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異世界で夢を叶えたい~ダンジョンでみつけた魔物などで食文化、産業革命を提案する~  作者: クーニー
ダンジョン攻略 50階層から61階層まで
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62話 ダンジョンへ

芽衣のレベル上げをした翌日から週明けまで

俺たちは大人しく学校生活を過ごして

週明け月曜日の午後


「いよいよ」

「ゆきくん わくわくしてるね」

「うん はじめてのダンジョンだし」

「いったん 家に帰って食事を済ませたあと

 50階層へ案内して貰う人と会いますので

 皇宮まで みなさん おいで下さい」


未来がそう言うと全員頷いて

瞬間移動で家に帰り食事をする


「幸正 気をつけて行ってらっしゃい」

「うん とりあえず50階層だけだと思います たぶん」


母親の言葉に返事をすると

ジト目されてしまい


「たぶんって…時間あれば行けるところまで行くつもりでしょ」

「あはは…」

「もう…おやつにおにぎり作ったからアイテムボックスに

 入れて行きなさい」

「ありがとう」

「肉たくさんあるし…

 焼き肉おにぎりにしておいたわよ」

「ありがとう お母さん」


肉は生前から大好きだった

好きな具材でおにぎりはありがたい


「いってきます」

「いってらっしゃい」


俺は瞬間移動で待ち合わせ場所に移動すると

すでに美穂達が揃ってた


「ゆきくん 案内役はまだ来てないから

 もう少し待たされそう」


美穂がそう言ってくる


「それまでに確認事項とかある?」


俺がみんなに聞くと

美穂と未来が俺に提案してくる


「変身するとき カーテンありのボックス作ってくれると嬉しいかな」

「裸見られるの恥ずかしいし…」

「あ…うん わかった」


俺は洋服店などにある試着スペースをイメージして

3つ作り出すと美穂、未来、芽衣に渡す


「「「ありがとう」」」

「他には?」

「うーん ダンジョンの地図とかどうするの?」


芽衣がそう聞いてくる

俺は考えてみた地図なんて能力でなんとかなりそう


「ミアさん 索敵やフロアマップをウインドウ表示して貰えない?」

「わかったわ わたしは戦闘に参加しない代わりに

 地図表示とか回収とかするわね」

「ありがと あと 芽衣さんは罠感知もあるから」

「うん いうね」


会話をしていてしばらくすると

ごっついおじさんがやってきた


「未来様 お待たせしました 50階層到達者の太郎です」

「突然の依頼で申し訳ありませんがよろしくお願いします」


太郎と名乗った冒険者に未来が返事をすると

太郎は頭に手をのせながら頭を下げて


「かしこまりました あの ダンジョン入口で転移魔法陣を使って

 50階層に飛ぶだけでよろしいのでしょうか?」

「はい そこからはわたくしたちだけで問題ありませんので」

「自分も模擬戦には参加してましたが

 そちらの美穂様や幸正様の強さわかりますが

 もしかして未来様も?」

「そうですね この場にいる5名全員

 化け物といってもいいほどです」


未来がそう答えると太郎がひきつってしまってた


太郎の案内でダンジョンの入口に1時間ほどで到着


「歩きだと 距離がある場所なのね」


美穂が呟く


「そうですね 皇宮からは離れている場所ですから

 お疲れではありませんか」


太郎が気を遣ってくる


「「「「大丈夫です」」」」


女性陣が返答をする

そしてダンジョンに入る前に俺たちに許可証を

太郎が渡してきた


「許可証です 必要なさそうですが一応」

「「「「「ありがとうございます」」」」」


許可証を受け取った後ダンジョンに入っていき

すぐそこの小部屋に入る

中には床に大きな魔法陣が描かれていた


「ここに乗ってください

 そうすると移動階層が空中に表示されるようになります

 今回は俺が行いますので」


全員魔法陣に乗ると太郎が

50階層を指定する

床にある魔法陣が白く光り出していき

魔法陣を囲んで光の柱になり転移が行われた

一瞬目の前がブラックアウトするような感覚だった


「到着しました 次からは未来様達も50階層には飛べますので」

「ありがとうございます 代金は皇室から受け取ってください」

「はい それでは 気をつけてください

 ゴーレムは核となる部分を壊さないと再生しますので」

「ありがとうございます」


未来がお礼を言うと

太郎は頭をさげてから再び魔法陣で戻っていった

俺たちはそれを見届けた後

変身をしてから

ミアさんがマップウインドウを空中に表示してくれると

下に降りる階段を目指して進んでいく


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