①
Stan Getz
The Cool Sound of Stan Getz
を 聴きながら
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……突然だが、……目の前のあなたは、……子供ではないだろう?……私は、5歳の甥が、自分よりも2歳程度下の弟のことを話す時、『○○は、子供だからね』と、彼が言っていたのを聞いたことがある。
……つまり、……彼は、……自らではもう、いっちょまえの漢なのだ。ますらおである。(冗談だけど)まだ生をうけて5年しか経っていないのに、もうまるで、いっちょまえなのである。彼は、世間一般には、子供とされる年齢かもしれないが、……彼自身の世界では、……彼よりも子供が存在し、……そして、それは、……やはり事実だ。私は、彼よりもかなり年齢が上だが、未だに色々教えられることばかりだ。(それは別の問題かもしれない 所謂精神年齢的な)
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……私の話など、……結局は、どうでもよいが、……結局言いたいのは、……目の前のあなたは、もう、今現時点で、……子供ではないかもしれないが、……今より過去、のあなたは、今のあなたよりもずっと子供であり、……それは、彼のように精神的には大人であっても、まだ肉体的にも社会的にも保護される対象である、子供であった時分が……あったはずだ。
……その頃のことを、思い出して欲しい。……思い出して貰え、否、頂けたのなら、その時の自分に戻って、(振り返って)一度、考えて欲しい。
……目の前のあなたは、……今現時点で、子供を目にした時、子供だと侮るような言動をし、どうせ子供だから(会話の内容を理解出来ないわ)などと思い、子供が聞こえるような場所で子供のことを声高に言ってしまってはいないだろうか……?……そうだとしたら、……目の前のあなたの考えは……愚かだ。……今すぐそのような愚かなことはやめてしまった方がよい。……目の前のあなたの子供だった頃を思い出して欲しい。
『……目の前のあなたは、馬鹿だっただろうか……?否、そうではなかった筈だ。意外と、大人が気づいていない所で、大人の言葉から、行動から、表情から、様々を読み取り、状況を認識、理解、思考していただろう。……そう、子供は馬鹿ではない』
--子供は、馬鹿ではないのだから、一人前の対象として……常に接しなければならない。対応を間違えると、子供が成長したとき、……目の前のあなたはその時のしっぺ返しを。……そんなようなものだ。全ては因果応報。巡り巡ってくるものなのだから
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……と、この話も、今回の雑文には、さわりだけしか関係がない。……つまりは、この雑文では、目の前のあなたが、……そして、私が、……子供だった頃のことを少し思い出して欲しい
--そこから書きたいことが始まります 興味が向いた方は、次の項へ 無い方は、……また機会がありましたら