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異世界で夢を叶えたい~ダンジョンでみつけた魔物などで食文化、産業革命を提案する~  作者: クーニー
ダンジョン攻略 50階層から61階層まで
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65話 闇狼の双剣

翌日も午前中は大人しく授業を受けて過ごしたあと

お昼をすませて52階層に瞬間移動して

みんなを待っている

他に誰もまだ来てないようだったので

ふと思ったことを考えていた

俺の能力は空想を現実に出来るわけなら

倒した動物系魔物の解体をするための

プラント機能でも作ってアイテムボックスに追加させておけば

アイテムボックスに入れれば勝手に処理出来るようになるんだろうか

試しにアイテムボックスの機能をいじる

動物などの自動解体機能を付け加える

ドラゴン系を除いて血抜きした血液は消滅させるように設定する


「これで…よし」

「なにしているのかな? また集中していたようだけど」


俺の後ろに美穂とミアさんが立っていた

美穂は相変わらずの感じで俺に聞いてくる


「アイテムボックスの機能を更新していただけだよ」

「ふーん どんな感じに?」

「あ うん せっかく動物系階層に着たし

 倒した魔物をアイテムボックスに入れたら

 勝手に解体してくれるようにしてみた」

「わぁ 悠 便利なことしてくれたね

 これでお肉がいっぱい食べれますね」


ミアさんが嬉しそうに言っている

美穂は「女の子のことじゃなかったからいいわ」っていう風にする

そこに未来と芽衣も瞬間移動で到着すると


「お待たせ」

「おまたせしました」

「「ううん」」

「ゆきくん それでそのアイテムボックスの機能は

 わたしたちのも更新されてるの?」


美穂が聞いてくると俺はすぐみんなのをいじった


「いま 更新した」

「ゆきくん なんのこと?」

「アイテムボックスの機能?」


未来と芽衣が首をかしげながら聞いてきたので

説明をする


「「わぁ」」

「幸正くん また便利なものを作ったよね

 そうすると羊なら羊毛も簡単に取れそう?」


芽衣がそう言うと


「いわれてみると そうかも…」

「ねぇ 悠 索敵したら あっちにブラックホーン

 そっちにジャイアントシープ

 それから 遠いけど 暴れ大猪もいるわね

 他にもシャドーウルフ 狼も

 軍隊暴れザルなんかもいるみたい」


ミアさんが色々調べてくれていた


「ありがとう 53階層への階段は?」

「サルのところみたい だから階段にむかいながら

 片っ端からお肉にしましょう」


ミアさん キャラ変わってない?

と言いたくなっちゃうが

それはともかくとしてミアさんの提案に

みんな賛同すると階段を目指しながら倒していく


芽衣は羊を中心に倒してアイテムボックスにしまう

美穂と未来は手当たり次第に

急所を狙って一撃死させていく

俺も同様に見掛けたら倒すという感じで

階段を目指している


戦闘なんてあってないようなものだ

それぞれ一撃必殺で始末していくわけで

聞こえてくるのは魔物達の

息の根が止まる瞬間の鳴き声だけ

可哀想と言えば可哀想かもしれない


そんな中で

シャドーウルフの群れにぶち当たったので

ウインドシールドで群れ全体を覆うと

徐々に狭めていきながら

ビットを駆使して倒していると

目の前に豪華な宝箱が出現すると

念話で呼びかける


「みんな ちょっときて」

「「はーい」」

「どうしたの?」

「なんか宝箱が出た」

「「「えっ? 出るのね 宝箱って」」」


美穂達が集まってくると


「芽衣さん しらべてみて?」

「うん 危険感知 罠感知…なにもないみたいね

 あけてみますね」


芽衣が宝箱を開けてみる


「短剣?」


中には刀身が黒くて柄部分に狼の顔みたいなものが付けられている

短剣が2本と金貨や回復薬などが入っていた


「色々出るのね 回復薬は中級ポーションみたい」


美穂ね中身を見てそう言う

芽衣は短剣を鑑定する


闇狼(あんろう)の双剣 攻撃力250 暗闇 影渡り


「攻撃力250の暗闇や影渡り効果みたい」

「芽衣さんのサブ武器にしたら?」


俺は芽衣にそう言う


「えっ? いいの?」

「うん 前衛だもん 芽衣さん」

「ありがと 貰うね でも、影渡りってなんだろう?」

「多分 相手の影に入って不意打ちするものじゃない?

 試しに ぼくの影に」

「うん」


芽衣は影に入ろうと念じると

自分の影に入り影から影に移動出来るようだった


「すごい」


俺の影から姿を出して一言言う


「出来たね」

「うん 色々使えそう これ」

「それから…」


俺は短剣ホルダーも作り出して芽衣に渡す


「これ」

「ベルト?」

「腰に短剣付けるためにいるよね」

「あ うん なにからなにまでありがとう」


それを見ていた美穂と未来が顔を膨らませていた


「むぅ」

「わたくしたちにもなにか…」


二人の機嫌がよくなくなってるのを見て

俺は二人にもビット武器を渡すことにした

美穂には星型 未来には月型

それぞれ渡す


「これで機嫌直してくれる?」

「「うん」」


美穂達のビットは

念じれば分身して行き二人の意思で自由自在に飛び回るというもの

二人の杖とリンクしているから実質一つの武器になる


そのあとも階段を目指していき階段近くに辿り着くと

ブラックホーンよりさらに大きい

バッファローみたいな牛が湧いていた

巨大暴牛と鑑定してみると出た


美穂達3人ともビットを飛ばしていき

ほぼ瞬殺に近い速度で

それを仕留める


階段をみつけた後

俺たちはその場で休憩をしておやつを食べる

今日も母親が持たせてくれた


「今日はステーキサンドみたい」

「おばさん 毎日色々作ってくれるよね」

「わたくしたちは助かってますけど」

「わぁ ステーキ 悠 貰うね」


ミアさんは早速食べ始める


「深愛様 食べることが好きみたいだよね」


芽衣がミアを見て呟いてる

俺たちもステーキサンドを食べると


「おいしい やっぱり高級牛」

「「「うん」」」


食べ終えたあとで

俺はアイテムボックスを確認する


「解体されてるぽい

 各ブロック毎にまとめられてるようだね 肉」

「すごいね」

「サルとか狼も解体されてるけど…どうなの?」


芽衣が困惑そうにいう


「狼の毛皮とかは売れそうじゃない?

 サルは…前世だと猿の脳みそとか食べる国もあったようだけど」


俺はそう答えると


「えぇぇぇぇぇぇぇぇ? 脳みそ食べれるの?」

「やだ」

「うん」


美穂が思いっきり言うと二人とも同意してる


「とりあえず、冒険者協会にでも渡してみよう」

「そうだね」

「「うん」」


こうして休憩を終えて53階層へ降りていく


闇狼の双剣

なんて読ませるかなかなか決めれなくて

センスもなにもないです


書いているときは

やみおおかみで変換していたので

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