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聖騎士と聖女  作者:
9/10

09 「はじめての街」

2016/10/30

・ユティをポニーテールから、ツインテールに変更しました。

・サラの体型をガリガリっぽい描写から、細めの女の子程度という描写に変更しました。

・ベルの任務中の髪型を、くるくる巻きから、ポニーテールのままに変更しました。

・ミュウの三つ編み後の髪の長さを”足首辺りまで”から、”引きずる長さ”に変更しました。

・その他細々とした変更、加筆を行いました。

目的地である聖王国に近づくにつれ、人通りや馬車とすれ違う回数が増えていき、いくつかの村や町などの横を通り過ぎていく。最初の方に通っていた道よりもやや綺麗に整っている道を走っていると、それらしい場所が遠くに見えてきた。


「ぉー」


目的地らしき場所を見てミュウから思わず感嘆の声が漏れる。

地球で暮らしていた時、特に海外旅行など行ったことがなかったので、こういうものを見たことがなかったのだ。

それは、どこまでも伸びているように思える程に長く、高く、堅牢そうな城壁だ。

万里の長城のように横に長く伸びた壁。そのすぐ前に深く掘られた溝があり、壁の下側には棘、上側には返しがついている。出入り口と思われる大きく立派な門の前には、橋がかけられており、その前に馬車の長い行列が出来ていた。


「あれなに?」

「あれは検問所に並んでる人達ね。出る時は特になにもないんだけど、外から入る時は、入る人、持ち込む物、なんの為に来たのかを調べなきゃいけないの」

「へー」

「今日もまた長そうですね~」


(あそこは別に国境というわけじゃないんだろうけど、都市としての検問なのかな?異世界モノでは結構あるけど、ああいうのって魔法が存在する世界で意味あるのかな…?)


この世界における魔法というのがどの程度のものかはまだ知らないが、現世と違って、やりようはいくらでもありそうだな。などと思いながらも、検問の待ち時間が長いという事でこの街の事についてリザイアベルに教えてもらう。


曰く、ミュウが想像していたものと然程違わないものらしい。


聖王国を収める者が王城に住み、その周りに城下町が広がっている、普通の都市だ。正門から近い場所に商業区があり、西側に住民区、東側に工業区など、ある程度まとまっている。そして、所々空いている場所に畑や農場が広がっているらしい。


だが、ミュウが想像していたよりも広大な敷地面積を有しているようで、外周は山などの地形も利用した作りとなっているらしい。中心より後ろ目に建てられた王城の背後には、踏破不可能であり、災害級の魔物でさえ生息出来ないとまで言われる「天山」という山がそびえ立つ。この都市に攻め入ろうとしても背後以外からしか侵入できないような立地というわけだ。

ちなみに目的地の聖教会という場所は、商業区と王城の中間くらいの位置にあるらしい。


行商人の様な人達が出入りしている事からも、別にここだけで生活していけているわけではないのだろうが、それでも、あの門を閉じたとしても特に、餓えに苦しむ事などはないのだろうと思わせる程度には広大な面積を囲っているらしい。

この辺りは、戦争や紛争というものが殆ど無いらしく、平和的に隣の国などと交易を続けているので、夜間などを除いて、門を完全に閉じる事は無いのだろうが。


馬車が列に並び、ジワジワと前へと進む中、この国の事について少し知識を頭に入れている時、そういえば聖教会というのがどういう組織なのか詳しく聞いていなかった。と気づき、同じように質問する。


「んー。…分かりやすく言えば、みんなの平和を守ってる組織よ。あそこで検問をしてる人もそうだし、街中でケンカや犯罪を犯した人を捕まえる人がいたり、王都の周辺を見回って安全かどうか確かめる人がいたり、私達みたいに、危険なやつが発見されたら、そこに行って退治する人がいる。それが私達の組織、聖教会騎士団のおしごとよ」


子供だと思っているミュウに、分かりやすく難しい言葉を避けて説明してくれる。


(警察と自衛隊が合わさったような組織だな…)

などとは口にせずに、子供らしく振る舞う。


「へー!じゃあ、ベルは偉い人なの?」

「んー…。肩書だけはそうなんだけど、特に偉いわけじゃないのよ。副団長っていっても団長の次に偉いって事じゃなくて、今の団長が辞めた時とか、団長の代わりを務めなきゃいけない時とかに、団長になる権利があるって事なの。だから今は、団長がしてる様な仕事は何もしてないし、補佐として動く事もないのよ」

「…へー?」


一般人であったミュウには現世で、あまり見聞きした事のないシステムに首を傾げる。

(時期団長候補なのに、現団長からイロハを教えてもらわなくてもいいのか?)


