最初の出会いは大切です
初めまして!今回初めて物語を書いていくので、上手く表現できなかったりすると思うし、現実的に合ってないこととかも書いてしまうかもしれませんが、その時は是非ご指導をよろしくお願いします!
この作品は自分がオンラインゲームというものをやりたいけど、やれなかった中学生時代、いざ親のパソコンでやったら、合わなくてパソコンをこわしてしまった高校生時代、やっと少し出来るようになって楽しいけどアニメやゲームで見るようなオンラインゲームではやはりないわけです。だから、自分でなら作ろうと思って考えました!それとオンラインゲーム作品と言えば凄いことが起きまくりですが、これはそこまですごいことは起きないと思います。では、よろしければ是非ご覧ください。
4月
桜の花が芽吹き、暖かな風が吹く季節に一人の少年がまだ少し大きな学ランを来て太陽の照らす道を歩いていた。
その少年は見えてきている大きな学校に向けて、希望を抱いているのが誰にでも分かるようなほど輝かせた瞳で見つめていた。
彼の名前は田中 真心
今年からこの大きな学校に入学する中学一年生だ。
「今日から始まるんだ!僕の中学の青春が!!何をしようかなぁ、部活に恋愛に文化祭とかに、、、」
わくわくを抑えきれないのか、少年は駆け出していった。
一週間後
「、、、でさ!ここのエリアにあのモンスターいてさ!」
「悪くないと思うけど、その装備よりこっちのが効率良くない?」
「いやだから、俺の方が強いって!いやだからぁ、、、」
教室の昼休み少年少女は教室や廊下などで何かの話を語り合っていた。その中に一人、みんなが熱く話し合ってる中でぽつりといる少年がいた。田中真心である。
「うーん、そのレベルであいつに挑むのは厳しいって!」
友達と話に夢中の少年が真心がうつ伏せに寝てる机にぶつかった。
「あっっ、と、ごめんよ真心君」
「あ、あぁいや、大丈夫だよ」
そんな他人行儀で話すとぶつかった少年は軽く頭を下げてまた友達と語りながら自分達の席についた。
はぁ、とため息がでる。
「何が楽しいのかな、ゲームだろぅ、、、」
そう、ぽつりと呟きながら真心はまたうつ伏せになった。早く昼休みが終わってくれと願いながら、、、
それは一年前にさかのぼる
アーティスターという新しいゲーム会社が出来てその会社からデビュー作として発表されたものがあった。
MMORPG「fantasy world」
今までのオンラインゲームと違うのはHMDを基本ハードとし専用のミニコントローラーで遊べるということだった。今までpcやスマホ、さらには携帯ゲーム機やテレビゲームだったのに対して、ディスプレイとしか活用されてないHMDをハードにしたのだ。
さらにサーバーも僅か五つだけで運営され世界中のプレイヤーの同時ログインにも耐えられているのだ。
それだけではなく、今までならサーバー移動などは基本的にあまり行われないがこのゲームはサーバー間での移動が自由、さらにサーバーごとに世界が違っていて、サーバーごとでまた楽しみが増えて行く。
たったの一年でプレイヤーの人数は日本の人口を軽く越えていた。
そんなわけで真心の学校もF.Wの話で持ちきりなのである。
しかし真心はHMDどころか携帯も持っていない。親がネットは危ないからと言って持たせていなかったからだ。
だからF.Wがどれだけ流行ろうとニュースなどで見たり、会話を聞いたりする程度なのである。
当然話についていけるわけがなく、孤立してしまった。
「少し遅れて来週からこのクラスに仲間が増えるぞ、ちゃんと仲良くな、それと来週は部活動の入部届けを出す期間だから、ちゃんとやりたいこと見つけてこいよ、では今日も終わりだ!気をつけて帰るように」
担任の浅川が眼鏡をくいっと上げながらホームルームの終わりを告げた。
「はぁ、楽しいはずの学校生活なのに」
肩を落としながら真心は住宅街を抜けていた。
学校を出るとすぐ住宅街が顔を出す。
住宅街を抜けると地元民が大池公園と呼ぶ池のある大きな公園にでる。
そこで真心は放課後いつもベンチに座って池を眺めていた。
小さい子達が近くの遊具で遊んでいるのだが話してる内容はF.Wのことであった。
「小さい子までやってるのかぁ、どんだけF.W流行ってるんだよ、、、はぁ」
ベンチから立ち上がり家に帰ろうとしたとき
「おい、待てよ!」
ん?と顔を振り向かせると知らない少年がいた。
同じ歳くらいの髪を立たせて鋭い目付きの少年だ。
「な、なにか?」
「手伝えよ、お前強いだろ?」
は?何を言ってるんだこの人は
「えっ、なんのことかー」
「F.Wに決まってんだろ?お前強そうに見える、今さ、霊峰山攻略中なんだけどどうしてもソロじゃきつくて、あのガキ達に頼むのも癪だしさ!お前に話しかけたわけ」
「え?レイホウ?ソロ?あのごめん、僕やってないんだよね」
「はぁ!?嘘だろ!やってない!?ありえねぇって!」
「はは、ごめんね、機械自体触らないし、携帯とかも持ってないんだよね、親がうるさくてさ」
苦笑いしながら話すと相手はまた大きな息を吐いてビックリしていた。
「やべえって!F.Wの面白さを知らないなんて!損してるって!」
ははっ、とまた笑いを浮かべ、挨拶して帰ろうとすると
「なら、明日またこの時間に来いよ、俺のお古のHMD貸してやるから、一緒にやろうぜ!」
はい?何を言ってるんだこの人は
「いや、そんな無理だよ!良いって!貸してもらわなくて!」
「俺が貸すって言ってるんだ!絶対来いよ!来なかったら次会ったときぶん殴る!」
なんなんだ、こいつは!
「わ、分かったから!とりあえず行けば良いんだね?なら、また明日」
危ないやつだ!絶対!もう来ない!ここには来ない!!
この出逢いが全ての始まりだったとはまだ真心には知るよしもなかった。