522話 食の祭典 1日目 23
句美子視点です
今日は、わたしたち虹色少女隊と
ひな先輩達宝石少女隊の面々は会場に行かずに
侍女寮の地下室で歌や踊りの最終練習をずっとしていました
明日に本番が迫っていて…みんな緊張と焦りと
いろいろな感情がおり交ざっている中での練習になっています
部屋の壁にずらりと並べられている鏡を見ながら
自分たちの躍りをチェックして立ち位置などを
修正していきながら完成度を高めていってます
ずっと練習をしていて汗がびっしょりになっていて
ひとまず休憩を挟もうと…わたしがみんなに提案しました
「いったん 休憩しましょ?」
「そうだね」
「「「「「うん」」」」」
わたしの言葉に美海ちゃんが相づちをすると
みんな頷いて休憩を取ることにしました
アイテムボックスから詰めたい飲み物をとりだして
それぞれ飲み始めながら、明日のことを話しはじめます
「いよいよ 明日だよね ステージ どきどきするね」
みなみちゃんが緊張気味に言う
「自信ないですぅ 失敗したらどうしよう」
舞菜香ちゃんが涙目になりながら言う
「練習いっぱいしたんだから…うまく行くよね」
ななみちゃんが舞菜香ちゃんを見ながら励ますかたちで答えね
「はじめてだものね」
「うん すずたち…はじめてだもん お客さんの反応も心配」
「だよね」
ことりちゃん すずちゃん みゆちゃんと続けて口にする
わたしたちの初ステージ…不安でしかないけれど
やれるだけやるしかないと思い
わたしはみんなをみて笑顔で口にした
「ここまで来たんだから…成せばなるだよ
笑顔でがんばろう」
「「「「「「うん」」」」」」
「練習している曲にもあるよね 極上スマイルという曲が」
みなみちゃんが練習している曲名を言いながら明るく言うと
全員で頷いた
「躍りまで練習した曲は3曲だけになったけど
それ以外にひな先輩達と合同で歌う曲は
明後日の午後のステージになるよね」
わたしが確認のために言う
「うん その曲は躍りなしで歌だけだから平気そうね」
「「「「「「うん」」」」」」
「さて、もうすこし休んだら…もうひと頑張りしましょ」
わたしが明るく言うと…みんな頷きながら休憩を取ったあと
練習を再開することにした
全部で3曲と歌だけの練習をあわせて4曲
練習をしっかりする
泣いても笑っても明日が本番
やれるだけのことはしよう
きっと ひな先輩達も同じように練習中だと思うから
わたしたちが失敗ばかり多いと
ひな先輩達にも迷惑かかりそうだから頑張らなきゃ
こう思いながら夜ご飯まで
わたしたちは真剣に練習に励むことにした




