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ウルアーデ見聞録 少年少女、新世界日常記  作者: 宮田幸司
1章 ギルド『ウォーグレン』活動記録
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Ulraed daily life 二頁目


「八年間の間に俺もお前も色々と手を増やしたが…………大丈夫か?」

「愚問だな。そもそも、俺とお前の連携は息を合わせてなどというコンビ技じゃない。どっちかがどっちかに好き勝手に合わす、そういう類じゃないか」

「そうだ……そうだったな。ならまあ、何の問題もねぇな!」

「そういう事だ!」


 前を走るレオン・マクドウェルが声を荒げ、その後を追うように善が飛ばした練気が彼を追いかける。


「おいおい! 無策の突進とはらしくねぇじゃねーの」


 その様子を嘲るエクスディン=コルだが、背後から追従していた腕はレオンを追い越し、いくつもの拳を形作り地面を叩く。


「そういうことか。もう地雷は使えねぇな」


 するとこれからレオンが歩むはずだった道全てに埋められ、周囲一帯を爆発させるための地雷が起動し、彼の行く手に安全な道が形づくられる。


「っ!」

「ま、それだけじゃねぇけどな!」


 その道を一直線に走り距離を詰めるレオンだが、目前の敵に辿り着き、一度刃を交えたところで足元から鉄の刃が現れ、その痛みに顔を歪ませる。

 エクスディン=コルの戦い方というのはごく一般的な強者と呼ばれる者と比べ特殊であり、彼は基本的に能力や粒子を用いた戦いを嫌い、科学によって生み出された兵器を好き好んで使う。

 無論属性粒子や能力も幾つか備えているのだが、彼がそれらを好んで使う理由は、『取るに足らない物』と現代人が断じるそれらに敗北し、地に伏せる彼らの悔しさや絶望する表情が大好きだからだ。


 そんな彼ではあるが能力の類を一切使わないという事ではなく、ごく一般的に使われている『物質の保管』に関する能力はとてもよく使う。


「悪いねぇ。まだまだ隠してたのよおじさんは」

「貴様!」


 これは『物』の時間をその場で止めるという能力で、サイズや重量に制限があるものの、食料や花などの賞味期限や決まった時期しか現れない生きている人間や動物・昆虫など以外の保存に使われる。