「ちょっと難しいわよね」


苦笑いするようなリザイアベルに補足するようにユティが続ける。


「ミュウちゃん!お姉様はこう言ってるけど、この都市ではかなりの有名人なのよ!聖教会って組織がそもそもこの国と密接した関係だから有名なのは当たり前なんだけど、その組織の副団長っていったら結構な知名度なのよ!それでいてお姉様は、綺麗だしスタイルもいいから人気も高くって・・!」


ユティが饒舌にリザイアベルの人気の高さに付いて力説しているのを、ふむふむと聞きながら、恥ずかしそうにしているリザイアベルの顔をチラチラと伺う。


そうこうしていると、いつの間にか検問所が近づいてくる。


(そういえば、そういう組織なら一般と一緒に並ばずに、通り抜けられるものではないのだろうか?)

意地汚い子と思われたくないので、そういう質問はしない。が、やはり、融通が効くに越したことはない。と思ってしまうのも、元大人の思考回路であろう。


「あ、そうだ。あんまり目立たせたくないから、検問所ではミュウちゃんの髪を隠そうと思うんだけど、どうかしら?」

「…時間の問題だと思いますけど、私もその方がいいと思います。出来るだけ目立たないように行動して損はないと思いますし。」


そんなに自分の髪の色は珍しいのだろうか。と心配になりながらもリザイアベル達の相談の結果、検問所で顔を見せる時だけ、後ろ髪をシャツの中に入れて、頭からまた迷彩を被る。という事になった。

三つ編みをシャツの中に入れると、背中とお尻をくすぐりながら下から出てくる格好になるが、それが周りの女子達にウケたらしく、「やだー!シッポみたいでかわいいー!」などとより一層に盛り上がり、目立たないようにといったばかりにも関わらず、この列周辺で一番声高に騒ぐ馬車となっていた。


やっと順番が来て、検問所に辿り着く。リザイアベル達と見知ったような男の騎士が荷馬車を覗き込み、「お疲れ様です!」と恐縮そうに挨拶し、全員の顔と、髪を下ろし傷口を隠したリザイアベル、その影に隠れるように顔を出しているミュウの存在を確認する。


「副団長様。その子は…?」

「この子は、今回の任務中に見つけてね。保護してきたのよ。責任は私が持つからいいかしら?」

「やはりそうでありましたか!副団長様が保護責任を担うのであれば問題ありません。お通りください!お疲れ様です!」

「ええ。あなたもおつかれさま」


リザイアベルと検問官の会話が終了し、馬車が進み出す。


何事も無かった事に胸を撫で下ろしていると、検問所のトンネルを抜けた先。壁の外からでも微かに聞こえていた街の喧騒が、押し寄せるように一気にミュウの耳に飛び込んできた。


草原を眺めていた時の様に椅子に膝立ちになる。今度はあまり顔を出さないように、横の窓から顔の上半分だけをヒョコっとだしてコッソリと街の様子を盗み見る。


その光景は、田舎暮らしだったミュウにとっては楽しげで刺激的なものだった。

お祭りで出店が出された神社の様な賑わいで、人で溢れかえっている。自動車という存在が無いためにエンジン音などは一切なく、馬車の走る走行音と、蹄の音が響くが、それをかき消すような、押し潰すような喧騒の声。人々の顔には笑顔が溢れ、この壁の内側がそれだけ安全である事を示している。


入ってきた門から真っ直ぐに、石畳の大きな道が伸びており、その左右には商品を広げたお店が所狭しと並んでいる。建物自体は普通の家だ。ヨーロッパに行ったことがないミュウではあるが、日本風の建築物ではない事は分かる。木製の家は少なく、殆どが石造りで、二階の窓ガラスは外側から鉄枠で補強してある。

角度的になのかそもそも見える距離ではないのか分からないが、王城や、天山と言う山は見えなかった。


そして、その溢れかえる人々の容姿を見て、予めリザイアベル達で免疫を持っていたにも関わらず、ミュウはそれでも驚いてしまった。

果物を買う男の子も、野菜を値切るオバさんも、アクセサリーを売っているお姉さんも、武器商のおっさんも。誰も彼もが美形であったのだ。隣を歩いている普通の容姿の人が、醜く見える程に周りのレベルが高すぎる。


(ベルの方が綺麗だと思うけど、それでも全体的に美形すぎないか…?)


