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5月29日
奇形の芽、枯れてしまった
たった3日の儚い命であった
変わりアサガオが見られるかもと期待したが やはり強くない個体であったらしい
条件がほとんど同じでも 萎れて消えかけていくものと
いきいきと葉を広げるものたちがいる
負けてはならぬと思った 辛くとも最後まで命を全うせねば
自分は弱い個体ではないのだから
そんな折、作品が入賞したという報せがあった
嬉しくてトイレで泣いているところを娘に見られた
私はミステリ書きだが 純文学でも確かな手応え……嬉しいなぁ
書かねば 自信を持ってもっと
芽は出ている 兆しはたくさんある
モチベーションが上がった一日であった
