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異世界で夢を叶えたい~ダンジョンでみつけた魔物などで食文化、産業革命を提案する~  作者: クーニー
ダンジョン攻略 50階層から61階層まで
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77話 ギガントトゥーナス

時は午前中に遡り

俺は美穂達と念話で会話していた


「みほちゃん みくちゃん 魔法の実験も頼んでもいい?」

「「実験?」」

「うん 魔法は基本的に英語名になってるよね

 ファイア ウォーター フリーズ アイスなどなど」

「うん」

「そうですね」

「じゃあ、聖なる結界は?」


そこで美穂がウインドウを操作しつつ検索する

授業中なのだが先生にみえないようなところにウインドウを開いている


「聖なる…sacred 結界がbarrierになってるね」

「それを繋げればsacred barrierとなるよね」

「うん」

「それで発動するのでしょうか?」

「おそらく…と思う ぼくは

 あと浄化と除菌も調べておいて貰えると助かるかも

 これらも聖魔法だと思うから」

「除菌 魚にかけるの?」

「生で食べるとなると…お爺様達が不安ですものね

 除菌が出来るなら…そうですね」

「おねえちゃんとわたしは…その作業になるのね

 魚とりは…芽衣さん?」

「うん 芽衣さんとするつもり…

 それで…芽衣さん ビットに込める魔力を

 糸状に出来るなら試してみて?」

「いつもは光線だけど そう言うのも出来るの?」

「知らず知らずに魔力操作が上達していると思うし

 出来る気がするので」

「わかった あ 幸正くん 気づかないうちに

 わたし二刀流スキルも身についてる感じだった

 ステータスは確認してないけどスキルの方を見ると増えてたから

 他にも闇魔法もふえたみたい」

「おぉ…二刀流スキルは双剣を使っているからかな」

「うん たぶん そう」

「闇魔法は…暗闇と影渡りを使った影響?」

「かなぁ…」

「聖魔法はみほちゃん達の場合は血だよね?」

「「うん」」

「わたくしたちの血筋ですね」

「うーん 神社の人とか聖魔法使えないの?」

「あ 使えるみたいですね そういう職業の人は」

「なるほど ぼくたちは職業無視してレベル上げしちゃったからか」

「「「うん」」」

「とりあえず、芽衣さんが闇魔法を使えるならば

 shadow bind…拘束の影とか出来そう」

「あ 魔物を拘束するための魔法ですね 便利そうだよね

 試してみよう」

「お昼もまだだから最初は食べる分だけ捕ろう」

「うん」


そして現在

俺と芽衣は南へ上空を飛びながら移動していき

ミアさんから教えて貰ったポイントに到着して下を見る


「幸正くん 相手は水中にいるからどうする?」

「ぼくが真下の海に風の刃を撃ち込んでみるから」

「海を割るつもり?」

「うまく出来ればだけど…それで海の中が見えたら

 芽衣さん ビットでギガントトゥーナスを捕まえて」

「うん わかった」


俺は杖を下に構えてウインドカッターを唱える

風の刃が海を切り裂いていき

海の底がみえるような水の切れ目が出来上がる

海の中にいたギガントトゥーナスが

俺たちの敵対行動によって上に飛び上がってきた


「あちゃ…1匹でいいのに…いっぱい来ちゃった」

「もう 幸正くん いつも こうなんだから 拘束の影」


芽衣が呆れるように俺を見ながら拘束の影を発動させる


「わぁ ちゃんと発動したよ 黒い触手が

 まぐろに巻き付いてる

 そして…弱点看破スキル発動

 まぐろの額の奧に魔石が埋まってるみたい」

「ありがと 芽衣さん」

「魔石引き抜くんだよね」

「うん ビットを額に当ててねじ込んで魔石に当たったら

 魔力を糸状にして魔石に巻き付けて

 ビットを引き抜く…でいけるかなぁ」


俺はまず試しに目に付いた1尾に焦点を当てると

ビットを飛ばしていきまぐろの額にビットを当てて

額の中にねじ込んでいく


「ガァァァァァァァァァァァァァァァァ」


マグロが痛さのあまり悲鳴を上げて暴れ出すが

拘束の影でしっかり固定されているため身動き取れないでいる


「魔石に当たったね 魔力操作をして…と

 ぼくは問題なく操作出来てる

 魔石を魔力でぐるぐるまきにして…と…そぉれっ」


「ガァァァァァァァァァァァァァ…ガァ…ガ…ガ…」


悲鳴を上げていたマグロは次第に沈黙していく


「芽衣さんもビット飛ばして」

「うん」


俺たちはこうして残りのマグロを始末していき

トータル十数体もいたようだった


「さて、マグロはしっぽをぐるぐるまきにしてまとめてっと」

「瞬間移動」


俺がマグロをまとめたのを見て芽衣が瞬間移動して

陛下達がいる場所に戻る


「「「「「「「「「「「「…………………………」」」」」」」」」」」」


全員が沈黙している中

美穂と未来が声をかけてくる


「おかえり 今度はわたしたちの番ね おねえちゃん」

「はい 行きます 除菌 浄化」


二人はビットを飛ばしていき

俺が空中に吊るし上げているマグロの周りを

くるくると高速回転させながら浄化と除菌を発動する

マグロの周りに水のような膜が出来

一瞬 うっすらと光る程度で終了

俺は終わったのを見てからアイテムボックスにマグロを放り込んでいったあと

下に降りてアイテムボックスから

赤身 中トロ 大トロと言ったブロックを

各3本ずつとりだしていくと母親達に渡す


「ギガントトゥーナス 十数尾だからアイテムボックスにまだまだあるから

 最後にわけたいと思いますが とりあえず、お昼ご飯

 お母さん おばさん 侍女さん達で

 この3種類のブロックを厚さ1センチぐらいかな?で

 切り分けていってください

 切り分けたものを均等に白米が入ってるどんぶりに載せていって

 最後に醤油とわさびを載せたら完成です」


説明をしながら刺身包丁も作り出していき

人数分の手に渡していく


その間 ミアさんはニコニコしながら


「マグロ丼 マグロ丼 マグロ丼 食べるのはじめてだから楽しみ

 悠 具現化してくれてありがとうね 色々美味しいもの食べること出来て…」


そんなことを言って喜んでいた

累計3000PV達しました

見ていただいてる方ありがとうございます

2ヶ月ちょっとで3000…きっと不人気なのだろうとは思いますが

毎日見ていただいてる方がいるだけでもがんばれます



それから

ミアさん 食いしん坊キャラになっちゃってますね(苦笑)

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