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異世界で夢を叶えたい~ダンジョンでみつけた魔物などで食文化、産業革命を提案する~  作者: クーニー
ダンジョン攻略 50階層から61階層まで
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63話 ゴーレム

50階層は壁の作りが金属になっている階層だった

ミアさんに索敵をして貰いつつ進んでいくと

芽衣がみんなにストップをかける


「そこに落とし穴 そこの壁に転移魔法が隠されてます」

「芽衣さんありがとう」


落とし穴は空を飛んでればいいし

魔法トラップだけ気をつけながら進むと

ミアさんが指を差しながら


「ゴーレム 多数いますね」


俺たちはゴーレムを目視できる位置まで行く

見た目3メートルはあるだろう それは

ブロックを組み立てて作ったような形になっている

ド○ク○シリーズに出てくるような

ゴーレムに近かった

芽衣が弱点看破スキルを発動


「うーん 個体ごとに核の位置が違う」

「あれが胸 あっちが頭 そっちが肩

 これ 普通の人には大変だよね 弱点看破なんてないんだし」


俺が呟くと美穂も続けていう


「まぁ、やることは変わらないですし」


未来は問題ないといわんばかりにいう


「ゴーレムの色も色々あるよね

 鉄 アルミ 銅 銀もあるぽいね」


美穂が観察しながら言う


「うん 割合的には銀のが多いのは

 ここがシルバーゴーレムの階層だからなのだろうね」


俺も続けて感想を言ったあと

ビットを展開させる 芽衣も同様に展開させていき

美穂と未来は氷の針を空中に大量に作り出す

それぞれ別個体の核に攻撃を仕掛けていき

核を破壊させていく


「核を破壊させるとただの金属の塊に」


俺はそこにある金属の塊を見て呟く


「ゴーレム1体でも3メートルもあるんだから

 こんなにいると…」


美穂が目の前にある金属を見て呆れていう


「回収していきますね」


ミアさんは普通にそれらをアイテムボックスに改修していく

俺たちはそのあとも特にトラブルもなく

下に降りる階段付近まで辿り着くと

そこには今まで出てこなかった色のゴーレムが沸いていた


「あれがミスリル?」


俺が呟くと未来達もかしげる


「ゆきくん 鑑定スキルでも添付させたら?」

「あ うん そうだね」


俺は全員の指輪に鑑定を付け加えた


「早速 鑑定 …ミスリルゴーレムと出てる」

「この階層にもいることはいるのね これ」

「そうみたいね」

「弱点は…背中側にあるみたい さくっと片付けますね」


芽衣はビットを飛ばして背中から核を狙い破壊すると

ミスリルゴーレムはかたちを崩して

ミスリルの山になる


「回収しますね」

「うん なんて言うか 芽衣さんもあっさり仕留めているし

 簡単だよね」

「それをゆきくんがいう?」


美穂がジト目してくる


「さて、時間は…まだ3時前ですね」


未来が時間を確認していうと


「51階も片付ける?」


俺はみんなに聞く


「「「「うん」」」」

「あ その前に」


俺がそう呟くと美穂が


「どうしたの?」と首をかしげる


「お母さんから おにぎり渡されたから」


アイテムボックスから

ブラックホーンの肉巻きおにぎりを取りだして

一つずつ渡していく


「おばさん 遠足感覚で渡してるのかな」

「実際 わたくしたちにとっては遠足ですけど」

「あはは」

「お肉 お肉 悠 食べていい?」

「うん 食べてから降りよう」


ミアさんは食べものに目がないようだった

それぞれおいしそうに食べた後

コップをアイテムボックスから取り出して

水魔法と氷魔法を使って氷水を作る

それを見た美穂達は


「ゆきくん 魔法の使い方 間違ってる」

「こんなことに魔法を使う人って」

「でも、冷たくておいしいよ」


こんな呟きをしている

おにぎりを食べ終えて休憩終えたあと

下に降りる階段で51階層へ降りていく


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