけられた名前は、

 やはり巨大を意味する、、


 ジャンボ鶴田です。。



 ちなみに、、

 その強さは圧倒的、、

 (・.・;)

 ガチンコなら間違いなく

 日本人最強でした。。


 デビューしてすぐ米国に

 渡って大活躍、、


 これでもかってくらい

 ジャンボの名を知らしめて

 帰って来たそうです。。



 そしてこうなると商標とか

 他の分野でもジャンボは

 大きいものに付けられる

 フレーズになって、、、、


 チョコモナカジャンボとか

 バニラモナカジャンボとか

 いろんな商品が出てきて、、


 あとジャンボーグAとかも

 放送されてて、、



 いつしか日本人は、

 jumbo=大きい、

 という意味の英語、、


 って誤った認識をもって

 しまったそうです。。

 (;´∀`)



 けどそこは先にも述べた

 英語の懐の深さ、、

 ('ω')


 この間違いは間違いとは

 ならなかった。


 つまりjunbo=大きいは…



 日本という地方の方言。

 ٩( 'ω')و


 …ってみたくなって、

 ついには本当の英単語に

 なってしまいました。。



 まぁ…こういう英語も

 あるそうです。('ω')


 英語は懐深いです。


 誤りは誤りでなく寛容に

 受容した上で成長し、


 それでいて使う人は皆が

 正しい言葉を選んで、

 誰にも正しく通じるよう

 努めて礼節を期す。



 世界各地各地方の言葉を

 受け入れながらかつ、


 会話は全世代全使用者に

 通じる優しい言葉を

 使用する思いやりの心。



 今の日本語に欠けて

 いるのはその精神、、、

 ('ω')


 乱れているのは日本語

 でなく日本人の心、、


 なのかもしれません。

 (ーvー) 



 老若男女全員に通じる

 日本語を使う、、


 その程度の教養があれば

 可能だと思いますよ。


単独民族が紡いだ日本語の奥深さ、

('ω')

他民族社会が築いた英語の懐の深さ、


どちらも言語である以上、

伝えることと解することの両方が

大切だと思います。('ω')


私事では砕けた絵文字も使えば、

ビジネス文書も小説も書けば、

公文書やマニュアルを書くことも

ある私が思うのはそゆこと。


こういう場ではできるだけ柔らかく

気楽に伝える方針です。(^v^)


言語はあくまで伝える側が伝えて

受け取る側が伝えられる、


それだけを大切に考えることが

あるべきだと私は思います。


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