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異世界で夢を叶えたい~ダンジョンでみつけた魔物などで食文化、産業革命を提案する~  作者: クーニー
中央での生活 ダンジョンに入るまで
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54話 美穂 未来 深愛

俺は一息をつくために部屋の隅に行き

皿に出されているおかずを盛って食べ始めていると

未来と美穂がやってきた


「お母様に叱られたようですね」

「うん 報連相しろと」


未来の問いかけに俺が答えると

美穂の方は


「わたしも叱られたわ 連絡してなかったし はぁ」

「そんなにミアさんのこと緊急なのかな」


俺がそう言うと未来は呆れたように


「相手は神様と同等な人なんですから

 お爺様達の反応は仕方ありませんよ」

「そ、そう そりゃ、ぼくもはじめて声をかけられたときは

 畏まった言葉遣いしたけど ミアさんがするなと言うし」

「そうなんですね」

「深愛さん 家でも普通に暮らしているし

 神様という感じにみえないのは わたしも感じる」

「みほちゃん 仲良く出来てる?」

「うん」

「よかった…」

「なによ? わたしが仲良くしないと思ったの?」


美穂が顔を膨らませながらそう言う


「ぼくが他の女の子を見ると怒るから」

「もう…」

「みほさんが怒りすぎるのも原因なんですよ」

「むぅ おねえちゃんまで」

「でも、深愛さんって ふわふわしてて

 落ち着くから…ゆきくんの言ったこともわかる」

「でしょ」

「うん」


そのあと3人でゆっくりしていると

ミアさんもやってくる


「悠 皇室のみなさん わたしの扱いが…はぁ」

「「「おつかれさま」」」

「そういえば…あの空間は死んだときに意識だけ行く空間なんですよね」


俺はミアさんに聞いてみた


「そうですね あそこは意識というか魂そのものをですね

 わたし自体は別の場所でテレパシーでしたが」

「ミアさんの次元だと食べものとかはあるんです?」

「あることはありますが…おいしさとか関係ない世界だから」


そんな世界なんだ…

それを聞いた未来と美穂は


「神様の世界って面白くないのかな」

「どうなんだろうね」

「面白くないというか時間という概念が存在してないですからねぇ

 人間みたいに短い人生をと言うわけでもないですし」

「そ、そうなんですね」

「何万年も生きてるんですか?」

「そうですねぇ 仕事をしつつ並行処理で

 日本のライトノベル等 読んでいたりしてました 最近は

 たまたま 悠の人生気になったからと言うのが声をかけた理由ですし」

「ミアさん ありがとうございます

 この世界に転生させてくれて みほちゃんやみくちゃんにも出逢えたり

 前の人生では片想いだったから その」

「「ゆきくん…」」

「わたしもこうやってこの世界に降りて来れて

 色々楽しめてますしわたしの方こそ ありがとう」

「それでみくちゃんたち ダンジョンのことだけど」

「「あ うん」」

「来週明けから…と言う感じになるみたい」


美穂が首をかしげて「どうして?」と聞いてくる


「1階層から60階層まで自力で行くと時間かかるじゃない?」

「うん」

「あっ、転移魔法陣ですね 50階層到達者に

 50階層まで転移をですね」


未来がそう言う


「うん」

「でも、ゆきくん やろうと思えば

 その転移魔法陣を乗っ取りとか出来るんじゃないの?」


美穂が俺に突っ込んでくる


「まぁ そうなんだけど やらかしばかりしてると…

 お母さん達に…」

「それは そうだね」

「それでミアさんもついてきて貰うことになるけど」

「はい 問題ないですよ 来週の午後からですね 最優先事項ね」

「うん 最優先事項…言うのはまずそうだけど」

「「どういうこと?」」


美穂と未来が首をかしげて聞いてくる


「あ うん ミアさんの身体のモデルとなっているアニメに出てくる

 女の先生の口癖なんです」

「「なるほど…アニメが元ネタ…」」

「ゆきくん そのアニメみせて」


美穂が俺にそう言ってくる

未来も頷きながら美穂と同調する

俺はウインドウを開いて

おね○い☆テ○ーチ○ーを見せていく


「ミアさんにそっくり…」

「と言うか これがミアさんの元なんですが 声も確かにそんな感じですね

 納得しました」


二人が納得してアニメを見ているのだった


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