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《超長編》 異世界で夢を叶えたい~ダンジョンでみつけた魔物などで食文化、産業革命を提案する~  作者: クーニー
食の祭典 当日

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505話 食の祭典 1日目 6

拓郎視点です


ブクマ いいね ありがとうございます


朝7時半過ぎ、わしらは食卓を囲んで朝ご飯を食べていた

娘のひまりは瞬間移動を使えるようになってから

登校時間もだいぶゆっくりになっている

朝ご飯を食べつつつけっぱなしのテレビからは

こないだの事故のことを今日もコメンテーターが

色々と喋っている様子だった

それを聞きながら、ひまりがため息をついて口を開いた


「ふぅ…今日もなのはちゃんと

 杏ちゃんの話で持ちきりだね テレビ」

「そうだな あーでもないこーでもない…と」


ひまりのつぶやきに、わしも相づちをする


「あなた その場所にいたんでしょ どうなっていたの?」


美沙も興味あるようで聞いてくる


「どんなって言われてもなぁ 杏ちゃんが範囲回復魔法を使って

 なのはちゃんが次々とビルから救助していただけだな

 どっちかと言えば…杏ちゃんの魔法の方が

 野次馬連中は驚いていただろう」

「なるほどねぇ そう言えば…回復魔法なら

 由美ちゃんも使えたよね?」


美沙がひまりを見て問いかける


「うん エールバトン…由美ちゃんが持っている武器だけど

 それに回復魔法も付与されているから使えるね」

「由美ちゃんも気をつけないとまずいわね

 下手に人助けで使っちゃうと…大騒ぎになるわよ?」

「そ、そうだね わたしも学校では大人しくしているつもりだから」


ひまりが顔をひきつりながら答える


「ひまりも瞬間移動するとき気をつけなさいよ」

「うん」


美沙は色々と心配性みたいであれこれ言っている

確かに娘もそうだが…由美ちゃんやさちこちゃんも

周りに勘ぐられないように気をつけないと

めんどくさいことになりそうだ


「ごちそうさま あ お父さん お母さん

 今日は手伝い無理だけど…明日は午後から

 わたしもウェイトレスとして手伝うから」

「ありがとうな 今日はそれほど人が来ることもないだろうと

 思っているから…わしらだけで平気だろうが

 明日と明後日だな」

「そうねぇ 明日と明後日は覚悟しておかなきゃね」


美沙も同意して答えていた

このあと、ひまりを見送ったあと

わしと美沙はゲートをくぐり桜木家の裏庭の地下室7階層へ移動する

すると…音美ちゃん、ひよりちゃん、広大くん、隼人くんが来ていたようで

わしと美沙を見て「おはようございます」と言いながらそばに来る


「「おはよう」」


わしらも挨拶をかえしたあとで今日の予定を伝える


「おそらく目が回るほど忙しいと言うレベルには

 ならないとは予想はしているが…4人ともよろしく頼む」

「「「「はい」」」」


このあと4人と一緒に向こうの世界に行くと

音美ちゃんがわしらを見て口を開く


「瞬間移動をしますので…手をつないでください」


わしも美沙も指輪は一応持っているが

音美ちゃんに任せることにした

音美ちゃんの瞬間移動で会場に行き素早く作業を進めていく

昨日までに作り置きしていたものや

飲み物などはすでに冷蔵庫などに入れてある

おでんや味噌汁等を火にかけていき

お客さんの注文によって、その場で作ることになるものは

それぞれ分担して作ることにする

4人とも緊張している様子だったから

わしは4人に話しかける


「緊張は仕方ないことだから…なんとかなると思えばいいぞ

 わしと美沙もいる あと…ぼたんさんも入ってくれる予定だから

 4人は自分の持ち場だけがんばってくれればいい」

「「「「はい」」」」

「明日と明後日が大変だろうから

 強は練習だと思ったらいい」

「「「「はい」」」」


10時の開場まで準備を進めていると

ぼたんさんやさくらさんもやってきて準備に加わってくれる

周りを見ると…和菓子屋さんのところにはかえでさんが入るみたいだ

すみれさんは入口の方で試食品の配りをするようだった

こうして10時になり、わしらは気を引き締めた


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