58話 おいしい食材を
7日の土曜日
はじめて100/日PV超えていて驚いたところでしたが
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芽衣がレベル4になったのをみてから
パーティーに再度入って貰うと俺はみんなの経験値倍増を
2倍に戻す
「みほちゃん みくちゃん 芽衣さん ぼく
経験値倍増にセットするね」
「ゆきくん 深愛さんはいいの?」
美穂が突っ込んでくると
ミアさんが答える
「わたしはステータス∞になってるから
気にしないで平気です」
「「「えっ?」」」
3人が驚くようにミアさんを見る
「わたしは基本的にみてるだけにしますし
倒した魔物の回収とか時々宝箱も出ると思うので
それの回収をしてますね」
「干渉しないように心がけてくれてる訳ね」
美穂が納得したように言う
「そうですね あまり干渉するのはダメだと思いますから」
ミアさんもそう返事を返す
「それで時間はまだまだあるし…」
俺がそう言うとみんな頷く
「ミアさん この辺で魔の森の中に猪とか牛とか
その辺の魔物いません?」
「ゆきくん 食べるために狩ろうとしてるでしょ」
美穂が突っ込んでくる
「うん 4匹ぐらい狩ればそれぞれの家に持ち帰れそうかなと」
「またお母さんに怒られるよ」
「お母様にまた言われそう」
「わたしは家は…驚いて腰ぬかしそう」
「せっかく 狩れるんだし美味しいもの狩った方がいいよね」
「「「そう…だけど…」」」
美穂達がそんなことをいってる間に
ミアさんは索敵を完了していた
「向こう側にブラックホーン 黒毛牛の巨大な魔物がいますね
レベルとしては…そうですね 40ぐらいですね」
「ありがとう 4匹ぐらいいます?」
「いますね 移動しましょ」
「うん」
美穂達は呆れつつも俺とミアさんの後をついてくる
「結界の中に入ってもいいんだよね」
「人間には害はないと思うから大丈夫ですね」
俺の問いかけにミアさんが答える
俺たちは上空を飛びながら結界内に入ると
ブラックホーンの群れの上空で停止する
「芽衣さん 弱点看破スキルおねがい」
「はい 発動」
芽衣が弱点看破スキルを発動すると
ブラックホーンの身体に赤い点が表示される
敵対行動とみなされるが
俺たちは上空にいるからブラックホーンはなにも出来ずにいた
「それぞれ1頭ずつしとめよう?」
「「「うん」」」
俺は風魔法を使って風の針を生成する
美穂と未来は水の針
芽衣はそのままフラワービットで
それぞれ赤い点めがけて攻撃を数回
美穂 未来 芽衣は一撃だが俺だけ武器を使ってないので
攻撃力補正がないのだ
ブラックホーン4頭を倒し終えるとミアさんが回収していく
レベル40の魔物4匹 実質8匹分倒したわけだから
俺たちは一気にレベルが上がっていく
ミアさんが回収終わったのを見て
俺は未来に話しかける
「みくちゃんところって解体してくれる人いる?」
「もう そう言うのを頼んでくるのね
いますね そういう専門の人」
「じゃあ、今から皇宮に移動でいいよね」
「はぁ…仕方ありませんね みなさんいいですか?」
美穂は問題なく頷くが芽衣は青くなっている
「わ、わたしもですか?」
「大丈夫です お爺様やお父様にお会いになるわけではありません
お母様や侍女にはお会いになるでしょうが」
「皇太子妃殿下様? ひぃ~」
「大丈夫ですから」
未来が芽衣をなんとか諭して
みんなで移動すると
玄関で栄達が俺たちを見てやってきた
「姫様 お帰りなさいませ」
「ただいまもどりました こちらの黄色い服の子は
紺菱呉服店の娘さんで芽衣さんです」
「いらっしゃいませ 侍女長を務めている栄と申します
未来様達と同様に変身ですね」
「はい…」
「栄 頼みがあるのですが」
「姫様なんなりと…」
「ブラックホーン4頭を狩ってきましたので
解体作業をお願いしたいので専門の人に手配を」
「………はい? ブラックホーンと仰いました?」
「はい さっき4頭」
それを聞いた栄は
俺をぎろりと見て頭を抱えながらやれやれという風に
首を振りながら
「直ちに…そのブラックホーン4頭はどこに?」
「深愛様のアイテムボックスにしまってます」
「深愛様 一緒においで下さっても?」
「はい ついて行きますね 悠 みほちゃん みくちゃん 芽衣ちゃん
またあとでね」
「「「「はい」」」」
栄はミアさんを連れて急いで奥へ行くのを見てから
俺たちは未来の部屋に移動する