 エクスディン=コルはこれを改造し、大きさの制限や重さの制限を取り払い、様々な接触型の武器の保管に使っているのだ。


「ヒュンレイさん、俺達も加勢に行った方がいいですよね?」

「いえ、やめておきましょう。恐らく、迂闊に動けば我々の方が危ない」


 他にも彼らの戦いが始まって以降に透明化させた機械を縮小化させたり空中に待機させていた彼は、この濃霧に囲まれた山全体を自身の陣地として活用している。


 ヒュンレイが厄介視しているのはそこで、『戦場』での経験がこの場にいる誰よりも勝っている彼を相手に、不用意な動きをするのは避けたいという考えであった。


「それでもアタシだけは行った方がいいんじゃないですか。善さん、かなり負傷してますよ?」


 とはいえ優の懸念も最もである。

 今の善は片方の肩が吹き飛び、なおかつ片足は死に自慢の機動力が発揮できない。

 全身に刻まれている数多の傷を見ればどれほどの死闘が行われたのかも容易に想像でき、無理矢理でも彼女の案を受け入れるべき状況に見える。


「まあ、先程までならその案に乗っていたのですが、もうそのリスクを追う必要はありませんからね。危険を冒さず、私達はここで彼らの勝利を願っていましょう」


 しかしヒュンレイは、今ならばその必要がないと断言する。

 自身が入ってから何度も比較に出された、もはや行われることはないと思われていた二人のコンビネーションが目の前で繰り広げられていたからだ。




「レオン!」

「ろくに動けないお前は援護に徹しろ!」


 片足を地面に貼りつけられ、すぐさま両手に持っていた機関銃が撃ちだす弾の嵐にさらされるレオン。

 それらだけならば容易に受け流す彼であるが、左右から迫る様々な軌道の光線と真上にある航空機からの爆弾の雨が、万全とは程遠い彼の体力を奪っていきミスを誘発する。


「ぐっ!」


 爆風と共に塵が目に入り、一瞬視界が奪われた瞬間に幾つかの弾丸が青く輝く彼の体に衝突。

 幾らかの血が流れ、更には上瞼の皮膚が剥がれてしまい溢れる血が右目を塞ぐ。


「野郎!」


 片腕に加え機動力まで奪われた善であるが、なおも闘志は衰えておらず、練気を放出できなくなったわけでもない。

 ゆえに青い練気を飛ばし、航空機の破壊とレオンの防御を行おうと画策。


「こっちは襲撃に備えて万全の準備をしてんだ。その位じゃ突破は不可能だぜ」


 しかし空へと伸ばした練気は目に見えぬ壁に防がれ、レオンを守るための壁も然程時間をかけず破壊された。

「そ・れ・よ・り・も・だ、テメェは自分の心配でもしてやがれ!」


 他者の守りに力を使うという事はそれだけそちらに意識を向けているという事だ。

 余裕がない今の善がそのような事をすれば自身の守りはおざなりになり、焦りながら真上から落ちてきたいくつもの爆弾を跳躍して射程範囲から回避。


「こいつぁ!!」

「おじさんは万全だって言ったんだぜ。お前らは、もう自由に動けねぇ」


 しかし空へと逃げた瞬間に周囲の茂みから数多のナイフが飛来し、全てを弾くことができず一本だけ脇を抉る。


「おぉぉぉぉ!」

「まあお前さんはそうするしかないわな」


 その間にも前進し、目前の首を刎ねようとするレオンへと槍を向けるエクスディン。

 近づくレオンの剣は届かず、なおかつ絶対に攻勢に移さぬよう最大限の注意を払いながら槍を振り回し時間を稼ぐと、レオンが足元にあった糸を踏み、左右の地面が盛り上がり、彼を挟みこむ。


