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勇者パーティ!(2軍)  作者: 元祖ゆた
第1章 異世界番長
1/87

プロローグ 『日常から非日常へ』




夕暮れの路地裏は、まるで”異世界”の様に神秘的である――。




「――”硬派(こうは)”が、足りねえな」



午後4時49分――強烈な西日がビル群を照らし、隙間から漏れた日差しが、薄暗い路地を容赦なく突き刺す。


「――お前の拳は軽い。浮ついている」

「ハァッ、ハァ……っっせぇなッ!! このヤロー!」


淡く幻想的な景色の中、泥臭い二人の不良が相まみえていた。


片方は、猫背気味の小柄な金髪ソフトモヒカン不良。もう片方は、長身長髪オールバックの黒髪不良。威勢がいいのが”金髪”で、冷静なのが”黒髪”。


「良く吠える……」

「っせぇなぁ!! ヘヘッ……これは()()()()なんだよ。ここでテメーを倒せば、オレの地位も上がるからなぁ!」

「あぁ、なるほど。お前のその制服……『桔梗学園(ききょうがくえん)』か。”下剋上”でも狙うつもりか」

「そういうことだ! テメーを倒して、オレが天下を取る! 前世からそう決まってんだよ!」

「……フン、口だけは随分と達者なようだが、体が動いてないみたいだナ?」

「ああん!?」


睥睨する金髪だが、肝心の黒髪へ視線が定まらない。



――理解し(わかっ)ているのだ。だが、仕掛けた以上、引き下がれない――



「聞こえないか? 手と足はどうしたと言っている。水曜定休日か?」

「んだゴルァ!? テメーこそ、口数多くなってんじゃねぇかよ。随分疲れてんじゃねぇのか? ああん?」

「……試してみるか? 本当に疲れているのかどうか……!」

「!? 上等ォ!」

「いい返事だな……!?」


それは傍から見ればただの喧嘩であるが、当事者にとっては誇りをかけた”漢の戦い”なのである。



「テメーはここで死ねッッ!! 死んで野に咲く花となれやァ!?」

「来いよ雑魚キャラ!! お前の”硬派”を、俺に見せてみろやッッ!?」



全身全霊をかけた渾身の一撃。両者の拳が交差する――。




「……………………俺の”硬派”の勝ちだ」




路地裏のちっぽけな喧嘩は、黒髪のボディーブローで幕を閉じた――。





……。



…………。



………………。



――()()()()のことである。桜が咲き、花粉が舞い踊る。季節が春に入りかけている今日この頃。


「これで66戦66勝……」




”黒髪”――この俺、『雑候谷真魚(ざこやまお)』は、所謂、不良である。




程々に歴史があり、程々に都会の『天花市(てんかし)』。今と昔の入り混じる市であり、昔ながらの不良や喧嘩が日常茶飯事であった。


裏路地から表通りへ出る。古風な外観から、一気に都会のビル群へ。直射日光は、陰にいた俺にはあまりに眩しすぎる。


「!? おい、ありゃあ雑候谷じゃねぇか?」

「……マジだ。『ボケ高』の雑候谷じゃねぇか!」

「やっちまうか?」

「やめとけやめとけ。最凶の()()だぞ?」

「そ、それもそうか」


通りすがりの不良2人組が、俺を睨み指差しヒソヒソと策を練っている。


「……何か用か?」

「!? なっ! なんでもねえっす!」

「すんませんっした!?」


声をかけると挙動不審に返答し、一目散に逃げ出していった。

ふん、硬派のない漢共だ。


「番長……か」


2人組に言われていた言葉を、呟き、リフレインしてみる。


――()()()()()()()()

