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《超長編》 異世界で夢を叶えたい~ダンジョンでみつけた魔物などで食文化、産業革命を提案する~  作者: クーニー
食の祭典 当日

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501話 食の祭典 1日目 2

陛下視点です

ブクマ いいね ありがとうございます

次回は1週間後です

わしは朝食の席で一同を見ながら言葉を発した


「いよいよ 食の祭典 当日となったな」

「「「「「はい」」」」」


全員が頷きながら返事を返してくる


「本来ならば…国ですべき事業のはずじゃが

 結局、皇室の侍女見習いや幸正の関係者に任せてしまったのは

 心苦しいのぉ」

「そうですね 材料は国の予算で買い付けはしていましたが

 ほとんどは…わたくしたち関係者のみになってしまいましたね」


ゆかりも困ったような表情で言葉を続けてくる


「時間的に仕方なかったとは言え…

 皇室ですべき事業ではないわけじゃ」

「はい 来年の夏の方は…きちんと国でやって貰う必用もありますね」

「うむ あまり、我々が動きすぎるのもよくないじゃろうて」


この国の政治には基本的には表立って口出すことをしないというのが

議院内閣制を導入してからの決まりだから

我々、月宮のものがあまり色々やるのは

いかがなものだと思うわけだ


「お爺様 考えても仕方ありません」

「未来…」


わしとゆかりが話をしているのをみて

孫娘の未来が口を挟んでくる

確かに考えても仕方ないことだ未来の言うとおりなのだが


「時間的に国に任せることは難しかったわけですし

 今日からの3日間に…どれだけの人に料理を食べて貰えるか

 そのあと…レシピもわたすわけですし

 国民の皆さんが広めてくれるかどうか

 それは国民の皆さんに委ねることになると思います」


確かに未来の言うとおりじゃな

レシピ…料理の作り方を書いたものだが

それも会場に訪れたものに配る予定になっておるなら

そこから各人次第じゃ


「そうじゃな…来年夏は我々ではなく

 今日からの3日間でレシピを持ち帰り

 精進した料理人達の出番だな」

「「「はい」」」


わしの言葉に美穂子、ゆかり、未来の3人が頷く


「陛下 そろそろお時間です」


部屋の隅で待機していた栄が時計を見ながら

わしに声をかけてきたのを見て頷く


「うむ 栄よ 孫の方よろしく頼む」

「かしこまりました」


生まれてまままだ1年も経ってない孫を

栄などに任せることにして

わしら5人と護衛に当たる剣斗たち

そして未来の専属となりつつある

すみれ、かえで、さくら、ぼたんの四聖侍女の4人で

出かける支度をしていき

黒塗りの高級自動車に乗り会場に向かうことにした

未来や四聖侍女、それ以外にも

わしらも瞬間移動は可能じゃが

政府関係者や財閥、マスコミ関係者も集うわけだから

瞬間移動よりは車の方が大事にならずにすむだろうという事じゃ

そして車を数台使い会場まで移動となった


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