「ヒュンレイさん! やっぱ俺らも加勢に!」

「いえ! かなり無理はしたようですが、何とかなったようです!」

「え?」


 急かす蒼野の叫びに対しいつになく熱の籠った返事をヒュンレイが返し――――彼らは見る。


「おいおいおいおい。ほんとに粘るねぇ」


 左右からの攻撃を受けきり息も絶え絶えではあるが立ち上がる『勇者』の姿。


「おらぁ!」

「てめぇ…………後方支援役がいつの間に!」


 そしてエクスディンが自身から意識を外した僅かな間に、すぐそこまで迫っていた『超人』の姿を。


「まぁだが、いくら何でも弱りすぎたな。今のお前のパンチ程度なら俺でも……っ!?」


 その攻撃の軽さをせせら笑う戦争犬であるが、次の瞬間彼の腹部に再び刃は押し込まれ、斬られはしなかったものの勢いよく吹き飛んで行く。


「十分に休めたか?」

「おかげさんで、な!」

「はっはぁ! 蜂の巣だ!」


 そのような思わぬ反撃を受けても指したるダメージはなく、なおも彼は嗤い続ける。


 なぜならそのような事態に陥ってもなお勝てるからこそ勝負を仕掛けたのであり、勢いよく懐から取りだしたボタンを押すと、航空機から幾重もの落雷が落下。

 そのボタンを踏み潰した後には両手には満身創痍とはいえ善が対処できなかった分裂弾が入った長身の銃を装備。

 更に地面から数えるのも馬鹿らしくなるほどの銃口が大地を割りながら現れ、彼らを待ち受ける。


「俺やお前の体にダメージを与えるっつー事は…………『死の商人』が取り扱う特注品か」

「多分な」


 『十怪』の一角『死の商人』


 世間一般に流通している量産品とも、鍛冶師の島ナーザイムで作られた特注品とも違う、他者を殺すという一点にのみ追及した様々な武器を作る裏社会の雄。

 量産品とは速度も威力も違う兵器の数々は既に満身創痍であった二人の体力を更に削り、死を告げる死神の如く彼らの体に迫る。


「行けるか?」

「お前と共にならば、どこまでも」


 一手でも間違えれば勝敗が決するその最中、両者が拳を合わせ好戦的な笑みを浮かべると、彼らは待ち構える危機をものともせず疾走。

 降り注ぐ死の嵐に飛びこんでいった。




 夢を…………夢を見ているようであった。

 ありとあらゆる形で『殺意』というものを表したある種の芸術品。

 それは満身創痍の彼らでは決して受けきれず、彼らは抵抗空しく息絶えるしかないはずであったのだ。


「これが……」

「世界最強クラス。すげぇ…………」


 蒼野と康太が無意識のそう口にして、ヒュンレイを含んだ全員が息を呑む。

 原口善は機動力のほとんどを失い、片腕は肩が消滅し使い物にならない。前に進もうと足掻くも片足での跳躍が主体で、普段のような他者の動きを見てからの移動などは完全にできない。

 対するレオンは善と比べ長く前線に居たため体力をかなり消費しており、上瞼がやられた影響で右目は機能しない状態である。


 だというのに――――彼らは数多の障害を潜り抜けている。


 迫る落雷を青い練気で防ぎ、足元の銃弾を全て受け流し、エクスディンが撃ちだす分裂弾を息の合った動きで放った拳圧と斬撃で弾き返す。


 そこまでならばいい、そこまでならば何の問題もないのだ。

 目に見える攻撃では彼らを仕留めきれないのは分かっており、だからこそ視界には映らない温存しておいた地雷や透明化させた兵器の数々で思考能力を奪いエクスディンは彼らを仕留めにかかっているのだ。


「!」

「っ!」

「何なんだよ………………何なんだよお前らはぁぁぁぁぁぁ!」


 それら全てを、彼らは寸分の狂いなく、それこそ万全の状態と同じような感覚で対処していくのだ。


 透明化した攻撃は原口善が練気で探知し残った片腕のみで何とかやり過ごしている。

 地雷はレオンが聖剣から撃ちだす斬撃で前もって爆発させる。

 レーザーも、突如盛り上がる大地も、ワイヤートラップも、どちらかが完全に担当し、解除しては勢いを落とさず前へ進む。

 その事実自体がありえないことなのだが、問題は『息が合っていないのにこれ以上ない程洗練されている』奇妙な動きだ。


 目の前の二人は背中合わせで戦っているわけでもなければ何らかの合図を送っているわけでもない。

 念話を使った様子もなければ、決まった型があるようにも思えない。

 『無秩序』で『無計画』、その場その場で行っている行き当たりばったりな動きを繰り返しているのだ。


 だというのに、隙がない。いや出来た隙をもう一人が完全に潰している。


 突如盛り上がる大地をレオンが勢いよく斬り裂いている間の隙は善が見ることなく埋め、逆に善は見えない攻撃の対応で精いっぱいの時はその他全てを移動と迎撃でレオンが対処する。


