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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約3年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

バグ神様の言う通り ~開発したゲームがバグ祭りで炎上したから、ダメ元でデバッグ神社作ったら神様でてきた。ゲーム内に潜む<バグ魔>を倒せばバグが消えるらしいので、鎮火の為にゲーム世界にダイブします!~

作者:虎戸リア
ダークファンタジー系MMORPG<エルザリングオンライン>の開発者の一人、宮野陽奈<みやの・ひな>は窮地に立たされていた。

「社命を賭けたゲームがバグだらけで炎上してる……なんでええええ!?」

完璧にデバッグしたはずの正式版だったが――まるで湧いて出てきたかのように、数々のバグがプレイヤーによって見つかってしまい、ネットはお祭り騒ぎ。バグを見つけた者が次々と動画を投稿し、マイナス方向で話題作になってしまった。

ついた蔑称は<バグリングオンライン>、略称バグ林。

 ・チュートリアルボスが、終盤ボスのモーションを使用してきて、進行不可。
 ・ジャンプ攻撃連打で壁抜け
 ・補助系ジョブである吟遊詩人で脳筋にするのが最適解なビルド

  …… etcetc.
 
社員一同でバグ修正をするも、一つ潰せば二つ増える謎現象で、そこはバグの無限地獄と化していた。

一週間家に帰っておらず、歩く死体と化していた陽奈は、朦朧とした意識のままネットでたまたま見た〝デバッグ神社〟なるものを作ってしまう。

「ううう……もう神頼みしかないよお……デバッグ神様あああ」
「呼んだ?」
「なんか出たあああああああああ!?」

 出てきたのは、バクという動物に似た、謎のモフモフ神様――バグ神様だった。

「バグ魔を倒さない限り、バグは消えないだろうねえ」
「倒すってどうやんの!?」
「ゲーム内でやるしかないねえ。僕の力でゲーム世界に行けるようにしてあげよう。自分の作ったゲームだから、余裕でしょ?」

こうして陽奈はバグりまくったゲーム世界と現実を行き来しつつ、<バグ魔>退治に奔走するのだった。

開発者だからこそ知り得る知識をフル動員しつつ、バグを使うことを厭わない<覚悟の攻略>を開始した陽奈。

それはやがて彼女の同僚のみではなく、一般プレイヤー達も巻き込み、一大騒動となっていく。

そして彼女はこう叫んだと言う。

「誰だこんなバグゲー作ったのはあああ!!! 私や……」

・掲示板回あり
・このお話はフィクションであり、既存の企業・団体・作品とは一切関係はありません
・他所にも投稿しています
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