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異世界で夢を叶えたい~ダンジョンでみつけた魔物などで食文化、産業革命を提案する~  作者: クーニー
ダンジョン攻略 50階層から61階層まで
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89話 ワンピースにエプロン

昨日に引き続き芽衣視点です

翌日 学校もお休みなので

わたしはゆっくり起きると準備をして幸正くんの家の前に瞬間移動をして

呼び鈴をならした

すると中から幸正くんのお母様が出迎えをしてくれて


「いらっしゃい めいちゃん みほちゃんと未来様はすでに来てるわ」

「おじゃまします 今日はよろしくお願いします」

「畏まらなくてもいいからね」

「はい」


未来様達はすでに来ていると聞かされて

ちょっと胸がチクッとしてしまう

幸正くんのお母様に案内されて客間にむかうと

未来様とみほさんがわたしをみて声をかけてきました


「おはよう」

「おはようございます 芽衣さん」

「あ おはようございます 未来様 みほさん」


ふと…客間を見渡してみると

幸正くんの姿が見当たらないので

未来様達に聞いてみることにしました


「幸正くんは?」

「ゆきくんなら部屋にいると思う」


みほさんがすぐに答えてきました

そして幸正くんのお母様が大声で幸正くんを呼びました


「ゆきまさぁ 芽衣ちゃん来たわよ 出てきなさい」


すると瞬間移動で客間にやってきて

わたしを見て


「おはよう めいちゃん」

「おはよう」


わたしたちの挨拶を横で見ていたみほさんが

幸正くんを睨み付けながら


「いま 芽衣ちゃんって言わなかった?」

「言ったけど…また怒るの?」


幸正くんがみほちゃんに恐る恐る聞き返すと

みほさんはわたしと幸正くんを見て一呼吸してから


「芽衣さんならいいよ」

「みほさん…ありがとうございます」


みほさんにおこられると思っていたから

ホッとしました

未来様は昨日のわたしたちの会話を聞いていらっしゃったようでしたので

何も言ってこないようでした

そして…幸正くんがわたしたちを見て


「みほちゃんとみくちゃんはBだよね?」

「突然なによ? えっち」

「突然 胸のこと言うのは…どうなんです?」


二人とも幸正くんを睨み付ける


「二人とも色違いの下着でいいのかなって

 あとワンピースとエプロンを作り出そうと思って」

「「あ…料理するとき変身するから?」」

「うん それで…めいちゃんは? 計ってないよね」

「そういえば わたしまだ…」

「お母さんにまかせていい?」

「仕方ないわね めいちゃん こっちの部屋に来て」

「あ はい」


わたしは幸正くんのお母様に連れられて

別の部屋にいくと

幸正くんのお母様が話しかけてくる


「めいちゃん 変身して 上だけ裸になってくれる?」

「あ はい…」


わたしは言われたとおりに変身して上だけ脱いでいくと

幸正くんのお母様が巻き尺を使って

わたしの胸を計り始めました


「えっと…79の63でCだね

 みほちゃん達より確かに大きいわね」

「そういえばはじめて変身したときに言われました 大きいって」


わたしは計り終えると元の姿に戻り

幸正くんのお母様と客間に戻りました

部屋に戻ると幸正くんがみほさんと未来様に

下着数枚とワンピースとエプロンを渡してました

そして…わたしの姿を見ると

ワンピースとエプロンを渡してきました


「色は薄めの黄色にしたから エプロンは

 花の飾りもワンポイントに」

「あ、ありがとう 胸はCでした 79の」


わたしは胸のサイズを伝えると幸正くんは

下着を数枚作り出していきます

ブラの中央部分に桜の花が小さくかたどっていました

作り出して…わたしに聞いてきました


「こんな感じでいい?」

「うん ありがとう」


わたしは受け取ると

美穂さん 未来様と一緒に隣の部屋に移動しました

幸正くんのお母様と先ほどやってきた

みほさんのお母様が


「「先に台所に行ってるわね」」


台所に向かって先に準備を始めるようです

わたしたちは変身をして着替えをしてからエプロンを

身につけてから台所に向かいました

台所に向かう途中

みほさんが話しかけてきました


「見事に3人とも色が違うよね」

「そうですね バトルジャケットの色に合わせたワンピースの色に

 したみたいですね ゆきくん」

「桃色 紺色 檸檬色…ですね」

「「うん」」


台所に着くと幸正くんのお母様とみほさんのお母様が

フライパンに油を入れて熱しているところでした

わたしたちを見ると


「3人とも手を洗って」

「「「はい」」」


流しで手を洗っていると

みほさんのお母様がわたしたちを見ながら


「それにしても3人とも可愛い服だよね」

「ワンピース デザインは あの子の趣味なんだろうけど

 シンプルで派手じゃない感じだよね」

「そうね 3人とも可愛いわね」

「「「えっ?」」」


みほさんのお母様達の会話を聞きながら赤くなってしまいます


「さて、3人で作るからさすがにとんかつ200グラムずつは多いだろうし

 50グラムずつのとんかつもどきとえびフライ いかフライ

 野菜もちゃんと食べないとね」

「「「はい」」」


こうしてわたしたち3人は

料理を教わりながら揚げ物を3種類と

付け合わせのキャベツのせん切りなどを作っていきました

揚げ物は一人でするのにはまだ怖いので

家でもお母様と一緒にしようと思います


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