Like a child
盗み、暴力、いろいろあったさ
教室でパンツ下げて見せてたやつ、いただろう学年に一人は
みんなただの子供だった
大人になったら忘れてるだけ
世間の仕事に隠れてる
酒を飲まなきゃ眠れないなんて言われて
黙って聞いてた私も十八
愛が何かも知らないくせに
二人して愛を語ってた
「もう愛してない」って君に言われたくて電話した日
横で聞いてた下宿のオバちゃん渋い顔
「もっとかわいい子がいい」なんて聞かされたのは一時間後
最初から言ってくれ、話は一分で済んだのに
肩身が狭い、部屋に戻る
ハンドル握る片手で
解きたい手を掴まれてる
電車で帰れって言えなくて
彼を家まで送ってる
弱気すぎる口から猛毒
前の男の話し続ける不遜
別れたくて仕方なかったから
嫌われたくて無茶した
シスター君は言う
「痛々しいからやめろ」と
そうじゃないだろホントは
聞きたくないから黙れって思ってる
だけど懺悔聞くのが仕事だから
アドバイスするふりして拒否する
そんな事するならいっそ
怒る方が人間らしい
君は神じゃないし、天使でもない
ただの人なんだから
裸の絵に覆いかける馬鹿がいるように
そうやって大人のつもりかい
好奇心は笑いながらきっと
手を伸ばし掴み取る
真実を
あるいは事実を