57話 芽衣のレベル上げ
芽衣視点です
幸正くん達と一緒に瞬間移動で
魔の森の結界付近まで移動すると
幸正くんがわたしに話しかけてきます
「成長倍増×10と経験値倍増×12を芽衣さんに付与しますね」
そう言うと幸正くんがわたしの手を握り念じます
「ステータス確認してみて」
「はい」
紺菱芽衣 女 7歳
レベル 1
HP 13/13 MP 7/7
力 4
体力 4
素早さ 5
器用さ 7
知力 3
精神 1
運 2
装備
フラワービットA 攻撃力 9999 遠見 弱点看破
フラワービットB 攻撃力 9999 危機感知 罠感知
バトルジャケット
ダメージ無効 状態異常無効 自動HP回復 自動MP回復
スキル 成長倍増×10 経験値倍増×12
「問題なくスキルも付与されてるね」
「うん」
「じゃあ、芽衣さん いったんパーティーぬけてソロになって」
「えっ?」
「ソロで角うさぎ1匹倒せば ぼくとみほちゃんと同じ
レベル4になるはずだから」
そこでみほさんが
「そういえば 角うさぎ 6匹倒しただけだったね わたしたち」
「うん だから計算上 ×12で1匹でいいはずかなと」
「わかりました」
わたしがパーティーをぬけると
「フラワービットは芽衣さんの意思で動くはずだから
念じてみて」
「はい」
わたしは髪飾りになっているフラワービットを
花びら一枚一枚分離させるイメージで念じていく
すると花びら一枚一枚 わたしの周りをくるくると
まわりながら浮かんでくれたのでした
「浮かびました」
「じゃあ、角うさぎを見て弱点看破スキル発動を念じて」
「うん 発動」
角うさぎの中に赤い点みたいなのが
みえてきました
「赤い点がみえました」
「そこにフラワービットに魔力込めて射撃してみて」
「はい」
魔力をフラワービットに流していき
赤い点に射撃するようなイメージをしてみます
すると10個のビットから一斉に
光線が発射され赤い点にあたったのです
見ると角うさぎはピクリと動かずその場で倒れてました
頭の中にファンファーレが4回響いてきました
「ミアさん うさぎ回収してくれる?」
「はいはい」
幸正くんはミアさんにそう頼むと
ミアさんがうさぎをアイテムボックスに入れていきました
「レベルアップの音 なった?」
みほさんが聞いてくるとわたしは頷いてステータスをオープンします
みんなにみえるようにウインドウを大きめに
紺菱芽衣 女 7歳
レベル 4
HP 13/173 MP 3/47
力 124
体力 124
素早さ 205
器用さ 207
知力 43
精神 41
運 42
装備
フラワービットA 攻撃力 9999 遠見 弱点看破
フラワービットB 攻撃力 9999 危機感知 罠感知
バトルジャケット
ダメージ無効 状態異常無効 自動HP回復 自動MP回復
スキル 成長倍増×10 経験値倍増×12
「わぁ…」
自分のステータスを見て驚いてます
「うん 問題なくドーピングできたね」
「素早さと器用さがかなり高いよね 芽衣さんは」
「速攻で始末してくれそうですね わたくしたちが動く前に」
幸正くん達がわたしのステータスを見ながら
それぞれ感想を述べてます
「さて パーティーに入って」
「はい」
わたしは再びパーティーに加わりました