表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
67/1544

第二章「王都ヨキフ」 16.3話

本日最後の投稿です。16.1話16.2話がまだの方は、そちらからお読みください。

「いやあ、参った。魔力が特別多くなくても連携が上手く行けばあれ程連続の攻撃もできるのですね。私達も連携には自信があるのですが上には上がと云う事か。いい勉強になったよ。また会う機会があればよろしく!」

「こちらこそよろしくお願いします」


 試合後にムロミュートさんが声を掛けてきた。

昨日は嫌味な奴だと思ったが、実はいい人だったみたいだ。

やっぱりこの世界には悪人が少ない。

あぁ誤解していたとは云え、良い人相手に内緒の陣図を使ったのは悪かったよなぁ。『ごめんね』


 次の試合はパノスのチームに勝ったマジャンの伯爵家チームが、双方3人残りの被撃痕判定でザネルの伯爵家チームを下して勝ち残った。

「パノンの騎士爵家は小細工がお好きなようですね」

勝ち残った伯爵家のリーダーが近付いて来るが、僕等ではなくジェリナ様に声を掛けて来た。

貴族になるかも分からない次男坊に掛ける声は無いのだろう。


「作戦も立派な実力の内だと思いますわ。それを小細工とは少し見る目が偏っていらっしゃるのでは?」

「いやぁ、失礼しました。手を替え品を替え意表を突くのがお好きなようなのをどう表現すれば良いか、言葉の選び方を間違えたようです」

「はぁそうですか」

「まあ2試合拝見して手の内は読めておりますので、どんな『作戦』でも受けて立ちますよ、アハハハ」

笑い声を残して彼等は去っていった。

「いけ好かないわね、本当に」

悪い奴が少ないこの世界だが、どうもマジャン王国とは折り合いが悪いようです。


 その後、残念なことにパノム公爵領の学園代表はマジャンの公爵令嬢コルネッテ・ニルモンドに完敗を喫した。

地力の差は明白で瞬殺されずに試合のていをなしたのは相手が手を抜いていたからだけど、それでも6分の試合時間はまだ半分近く残っていた。


「もう少し粘らないと駄目ね。ごめんなさい、ジェリナ様。次の対戦の参考にもならなかった」

 負ける事は覚悟していたのだろう。

リーダーの魔術師さんは公爵令嬢の本気を見る事が出来なかったのを残念がっている。


「去年1勝しかできなかったのに、もう4勝しているの。充分ノルマは果たしたわ。ありがとう、皆!」

 ジェリナ様が控室の全員に声を掛けた。

確かにパノン全体をチームとして見れば最低ラインはとっくに突破している。

落ち込む必要は無い。

あとは成績を積み上げるだけだ。



 そのジェリナ様のチームはアルテ王国で唯一勝ち残っていた子爵家魔道士のチームを2ふん残しで一蹴した。

これで2チームが準決勝進出だ。

そして相手はどちらもマジャン。

因縁ですねぇ、これは。


 ジェリナ様の相手は難敵だから、まず僕等のチームが勝たないとね。


 マジャンの伯爵家チームが準決勝で待っている。

さて、どうやって勝つのが一番『ざまあ』に相応しいのだろう。

お読みいただきありがとうございます。明日もよろしくお願いします。 続けて読んでやろうと思っていただけましたら『小説家になろう』サイトでブックマーク登録お願いいたします。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にランキング
↑ これをピコッと押すと私のレベルが少し上がります。
★★★★★ 付けてくれるととっても嬉しいです ((* •ω•)。´
『小説を読もう』ブックマークよろしくお願いします(*ᴗˬᴗ)⁾⁾ペコ
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