 そんな事が…………一秒の間に数えきれないほど起こっている。


「「エクスディン!!」」

「う、お!」


 気が付けば二人は忌まわしき世界の敵の目の前まで迫っており、満身創痍ながらも充実した気を放つ二人の姿に対峙する彼は驚きの声を上げる。


「くっ!」

「っ」

「ハハ…………」

「!」


 しかしそれに対し戦を求める野獣は恐れることなく、


「いいねぇ! いいねぇ! さいっこうだよお前ら!」


 歓喜の声をあげながら拳と剣で攻撃してくる二人を、手にしていた銃の銃身で吹き飛ばした。


「いやはや良かった! やっぱ俺は間違えちゃいなかった!」

「こ、のぉ!」

「どちらかがくたばるのを待った方が楽だったんだが……やっぱこっちの方が面白れぇわ!!」


 エクスディン=コル、彼は様々な計略を練り、自身が直接戦う事なく相手が死にゆく様子を見る事が大好きなサディストである。

 それはこの世界に住む戦士ならば、日々どこかで聞く話である。


「たまにはよぉ――――――――こうやって直接殴り合わなきゃなぁぁぁぁ!!」


 そして同時に、普通に戦っても泣きたくなるほど強いのも日々どこかで語られる事実なのである。


「おぉぉぉぉぉぉ!」

「おっとあぶねぇ」


 全身に緑の衣を纏い、血反吐を吐きながら前に出るレオンの攻撃を躱し、


「おらぁ!」

「ハハ、良いねぇ!」


 最小の動作で行われる善の拳を手で払い除け裏拳で彼の顔面を殴り三歩後退させる。


「ま、だ」

「まだだ………………!」


 濃霧漂う崩壊しかけの山を舞台に、彼らは戦う。

 普段ならば負けない相手。しかし満身創痍の今では遥か格上の相手。

 その存在を前に、足りない力は気迫と執念で補い、命の続く限り戦い続ける。


「ヒャハハ! 死ね死ね死ね死ねぇ!!」


 けれども……届かない。


 エクスディン=コルは知っている。

 気迫や執念、思いや策略、いや実力以外の全て。


「ぐ……」

「おぉぉぉぉ…………」


 弱者がそれらを全て用いても倒せないからこそ、その者は強者と呼ばれるのだと。

 彼だけではない。この世界の人間たちが常日頃から理解している事実を、目の前の彼らに付きつけるように暴れまわる。


「あ――――?」


 とはいえ、彼は一つだけ大きなミスを犯している。


「ふっ!」

「らぁ!」

「???」


 目の前にいるのは、どれだけ弱っていても強者なのだという事を忘れている。


「ずぁ!」

「……」

「ごはぁ!?」

「………………」

「「!!」」

「しつけぇぞテメェら!」


 どれだけ攻撃しても両者は崩れ落ちず、致命傷となるような攻撃だけは必ず避けてくる。

 そしていつの間にか攻撃を受ければ三歩下がっていたのが二歩になり、今この瞬間に一歩……いや引き下がらなくなった。


「こ、こいつらぁぁぁぁぁ!」

「おいレオン、まだ動けるか?」

「安心しろ。やっと体が温まって来たところだ!!」

「そうかい。そりゃ心強い!」

「お、おぉぉぉぉ!?」


 一歩も引き下がらなくなれば行われるのは絶え間ない攻撃で、これまで反撃で殴っていた余裕がなくなり、防戦一方の状況が訪れる。


「エクスディン、お前は大馬鹿野郎だ」

「いくら俺達が死にかけだからといって、まさか二人同時に接近戦を挑まれて勝てるとでも思ったのか?」


 勝てる


 そう言いきれる筈だった。

 彼らのここ数年のデータは渡されており、それを見ればこの状況に至れば、二対一でも自分は絶対に勝てるはずであった。


 しかし実際の結果は違う。自分よりも劣る動きしか既にできない二人を前にして、彼は何故だか追い詰められていた。


それが、彼には不思議でたまらなかった。


「はぁ!」

「レオン・マクドウェルゥゥゥゥ!」

「させるかよぉ!」


 大きく振りかぶった刃を振り下ろそうとするレオンを見れば、彼はそれが届く前に攻撃をしようとするのだが、その隙を埋めるように善が拳を撃ち出し、逆に善が大ぶりな拳を当てようとすれば、その隙をレオンが潰す。


