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異世界で夢を叶えたい~ダンジョンでみつけた魔物などで食文化、産業革命を提案する~  作者: クーニー
中央での生活 ダンジョンに入るまで
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55話 芽衣の髪型

芽衣視点です

昨日は幸正くんから武器貰っちゃったけど

髪飾り…どうしよう

わたしは手に持ってる花型の髪飾りを眺めながら

鏡の前で悩んでいた

普段お下げにしているけど髪型変えようかなと思い

朝起きて鏡の前で何分もこのまま


「芽衣ぃ まだ寝てるの? 学校遅れちゃうわよ」

「あ はーい」


お母様が呼ぶ声が聞こえてきて返事をしたものも


「どうしよう…」


未来様やみほさんにはかなわないのはわかってます

でも、可愛く見せたいと思ってしまうから


「結う場所 高めにしてみよう…かな」


わたしは髪を高めで結ってみた


「両方とも…これにしよう うん」


髪を結ったあと部屋から出て行き顔を洗ったあと

食卓に着くとお母様がわたしを見て


「あら 芽衣 髪型変えたのね」

「う、うん」

「髪飾りも付けているようだし…もらいもの?」

「そう…」


わたしはあまり突っ込まれたくないので相づちだけすることにした


「学校 遅れるから さ、食べなさい」

「うん」


朝ご飯をさっさと食べた後

部屋に戻り鞄を持って玄関に行き靴を履いて

家から出ると人気のない場所に移動してから瞬間移動で登校する

幸正くんから貰った指輪

ほんとに便利すぎるよね 遅刻とかしないですむ

教室に行くとわたしを見てひそひそと会話を始める

クラスの人たちを尻目に席に着く


「ふぅ」


わたしのこと妬んでるんだろうかな

未来様と仲良くなってること

面白くないと思われてそう

しばらくすると幸正くんやみほさんが教室に入ってきた

幸正くんは普通にわたしのとなりの席に座り

みほさんは近くに立ちながら二人とも挨拶をしてきた


「「おはよ」」

「おはよう」


みほさんはわたしの髪型を見て


「芽衣さん 髪型変えたのね ツインテール」

「あ うん ツインテールというのね この髪型」

「もしかして わからないままやったの」

「うん 鏡の前で迷って…」

「そうなんだね ねぇ ゆきくん 芽衣さんの髪型どう?」


みほさんが不意に幸正くんに話を振ると

幸正くんはわたしを見ながら…どもりながら返事をしてきた


「か、かわいいよ ツインテールとか好きだし」

「むっ ゆきくんっ」


みほさんが幸正くんの頭を叩いてしまう


「わ、みほさんもそこで叩いたりするのはよくないです」

「むぅ…」

「芽衣さん ありがと ツインテールはフラワービットをつけるため?」

「うん 2つあるし 髪型かえてみようって」

「かわいいよ」

「あ、ありがと」


幸正くんに可愛い言われて赤くなってうつむいてしまうと

みほさんがまた幸正くんを叩いてます


「みほちゃん 叩かないで」

「なによ? 芽衣さんまで好きになるの?」

「「えっ?」」


わたしも幸正くんも驚いて声を上げる

お互いに見つめ合いながらうつむく


「ほらぁ…ゆきくん こっち向いて」

「は、はい」


わたしのことも可愛いって思ってくれるのは嬉しいけど

みほさんや未来様のこと考えると

幸正くんのこと好きになるのはダメなんじゃないかと思ってしまいます


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