軽くこの世界の人々に嫉妬するミュウであるが、すぐに自分がそれ以上の美貌なのだと思い直し、少しドヤ顔になる。が、それもまたすぐに崩れる。

ミュウが覗いている窓の真横を、歩いていった存在。体型も、手も、顔も、全て美形の普通の女性。だがその頭の上。ピコピコと動く存在が、全ての普通を叩き壊す。


「…ねこみみ」


思わず呟いてしまった。それほどの衝撃だった。一瞬カチューシャかと思ったが、動いていたし、ここが異世界である事を思い出し、急いで先程通った猫耳女性を探そうとするが、もう人混みに紛れており完全に見失う。

意気消沈し、そのまま何気なく辺りを見渡すと、なぜ今まで気づかなかったのかというほどに、辺りには獣耳の人達が普通に歩いていたのだ。


(…気づかなかった。その辺に普通にいるし…)


辺りを注意して見渡すと、群衆の比率からは少ないが、それでも、猫耳も犬耳も兎耳もいるのだ。顔自体から動物っぽい人も結構居るし、店を開いている人もいる。帽子で耳を隠しているのにシッポを隠していない人や、顔全体を布で覆っているが形で丸わかりな人などが普通に歩いている。


「ミュウちゃん、見るの初めてなの?」

「うん。はじめて見た…」

「そっかー!初めて見たら驚くよね~。獣人の人やハーフの人は、殆どが自分達の里に閉じこもってるからね。でもこの国、ここ王都では、そういう人達への偏見ってのもあんまり無いから、結構いるんだよ~」

「そうなんだ。…かわいい」

「! ふふ、だよねー!カワイイよねー!」

「…。」


ユティのその言葉はミュウではない誰かへ投げかけられている様子ではあるが、そんな事を気にする暇はないとばかりに、目を輝かせ、興奮した表情で人混みから可愛いケモミミ美少女を探す作業を続けるミュウ。


(そういえば異世界に来たっていうのに、髪の色が現実とそんな違わないなぁ。もっと赤とか青とか緑とかいるかと思ったけど、黒系、赤茶系、金髪と普通のラインナップだ)


何人かの獣耳美少女を見つけて満足いくまで町並みを観察し終えた頃、繁華街を抜けてようやく、目的地に辿り着いた。


「あそこが私達の働いている場所。聖教会騎士団本部よ」

「…ぉー」


聖教会の外観は、王都の事を聞いた時とは違い、ミュウの想像とは少し違っていた。

ミュウの想像では、教会というのだから白い壁面に尖った屋根があり、でっかい十字架や女神像などが飾られているようなものだと思っていた。

だが実際には、特に説明するほどのものがないくらいに、普通の建物だ。 敷地を囲うように鉄格子の柵が並んでおり、その建物は、屋上が歩けるタイプの石造りのお城の様な外観で、特に壁が白かったり、十字架があるわけでもない。

ただ、十字架の代わりに、天使の様な、女神の様な形を模したシンボルが正面の壁に付いているし、建物の大きさ、敷地の広さには驚かされるものはあるのだが、普通の四角い城だ。


入り口の門には帯刀した騎士が二人立っており、こちらに気づいた様に敬礼を取るように背筋を伸ばす。敷地内に入り、正面の人の出入りしている入り口あたりで降りるのかと思ったら、そのまま通り過ぎ、建物横から裏の方へと進んでいった。馬車がスピードを緩めた場所には、他の馬車も停車しており、そこが馬車置き場であることを示している。


「さっ、到着よ」

「うん」


反射的にそのまま馬車から降りようとすると、リザイアベルに止められる。


「あっ!ミュウちゃん、裸足だと危ないから抱っこしていこ?」

「…うん。ありがとう」


一瞬”抱っこ”という単語を聞いて、元男としてのミュウの意識が、恥ずかしさに負けて断りそうになるが、ギリギリ思いとどまった。

そして、教会内であればすぐにバレるであろうし、言いふらす様な人も少ないだろうという事で、普通に髪を出して馬車を降りる事になった。服の後ろに入れ込んでいた三つ編みを取り出し、前に持ってきた状態でリザイアベルがミュウを抱えようとするが、女の子の一人が声を掛ける。


「あっ!隊長!そのまま抱っこしちゃうと、裾が足りなくてお尻が見えちゃうかもですから、もう一度マントで包んだほうがいいと思います」

「あ…。そ、そうね!その方がいいわね!ありがとう」

「…ちぇ。――あ痛っ!」

「?」


何故かユティが後頭部を抑えながら前かがみになっているのを見やっているミュウをマントでくるみ、お姫様抱っこで馬車から降りたリザイアベルは、「あ、そうだ」と思い出したように御者と外を並走していた男の子二人を呼び寄せて、ミュウの情報についての口外禁止を説明する。その際に、今まであまりミュウの顔をしっかりと見ていなかった御者と騎士の男の子の、色を含んだ視線が自分に突き刺さってくるのを感じたミュウは、鳥肌が立つような気持ち悪さを感じ、咄嗟にリザイアベルの首元に顔を埋めて回避する。そして、その自分を客観視してみて驚いた。