 本当に単純な、ただそれだけの事の連続なのだ。


「め、めんどくせぇぇぇぇ!!」


 その単純な事が、大きな壁として立ちはだかり彼を追いつめる。


「ね、ねぇヒュンレイさん。善さんもレオン・マクドウェルも、どう考えても一歩遅れた動きしかできてないわよね。なのに何で押してるの」

「てか兄貴とレオンさん、何であんなに動きが合ってるんだ。二人とも互いを見ちゃいねぇのに!!」


 その光景は遠くからじっと眺めている彼らからしても不思議なもので、今ならばなんとか逃げれるかもしれない事実や勝敗がもたらすものさえ見失わせ、じっとその光景を見続けていた。


「…………私もゲゼルさんから聞いただけですがね。あれは二人の戦闘スタイルと競い合った日々があるからこそできる奇跡的な動きらしいです」

「え」

「レオン君の動きを支えるのは緩急とスタイルチェンジ。そして神域に到達する技術と技。善の動きを支えるのは魔眼の先読みと後の先を取れるほどの動体視力と強靭な肉体。これらを持ち得ている、彼らだからこそできる領域との事です」


 レオンが攻撃や型のある動きをすればその分防御は疎かになり、そこを凄まじい動体視力を持ち、魔眼で先の攻撃を理解する善が補う。

 レオン・マクドウェルが緩急を用い隙間を作れば善はそこを縫うように攻撃する。


 これらは逆もまた然りだ。


 善が攻撃に動き防御が疎かになれば、それ以上の速度を出せるレオンがそこを補う。

 不規則なステップで相手を攪乱すれば、それを活かし攻撃する。


 言葉にしてしまえば簡単な、熟練したコンビならば大半が行える、隙潰しとチャンスの活用なのだ。


 だがこんな簡単な原理が、彼らにとってはあらゆる状況に適応する最大の武器となる。


 善もレオンも互いの手札を知っており、それがどれだけの効果や隙間を作るかも熟知している。

 その事実はどれだけ緩慢な動きになろうと変わらず、彼らは振り下ろす剣の一撃、突き出した拳まで、互いの使う攻撃全てから生じる『空いた時間』や『空いた空間』を理解している。


 そしてそれがわかれば、後は今の限界と照らし合わせそこを埋めるだけだ。


 例え見ておらずとも、対処した攻撃の間隔や範囲を音や衝撃を元にして脳内で計算し、片方が繰り出した攻撃が何かを推理しもう片方が別の何かで空白を埋め、

 それが何かをもう片方も推理し、新しく出来上がった空白をまた埋めていく。


 これを刹那の間に無限に繰り返し、できるはずのあらゆる『余り』を全て消し去る。



 言葉にすれば簡単な――――――――実際に行おうとすれば空想と言われる領域の行動。



 しかし彼らはそれを成しえる。


「「エクスディン!!」」

「う、うぅぅぅぅ…………」


 別の道を究めた達人にして、


「おらぁ!」


 生涯の宿敵にして、


「はぁぁぁぁ!」


 尊敬し、競い合い、夢を語り、未来を夢見た――――――最大の信頼を気づいた旧友である彼らは!、


「おぉぉぉぉぉぉぉぉ!!??」


 それを成しえる事で目の前の悪鬼の計算を撃ち崩し、その拳と刃を届かせた。


ここまでご閲覧いただきありがとうございます。

作者の宮田幸司です。


やりきった………正直それしか言えません。

以前にも書いたんですが今回の話は書き溜めておいた奴が気に入らず、一から書き直したものになります。

こういうのってあれですかね、拡散希望とかしてみてもいいんでしょうか?

今回の話はぜひしてみたいものです。


まあそんな話は置いといて、今回は特に少年漫画のような熱い展開を心がけて書いているので、それに沿ったものができれば幸いです。


あと、たぶん今日中にもう一話は難しいんですが、どうしてももう一話進めておきたいので、

深夜一時を過ぎてから位にもう一話投稿します。


たぶん短くなるのでで、大丈夫……なはず!


それでは次回、また見ていただければ幸いです。



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