天花市の中でも、随一の不良高校である『木瓜商業高校もっこうしょうぎょうこうこう』、通称『ボケ高』。


木瓜という植物が『ボケ』という呼び方をする事から、昔からボケ高と略され親しまれている。


……俺には、バカにされているとしか思えないのだが。


騒がしい表通りを、太陽を逃れながら歩く。時折”挑発的な視線(ガン飛ばし)”を浴びながら、再び裏路地へ。光から闇へと、世界が変わる。


これでいい。俺には(ろじうら)がお似合いだ。


「!? ボケ高の雑候谷ァ! 見つけたぜぇ~~~~!?」

「!? こんな所、ふらついてたらぁ……オレらに狩られちゃいますよぉ……?」

「!? オメーを番長の座ァから引きずり下ろし(ドロップアウト)にきたぜ……!」


「……フン」


ボケ高に入学した俺は、入学早々に勃発したボケ高全体での大喧嘩『終末戦争ラグナロク』の覇者となり、高校1年生にして『ボケ高番長』となった。


「番長の座なんてどうでもいいが――」



そのため、天花市中の不良共から、狙われる立場となってしまった。



「死ねやテメー!」

「あぁっ、殺しちゃう……番長のことぶっ殺す……よぉ?」

「俺と踊れッ(ダンスしろ)!?」


雑候谷真魚、高校1年生、15歳――




「お前ら、俺に”硬派”を見せてくれよ……!?」




入学早々、”番長”になりました。





……。



…………。



………………。



――午後5時31分。日はほぼほぼ沈んだ。カラスが鳴くから帰らないといけない。


しかしながら、道行く不良共(チャレンジャー)の相手をしているため、中々帰路につけないでいた。


「『天花葵高校(てんかあおいこうこう)』参戦!」

「天花葵の『大狸(おおだぬき)』こと、3年の『吉山(よしやま)』だー!」

「「「うおおおおおおおおおおおおお!」」」


敵はボケ高だけじゃない。天花市の東に陣取る『天花葵高校』の不良も、挙って俺を倒そうと息巻いている。

取り巻きを連れた巨漢が、俺の目の前に立ち塞がった。


「いいですねぇ~雑候谷クン。キミのその殺意……濡れちゃいそう!」

「そうか」


容赦なく、顔面を貫く右拳。吉山の体が大きく仰け反った。


「お前はそこで一生濡れてろや」

「アァンッ!?」


「!? マジかよ!? 大狸討伐しちまったぞ!?」

「ヤベー奴じゃねぇ―か!」


いつの間にか出来ていたギャラリーが沸く。騒ぎ立てる。盛り上がる。


「煩わしいな……」


俺は、その観衆をすり抜け、路地裏を疾駆する。


もう夜も近い。いい加減腹が減った。今日の飯は何だろう。



……なんて考えていた時だった。



「!? 何だ……?」


突如、強烈な閃光に視界を奪われた。咄嗟に地面へ伏せる。


右前方にある廃ビルの中から光ったようだったが、何なんだ?


目晦ましの可能性もある。暫く伏せて様子を窺っていたが、30秒経っても何も起きなかった。周囲を警戒しつつ、ゆっくりと起き上がる。


「脅かしやがって……」


多少、目の奥にチカチカと残光がある。それほど強烈な光であったことは間違いない。


「雑候谷はどこだ!?」

「いんなら出てこぉ!?」


「はぁ、しつこい奴らだ……」


遠くから聞こえる声に、俺は再び逃走の態勢に入る。

こちとら、朝から喧嘩しっぱなしなんだ。今日は店じまいなんだよ、この野郎。


右拳を握る。ほぼほぼ感覚はない。そりゃそうだ、何十人とぶん殴ってきたからな。


思考を切り替え、走り出す。もたもたしていると追いつかれてしまう。


幸いにも、足はまだまだ動かせる。自分でも信じられないくらいにタフだ。これも日々の筋トレのおかげだろうか。


真っ直ぐに駆けていると、先程光ったビルが右手にぬるりと現れる。


「(結局何だったんだあの光は――)」


興味本位であった。走りながら、横目でビルの中を覗き見た。


「 !? 」



思わず足を止めてしまった。そう、()()()()()()()()()()



「(あれは……ッ!?)」


今はもう誰も住んでいないビル、その一階。窓から覗いた室内は、暗く寂れた様子であった。


……ここまではいい。よくある。しかし、明らかに異常をきたしているものがあった。




――()()、である。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()




まるで――そう、()()()。漫画やゲームに出てくるような不可思議な模様。


ただし、ただただ見たことのない文字が描かれ、それを無理やり円形にした模様である。それも、一般的な体育館位はある広さの床、いっぱいいっぱいに描かれているのだ。



――()()、と言わざるを得ない。



「(気持ち悪いな……事件性を感じるのだが)」


あまり直視はしたくないので、少し離れてじっくり観察する。


……人気は……なさそうだ。胸を撫で下ろす。

つい最近、イカレた奴が一般人を集め、デスゲームをさせる作品を読んだばかりだったため、思わず繋げて考えてしまった。


良くないことだ。何でもかんでも関連付けてしまうのは。額に伝う汗を拭い、息を吐いた。


心拍数が上昇している中、追手の声が近づいていることに気が付く。


――急がなくては。何もなかったのであれば、それでいい。

そう思い、後ろ髪を引かれる思いでその場を後にした。


この先右は袋小路となっているが、正面にある建物は頑張れば壁をよじ登れる。そうすりゃ撒けるっている算段だ――



「今日はとても騒がしいです。早く向かうことにしましょう」

「わ、分かった!」



!? 人!? 