(…これを自然に、咄嗟にやってしまう私というのは、元男としてどうなんだ…。…それによくよく考えると普通に抱っこされてるけど、お姫様抱っこって結構心にクルものがあるな…)


少女としての役に入り込んでいるのか、はたまた、元々女っぽい仕草だったのか分からなくなってきたミュウをよそに、今度は、全員に聞こえるようにリザイアベルが喋る。


「では、今日はこれで解散にします。討伐班はしっかり身体をほぐしてから休んでね。索敵班もいつもありがとうね。 今日の戦闘についての復習と反省会は明日に回すから、また明日いつもの時間にね。じゃあ、解散」

「「「 はい! 」」」


ユティとサラを残して各々散ってゆく中、まだ名残惜しそうにチラチラとこちらを見やっている男2人にユティが目で牽制する。


「じゃあ、とりあえずシャワーを浴びたい所だけど。ミュウちゃんの身体に何かあったら大変だから、一応医務室に行きましょうか」

「そーですね。それがいいと思います!」


どうやら今から医務室という場所に連れていかれるらしい。言葉そのままの意味であれば怪我や病気を治す場所だろう。ポーションを使ったと言っていたし、ミュウとしては特に怪我は無いように感じるのだが、目に見えない感染病なんかがあると怖い。素直に連れて行かれた方がいいだろうと判断し、お姫様抱っこされたまま、馬車置き場横の関係者入り口の様な場所から建物内に入った。


なんとなく分かっていたが、日本式の様な下駄箱などは無く、土足入室だ。

古めかしくもどこか落ち着く建物内を、揺れ動く視界で眺めていると、人通りが多い廊下に出た。通り過ぎる人や、立ち話をしている人など、同じような制服を着ている人達の目線がミュウに突き刺さるが、先程の男の視線の様な嫌な感じが無い。それもそのはずだ。視界に映る人の多くが女性で、男が殆ど居ないのだ。


(なんだ?なんで女性がこんなに多いんだ?警察の様な組織であれば、普通、男社会のはずだろう?それなのに、街中で見かけた美女達と然程変わらない女性だらけだ…。男女別になってて、ここは女性用の建物とか?)


時折、スカートを履いたゴリラも見かけるが、殆ど女子校状態だ。10代~20代の女性達で溢れかえっており、それ以上の年齢の人もいるが掃除係の様な人達だ。その掃除おばさんの容姿も、歳を取ってはいるものの、若い頃はさぞかし綺麗だったのだろう事が伺えるくらいに整っている。

そして男の数は、”女子校だった学校が急に共学になって男子が入ってきた”くらいしか居ない。


(…まぁ、いまは別にいいか。後で聞けばいい事だし)


かつて無いほどの黄色い声と笑顔、多少の髪色へのざわめきを浴び、恥ずかしく逃げ出したい気分ではあるものの、男からの視線よりは断然マシだな、と思いながらも、もくもくと進む中。ミュウへの声掛けとは違う、敬意を持った挨拶も飛んでくる。


(やはり、ベルはこの組織では結構上の存在なのかな。これは、普通に生活できる様になるまでは意地でもくっついて行かなきゃ…)


今後の生活がどうなるかは分からないが、それでもベルならなんとかしてくれるのではないか。

リザイアベルの頼もしい腕に抱えられ、ふんわりとした信頼感が芽生えつつあるミュウとその一行は、医務室らしき場所に到着する。

この書き方難しいですね…。前の書き方に戻そうかなぁと考える今日このごろです。

一人称も三人称も、一長一短なので、上手くいい所だけを混ぜた文章を書きたいですね。


小説を書くようになってから、一日中、この作品について考えているような気がします。特に締め切りというものは無いのでしょうが、どうしても投稿が遅れると焦ってきて、追い込まれるような感覚に襲われ、どんどん書きづらくなってきます…。


最初の頃は自由に好き勝手に書いてたはずなのに。これがよく聞く”壁”というやつでしょうか…。これを乗り越えたらまたその先には壁があるのでしょうが、今よりは楽になってほしいものですね。


ブクマ、感想、誤字・脱字報告などしていただけますと、飛び跳ねます。

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