右に曲がり、袋小路を目指すと、まず声が聞こえた。

女と男の声だ。こんなところに、人がいたのかよ。


次に、視界にその男女を認識した。

男はすぐ分かった。制服から『桐第一高校(きりだいいちこうこう)』の1年生だ。天花市で一番偏差値の高い高校だ。勿論、知り合いではない


女の方は……コスプレか? まるでお姫様の様な純白のドレスを纏っている。小汚い路地裏には似つかわしくはない。


慌てて止まる。数メートル先にいた2人も、俺を認識したようだった。


無視して駆けちまおう……そう思った矢先、気が付いた。

ああ、そうか。こんな袋小路に人がいるのに驚いて気が付かなかったが、止まって、改めて見て、()()が視界に入った。


「! あ! え、えっと……」

「僕たち怪しい奴じゃないんだけど……!」


「……いや、無理があるだろ」


「「ですよねー!」」


男女が仲良くハモる。息ピッタリか。


――なんて突っ込む暇もなく、俺の思考と視線はある一点に釘付けになっていた。



()()()()……!?」



廃ビルで見た奇々怪々な模様が――()()()()()()()()()()()()()()



それも輝いている。自ら喜んで発光しているかの様な……そんな模様に対し擬人的に考えてしまう程、色鮮やかに輝いていたのだ。


正直、()()()()()


「……お前ら、ナニモンだ? その辺にあったビルの中にも描いただろ?」

「ッ! あ、う~ん……」


俺の威嚇を込めた問いかけに、男は一瞬たじろぎ、言葉が続かない。


――警戒は続けろ。明らかに怪しい奴らだ。何か日常とはかけ離れた、()()()()()()()()()()()()()()――。




「わ、私たちっ……怪しい者です!」




女の放った言葉に、俺の口から間抜けな声が出た。


「……は? いや正直か」

「はい、正直です。正直に言います。私、嘘はつきたくないので!」


そう言って女は、改めて――



「私たち、怪しい者なんです!!」



倍プッシュで怪しい者アピールしてきやがった。


(えぇ……?)


怪しい女の、あまりの潔さに、俺は肺に溜まった空気を吐き出す。

――否。吐き出さざるを得なかったのだ。


「はぁ……まぁ、”嘘”なんて、つかないに越したことはないからな」

「そういうこと、です!」


大物なのか、ただのアホなのか……怪しい女は何故か胸を張っていた。


「貴方だって……嘘なんてつかない方が良いと思いますよね?」


(何故俺に問うてくる!?)


何か俺の背後(じんせい)を見据えている様で……俺は素直に答える事にした。


「……俺は”硬派”だ」

「? えーっと?」

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

「?? ……はい!」


フン、理解されていない事だけは伝わった。


「何言っているか良く分かりませんが……雰囲気で()()()なものだと感じちゃいました!」

「!? ……ほう」


俺は、警戒レベルを下げることにした。


俺の”硬派”を感じ取れるなんて……いい子だ。

怪しい奴に変わりはないが、会話する事が出来る。話す価値はある。



大切なのは相互理解。そして、”理解しようとする想い”……俺はそう思う。



「あ、うーんと、僕らその……怪しい奴ではある、と言うか、実際そうなんだけどさ」


俺が話せる奴だと知ってか、男の方も会話に交ざって来た。

まだあどけなさの残る、少年である。


「ビックリさせたのは謝るよ。ゴメン! 今すぐ出ていくからさ、最後に許してくれれば……と思う」

「別に謝って欲しい訳じゃないが……あ? ()()()()?」

「うん。ここから()()()()

「は?」


あっさりと、相互理解の枠から外れてしまい、脳内に困惑が充満していく。

俺が少年の言葉を理解出来ないでいると、女の方が一歩歩み出る。


「これは確かに”現実”です。でも、重く考えないで貰えれば良いです。年を取ってから『そういや、あんなこともあったなぁ~、婆さんや』と不思議な思い出として後世に語って頂けたら幸いです」


そういうや否や、()()()()()()()()()()()を、地面に突き刺した。



「『()()()()()()()()()()――』」



女の言葉と共に、地面の模様が激しく明滅する。


「オイオイ!? 不思議な思い出にしちゃ、不思議すぎるぞ!?」

「うーん、そこは何とか」

「人の一生に刻まれる様な出来事を、そんな軽く言うなよ!?」


何かとんでもないこと足を突っ込んでしまった……と後悔するのはもう遅い。


今から前向きに、この()()()()()()に何か理由を付けて、自分の中で納得させなければ……させなければ一生モヤモヤすることとなる!


「本当にゴメン! 僕らも他人を巻き込む気はなかったんだ。だから静かな場所で行う予定だったんだけど……」

「思ったよりも、街中に人が多くてですね……」


ボケ高の『終末戦争』せいじゃねえかこの野郎。

模様の光が、まるで2人を包み込むように展開されていく。


「でも、最後に……ほとんど知らない人だけど、この世界の人と話せることが出来て良かったよ」

「……まるで”異世界”へ行くかのような口ぶりだナ……」

「異世界の名は『()()()()()()』と言います。日本の様に四季があり、魔法のある世界です」

「!? オイオイ、ドエレー胸高まるじゃねえか!」


異世界……マジで存在しているのか……!

それこそ漫画やゲーム、アニメでしか知らねえぞ!?


「じゃあ何か? これから異世界行って、世界救ってくるのかよ?」

「あー……ま、そんな感じかな?」

「雑に返すじゃん……」



今まさに、異世界へと旅立つ少年。案内人と思われる女。

――それを見送る不良。どんな絵だよ、全くよォ……。



「なんつーか……いい体験をさせてもらったよ。そういうことにしておく」

「それがいいと思います。ありがとう」


光はとうとう、2人を全身包み込み一体となった。

宇宙人、と言っても過言ではないだろう。それほど衝撃的なシルエットをしている。


「貴方が”理解”のある人で良かったです」

「……理解(わかっ)ていないだけだ」


これから、転移されることになるのだろう。そう考えると、この案内人らしき女は”異世界の人”だったということだ。



「俺はこのまま、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()



現実を現実として受け止めなければならない。そう思い、一度目を逸らした――



「!? 何だこれは……何だこれはよおおおおおおおおおおッッ!?」



視線の先、数メートル、金髪の不良が立っていた。どこか見覚えがあるかと思えば、ついさっき倒した奴だった。


何故思い出すのにワンクッションあったのかと言うと、金髪の目が、()()()()()()()()をしていたからだった。


「オイオイ、オイオイオイ。雑候谷ァ、こりゃ何なんだァ……? ()()()()はよぉ、何なんだって聞いてんだヨ!?」


真っ直ぐ駆けてきた。なりふり構わず駆けてきた。


その手には銀色に光るナイフ。あろうことか、構えた俺ではなく、何故か2人の方へ――!?


「! きゃあっ!?」

理解不能(いみわかんねぇ゛)! 気色悪いんだヨ!? 死ねェ!!!!」


――ああ、未知なるものへの迫害とは――きっと、こういうことなんだろう。俺はそう実感する。

数分前の俺も、そうなる可能性はあった。”知らない”という事は、”恐怖”なんだよナ。


「……ッ、はっ」

「!? ざ、雑候谷ァ」



俺は当たり前の様に、2人を庇っていた。



懐に深く深くぶっ刺さる鋭い得物。止めどなく溢れる赤い液体。目の前が霞んでいく。


「!! だ、大丈夫ですかっ!?」

「ち、血がっ! こ、こんなにも!」


足に力が入らず倒れかけるが、女に受け止められた。


「あ、ああ……オレが、雑候谷を()ったんだ……へへ、へへへへへへ」


俺を刺した金髪が、半狂乱で逃げていくのを確認した。大方、『ボケ高番長を倒した』を吹聴して歩くのだろう。


――別にいいんだそんなことは。大したことではない。


「どうして! どうして私たちを!?」


女が俺を手当してくれている。確かに、発光していて見辛いが、近くで見ると人間離れした美しさの少女だ。



「……硬派な漢は、人を……助けるの、に、り、理由をもたねえ……」




――そう、これは俺にとっちゃエピローグのはずだった。




ボケ高での俺の『()()』は達成された。結果的に番長になっていた。



「このままじゃ出血で死んじゃうよ! どうする、『ウルル』!?」

「……彼を連れて行きましょう、『アスカ』。彼は私の命の恩人です。私の国ならば、彼を助けられます!」


ぼんやりとした意識の中で聞こえる会話。やがて、俺の体も光に包まれていく――。




「『()()()()』よ! ()()()()()()()()()()()()!」




――ああ、どうやら、()()()()()ではなく、()()()()()だったみたいだ。




夕闇の路地裏は、やがて異世界の様に神秘的であった――。




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